去年に続いて、春の登山&温泉の旅。
山も温泉もえしぇ蔵にお任せ~。
しかし・・天気予報どおり初日は雨。
なので、のんびり出発して、温泉を楽しんで登山は翌日というBプランを決行。
途中のSAで食べるためにランチのパンをyakichiで購入。
先日の料理教室でパン談義になったときも、ここのパンが福岡で一番好きという方もいて、ハード系好きにはかなり人気。我が家もファン! 特に小豆の入った”ざぶとんパン”がお気に入り。
車の中がパンのいい香りで満たされて、雨だけれど快適なドライブ。
霧島に到着して、まずは霧島神社へ。
足湯のアヒルのおけが可愛い♪
霧島神社はかなりのパワースポットらしい。
霊感ゼロの私はどんなパワーがあるのかは分からないけれど、澄んだ空気と緑の濃い木々に囲まれて、厳粛な静けさを楽しむことができた。パワースポットとは外から力をもらうというより、五感が研ぎ澄まされ、普段は眠っているけれど本来自分が持っている内なる力が目覚める場所なのかもしれない。
樹齢八百年の御神木
雨もまたよし。
道の駅に寄った後、夕方宿にチェックイン。
さっそく大浴場へ。
今回、えしぇ蔵がセレクトした宿は、『積み草の宿こまつ』
客室が少ないこともあり、ゆったりとくつろげ、料理も美味しく、サービスも行き届いてとてもいい宿だった。
10畳ほどの和室に、小さな洋間がついている。
部屋にも風呂と露天風呂がついている。
フォーカスかけてインスタにアップした写真。
お風呂あがりにルームサービス(無料)のかき氷を頼んでみた。
そしてお待ちかねの夕食。
前菜のプレートには春~初夏の食材がたっぷり。
1品1品、ちょうどよいタイミングで運ばれてくる料理を熱燗とゆっくり楽しむ。
アオサのお吸い物の後、地鶏のたたき。
崩しながらいただく、揚げだし納豆。これ美味しい!
野菜のてんぷら
黒毛和牛のステーキ。
品数は多いけれど、量が多すぎないところが嬉しい。
霜降りのお肉はほんの少しで満足。
器がユニークだなぁ・・とお聞きすると、二つの窯元さんを教えてくださった。
最後に黒豚のしゃぶしゃぶ、ご飯にお味噌汁。
立派な金柑!
肌寒い日だったので暖炉のぬくもりが心地よい。
石にペイントした猫がなんともユーモラス。 本当にまるくなって寝ているみたい。
登山した後、温泉で疲れを癒すのもいいけれど、Bプランだと、長いドライブの疲れをとり、十分な休息をした翌日早い時間から登山できるので、それもまたいいかもしれない。
偶然前を通ったときにチラシをもらって、気になっていたピッツェリア。
開店祝いで3月中はディナーでピッツァが1枚サービス!
それは行かねば~と、ぎりぎりセーフの月末平日に。
ピッツァの前に軽く前菜で、ワイン。
イワシのマリネ
レバームースが美味しかったなぁ。
メニューからどれを選んでもいいなんて太っ腹!
パスタをトマトソースにしたので、チーズベースのきのこのピッツァをチョイス。
ナポリ風の薄くてもっちり生地に、たっぷりのチーズ。
この生地がものすごく好み!!
パスタももっちもちでソースも美味。
期待以上に料理が美味しかったので、デザートもしっかり食べて帰った。
ナポリ名物のスフォリアッテという焼き菓子と、カントゥッチーニ(いわゆるビスコッティ)。
スフォリアッテは、リコッタチーズやドライフルーツの入った貝の形をしたパイで、かなりしっかりと歯ごたえのある、パリパリのパイ。福岡にいながらにしてナポリ名物を食べられるとは♪
発酵ネタをもう少し。
初めてできた麹を元に、玄米麹に挑戦。
発芽させた玄米を蒸し器で固めに蒸し上げて、冷ましながら麹を混ぜ、木箱に詰めて温度計を差し込み、布でくるんでビニールに入れて、羽毛布団の中に入れて湯たんぽで温めること4日。
念願のモフッ!
わ~~い♪
えしぇ蔵から「布団が酒蔵みたいな匂い」と言われながら、温度を下げないように湯たんぽで温め続けた甲斐があった。
どの発酵食品も作る過程が楽しくて、あれこれやってみたいけれど、日々の食事に取り入れるルーティンも考えなければ。あとは腐敗に気をつけること。
発酵の7日間終了後は自宅での実践。
左から春の新芽の酵素、KOMBU茶、レモン酢、(漬け込みフルーツ)、黄金の塩麹、醤油麹
年末にフルーツケーキを焼くために先月から毎日混ぜていた漬け込みフルーツ以外は、今回の教室の復習。 家中の瓶を総動員。煮沸して、瓶に入れて、毎日かき混ぜて・・の繰り返し。
瓶が足りな~い。
ちょうどいいところに、教室でご一緒したHさんから、Weckの6個入りを共同購入しませんか~とのお誘い♪ チューリップ型の500mlとモールド型の500mlをお願いした。それから野田琺瑯と無印の琺瑯容器も買い足し。
後は、この瓶たちを置くところの確保という課題が残っている。
毎回、行くまでメニューが分からない料理教室。
それがまた楽しみでもあり。
今回はメニュー発表とともに、参加者の間でどよめきが・・。というのは大げさだけれど、先生も「これは賛否両論あると思う」とおっしゃっる1品。
それは、「苺のリゾット」
春だし、スタート前のテーブルもこんな感じだったから、サラダやデザートに苺を使うのかな、くらいは予測していたけれど、まさかのリゾット。
もうすぐおわりの菜の花も、オブジェの後は食材に。
先生が撮影した写真による料理のイメージ。
おっしゃれ!
新じゃがと菜の花のオリーブオイル蒸し。
菜の花をくたくたになるまで煮るのがポイント。
チキンの出汁で煮るのでデザートリゾットではない・・
しかし最後に苺のピュレを投入すると。。
こんなラブリーな仕上がり。
いろいろな種類の苺をトッピングして、チーズと胡椒をぱらり。
生ハムやレモンをはさんだ春キャベツのグリル
生ワカメと新玉ねぎのサラダ(ケイパー入り)
となると、ワインでしょ~。
辛口のロゼといっしょに旬を満喫。
苺のリゾットは女子会などで盛り上がること間違いなし。
家で再現はしないかもしれないけれど、リゾットの基本的な工程を学べたのでよかった。
先生お手製デザートは苺のムース。
いうまでもなく絶品。
あっという間の最終日。
7日間連続で通えるかな・・と最初は不安だったけれど、毎日楽しくて、美味しくて、行くのが楽しみで、終わってしまうのが寂しいなぁ。
今日の食材の中でひときわ魅力的だったのが自家製アンチョビ。
美しい!
先生の家の出窓にあると、つくしも素敵なオブジェ。
この後、庭に植えられて、来年からは自生するのかな。
しりしり器とチーズおろしを使って千切りにしたじゃがいもをに米粉をまぶして、フライパンに広げる。ガレット=ソバ粉のクレープのことだと思っていたけれど、丸く広げて焼いたものはすべてガレットというのだそう。
こんがり美味しそうに焼けたガレットに3種のディップソースを添えて。
水切り豆乳ヨーグルトとココナツオイルとアガペシロップでつくるクリーム
+ディル、アンチョビ、そして豆乳ヨーグルトで倍に増やしたブルーチーズの3種。
八朔の水キムチ、そして朝摘みのルッコラ、イタリアンパセル、フェンネル、ディル、ナスタチウム、赤玉ねぎ、八朔のサラダはとびきり新鮮。
もう1品は山盛りレタスと酒粕ペースト、柚子胡椒のオリーブオイル蒸し
デザートはフランス風にたっぷりのいちご。
苺をすくうための専用のスコップがあるところが、さすがフランス。
もちろん50度洗いした苺は甘さ倍増。
毎晩一緒に寝て、いないときも湯たんぽで温め続けた我が家のコージ。
いっこうにモフモフしないので、最終日に教室に持参して先生の診断を仰いだところ、「ちゃんと出来てますよ!いい香り。これは美味しい麹になりますよ」とお墨付きをいただいて、万歳♪
人生初の自家製麹を素に何を作ろうかな・・ やっぱり甘酒かな~。
7日間で配られたレシピや講義のプリントは50枚を超えた。
理系頭ではないので先生が説明してくださる発酵のメカニズムはあまり頭に残っていないけれど、昔から受け継がれてきた発酵食は身近なもので気軽に作ることができることを学び、それをどんどん身体に取り入れるためのレシピをたくさん習えたことは本当に大きな収穫だった。
これからは自主菌トレを頑張ろう。
仕込みより料理して食べるのがメインとなった後半
夜のクラス2日目も、仕事帰りに遅れての参加・・ついたころには、夜ごはんの準備がほぼ完成していた。
佐賀の天山酒造の新酒の酒粕♪
米粉と豆乳ヨーグルトを衣にする揚げ物。 今日は生姜と葱、ごぼうと人参のかきあげ。
天山酒造の酒粕は米粉をつけてそのままフリット。ふわーんと粕の香りがして、ねっとりと濃厚なチーズのような揚げ物。
ローズマリーで発酵させた自家製納豆を、すり鉢で潰して5年味噌と酒粕ペーストと合わせ、白菜キムチと胡麻油で炒めて煮込んだ、チゲ風スウプ。 これは大好きな韓国料理のチョングッチャンだ!
豆乳ヨーグルトで戻した松前漬け
そのほか、葉にんにくと生姜のバルサミコ炒め、いろいろハーブのサラダと、盛りだくさん。
チゲでぽかぽか温まって、夜の自転車も寒くない。
いよいよ明日は最終日。名残惜しいなぁ~。
初めての夜の教室。
大手門から荒江四つ角まで、初めてバスで走るルートは新鮮。
しかしあまりの混みように、歩いた方が早くない?
ということで40分ほど遅れて参加。
なので、最初の仕込み材料テーブルは、Yさんに写メで送ってもらったもの。
5日目にして初めての肉。豚バラブロックが鎮座してる。
発芽玄米で麹の仕込み
発芽玄米で自家製麹を作って、それで甘酒を作ったら美味しいだろうなー。
以前ならそんなこと思いもしなかったけれど、今なら1つ1つのプロセスを楽しめそう。
いろいろ大豆の納豆も糸を引いて、ほぼ完成。
自然の葉っぱに納豆菌がある!?
本日の夜ごはんは。。
初日に仕込んだシュークルートでアルザス風煮込み
シュークルート、大好きだから、これは楽しみ!
豆乳ヨーグルトに漬けた豚バラは、煮込む前に、紅茶の葉とハーブで軽く燻製にしてあるので、香りもまた素晴らしい。
豆乳ヨーグルトでつくるベジネーズを蒸したかぼちゃとさつまいも、ナッツのサラダに
豆乳ヨーグルトで戻したクスクスを添えて、フレンチビストロ風。
お肉美味しすぎる~~。よいお肉+手間暇で脂も香ばしく美味。
非加熱柚子ジャムとスパイスを効かせたヴィーガンタルト
台は先日の苺のタルトと同じで、フィリングがリンゴバージョン。
豆乳クリームチーズを添えて。
話は尽きず・・終了時間の21時半をすぎても、まったりとお茶タイム。
明日は頑張って自転車で行こう。
今日も春いっぱいの食材♪
苺は50度洗いすると甘さが増すから不思議!
初日に仕込んだ白菜漬けの半分をベジヤンニョムと合わせてベジキムチを仕込む。半分はオリーブオイルで蒸し炒め。
蓬の塩もみで作る翡翠炒飯+豆乳ヨーグルトと入りのふわうわ卵のっけの合彩載帽
ご飯の上に卵をのせる緊張の瞬間。
無事にふわふわ帽子がのっかった♪
つくしのビネグレットと春の菜花の昆布〆、クレソン、ナスタチウム、ルッコラ、イタリアンパセリのざくざくサラダ+酒粕と米粉のヴィーガンパルメザン添え
塩を入れていない水キムチ2種
1日置いただけで、ぶくぶく発酵してるからすごい。
仕込んだものをどんどん食べるランチ。
デザートは米粉とココナツオイルで作るビーガンタルト。
このシリーズのウエッジウッドは苺の季節ならでは。
先生お勧めの国産ラム酒。
伊江島のイエラム サンタマリア。
キューバ産などのものより優しく、いい香りでうっとり・・。
Amazonや楽天でも買えるので、あまりお菓子作りをしないけれど、常備しておこうかな。
デザートタイムの後は、大いに盛り上がった、豆乳ヨーグルトの食べ比べ。
それぞれ自宅で作った豆乳ヨーグルトを持ち寄って、味比べ。
同じ種から育ったのに、家庭の環境や使う豆乳でどれも味が違っていて面白い。
酸味の強いOさん宅は乳酸菌がたくさんいるのかな・・
最後はみんなのヨーグルトを少しずつ混ぜて、最強のヨーグルトにしてお持ち帰り。
発酵教室のレポの中休みとして・・教室の後に行ったケーキ屋さん。
西の方面の美味しいものは気になりつつもなかなか行く機会がないので、車で迎えに来てもらったついでに。
名前が似ているなぁ・・と思ったら、パティシエはオーボン・ビュータンで修業をされた方らしい。
店の外からザ・フランス菓子の雰囲気が漂ってる。
伺ったのが3時過ぎだったので、ショートケーキはほとんど売り切れで、かろうじて残っていたモンブランとシュークリームをゲット。
えしぇ蔵が食べたがっていた、ガトーピレネー。美しい!
カットする前に写真を撮り忘れ(汗)
お値段に見合うプロの味。
次は焼き菓子を食べてみたい。
こちらはフランスで修業された那珂川のパン屋さん
バゲットがなんと150円。太っ腹!
手前がヨーグルトライ。 ずっしり。
お惣菜系も美味しそうだった。
毎週火曜日に仕事で那珂川に行くえしぇ蔵は、「やった!ランチに使える!」と喜んで、さっそく次の火曜日に行ってみたら・・定休日だったとさ。
さっそく夜にパンとケーキを。
むっちり、しっとりのバケットは食べやすい。
ヨーグルトライはかみしめるほどにほんのり甘みがあり、香りをくんくん嗅ぎながら食べたくなる。
久しぶりにえしぇ蔵のペンネ♪
メインはストウブでローストした豚肩ロース。
プチ、えしぇ蔵の退院祝い。