古風な名前から、ガラガラと引き戸をあけて、木のショーケースに並ぶショートケーキを想像していたら・・こんなにスタイリッシュな店構え。
小さなお店に男性のパテシエ。
カスタードを使ったスイーツがメインという、アンチ生クリーム、焼き菓子LOVEな私の味方♪
しかもお財布にとても優しいプライシング。
イチゴのタルトから時計まわりで、オレンジピール入りのチョコケーキ、フラン、リンゴのタルト
卵から出来ていることを強く感じさせるカスタード。
これは逆に卵嫌いにはきついかもしれない、そのくらい卵。
フランが一番好きだった。
カスタードではないけれど、チョコケーキもリピしたい。
カスタードといえば定番のシュークリームとロールケーキはまた後日・・
今月も美味しかった~。
冬の終わりと春の訪れを感じる献立。
脂ののったブリの柚庵焼き、春キャベツのサラダ、昆布〆した菜の花と蕾菜のマスタードあえ。
温泉豆腐と水のセットを買わなくても、重曹があれば簡単にふるふるの温泉豆腐ができる♪
野菜を昆布〆にするなんて!
これが驚くほど美味しくて・・ただ茹でただけの菜の花と昆布の旨味がぎゅっと入り込んだ菜の花ではまったく別物。 料亭の味!
昆布〆にした菜の花と蕾菜は何もつけなくても十分おいしいけれど、大根を加えて和えものに。和食には香りの少ない太白ごま油を。
わしわしと食べたい春キャベツ。
ここにフェンネルを使うところが先生だな~。青ジソでもOK
早春の香りご飯。
春ぜりが目にも爽やか。
水のかわりに大根おろしでねった白玉入りのアオサのお味噌汁にも春を感じる。
この麦味噌がすごく美味しくて、さっそく同じ下関産の味噌を買ってみた。
我が家の米味噌は熟成して真っ黒になり、やや塩分が濃いので、甘めの麦味噌と合わせてもいいかな・・と。
おまけのお楽しみ、先生お手製デザートは抹茶のガトーショコラ。
「作り方を教えてください」というより「売ってください」級の美味しさ。
今月も全レシピを我が家のスタンダードにしたくなる、学び多きレッスンだった。
中華シリーズになったとはいえ、パスタも名残惜しく・・
2回ご飯を作ってもらう週も。
えしぇ蔵パスタで一番好きかもしれない、シーフードパスタ。
火を入れすぎないでシーフードをふっくら仕上げるのがポイント。
ちょっとお高めのシーフードミックスなので、「失敗するなよー」という暗黙のプレッシャーがかかっている。
これもお気に入り1、2位を争うオイルサーディンのパスタ。
別に○○シリーズにこだわらず、好きなものを作っていいよ~。
2月にスタートしたえしぇ蔵クッキング中華シリーズ。
「やっぱりまとめられた」というぼやきが聞こえそうだけれど、こうして並べたほうがインパクトあると思うんだけど・・
初日は汁物。
ほんのり酸味のきいいたスウプも美味しい坦々麺。
2週目は中華の定番、回鍋肉。
あらかじめ混ぜ合わせておくタレがいい味!
卵とトマトのスウプも優しい味。たっぷり4人前はあったかな。
本人は納得がいかなかったマーボ豆腐。 チャーハンまでついている!
確かにいつもと同じ味ではなかったけれど、これはこれで美味しかった。
パラパラのチャーハンはさすが!
これも食べたかったんだ~~
野菜てんこ盛り、あっさりスウプのちゃんぽん。
冷蔵庫に薄口の出汁醤油さえ常備しておけば、いつでも作ってくれるらしい。
5週目はチンジャオロース&豆腐と鶏のあんかけ風煮込み。
前に「ピーマンが太すぎる」とダメ出しされたので、今回は幅のそろった細切りピーマンの美しいこと!細切り牛肉にも味がよくからまり美味しい・・・しかし、ちょっと、いや、かなり塩辛い!? 本人も動揺。オイスターソースを大さじ2入れたらしく、それはかなり多いのでは?レシピにはそう書いてあっても、肉の量に対して調味料が多すぎたと思われる。やはり味付けは素材の味と量によって加減が必要なのだ。
レンジでチンしてさいた鶏のささ身と豆腐の煮込みは、超好みの味付けだったので、少々辛いチンジャオロースとバランスがとれて、結果オーライ♪
私はかなり楽しませてもらった中華シリーズだけれど、どうもネタ切れに近く、もうすぐ終了らしい。でも、マーボー豆腐とチンジャオロースはもう一度、作り直すんだって。職人気質だなー。
ありがとう農園さんの甘夏でオレンジピール。
無農薬でとびきり美味しい甘夏だったので、皮ももったいなくて・・
皮を茹でて水を捨てるを3回繰り返し、時々水を代えながら1晩水に漬け、80%の砂糖でじっくり煮たものを3日間干して、刻んでグラニュー糖をまぶして完成。
小腹がすいたときのいいおやつ。
チョコと一緒に口に入れれば、「ほら、オランジェット」
さすがに、そうはいかないか・・。コーティングされたチョコをかみしめると中からふわっとオレンジの香りが出てくる本物のオランジェットにはほど遠い。
下はきび砂糖で煮込んだタイプ。
天神に出たついでに、green bean to barでお茶。
えしぇ蔵にバレンタインのチョコの代わりにタルトを。
私はスパイシーなホットチョコ。
ここのスイーツはフォトジェニックなものが少数精鋭で並んでいる。
当然チョコのクオリティは高い。
ねっとり濃いチョコ+マスカルポーネのクリーム+タルト+薄いチョコ
チョコ好きにはたまらん!
イートインでもペーパーカップなのが残念なところだけれど、カフェはお客さんが少なくて、ゆっくりできるのがいい。板チョコの包装には和紙が使われていて、和モダンで素敵なので、海外へのお土産にもいいかもしれない。
順番が前後したけれど、お茶の前に食べたランチはガムランディーのタイ料理。
昔から存在は知っていたけれど入るのは初めて。
1階と思っていたお店は、階段を下りて半地下のような場所だった。
本場の(たぶん)パッタイ、美味しい!
米粉のヌードル。
すり身の団子にきくらげがたっぷり入って優しい味。
テーブルに並んでいるスパイスで味に変化をつけながらいただく。
今度東南アジアに行くなら、タイに行ってみたいなぁー。
「バレンタインに好きなものを作ってあげる」と言ったら、返ってきた答えが「チキン南蛮」
本来は庶民なおかずなのだけれど、おうちフレンチ教室で習ったレシピは手間がかかるので、我が家ではめったに作らない(作れない)スペシャルなメニューになってしまった。
チキンを揚げて漬け込むタレと、マヨネーズとタルタルソースを前日に準備。
ワインに合わせるのでタルタルソースには茹で卵は入れずに、ピクルスを多めに。
チキン南蛮は胸肉派。
50度洗いして、1晩少量の塩麹に漬け込んでおけば、ふっくら柔らか。ぱさぱさ感は微塵もない。
あとはドライトマトペーストのパスタとスウプ。
SOUのカンパーニュがとびきり美味しかった♪
デザートはチクシ屋のアップルパイとアーモンドパイ。
フィリングは多すぎず、香ばしい皮を存分に味わいながら(ぼろぼろこぼしながら)、ぺロり。
味には敏感だけれどグルメではなく、出されたものに99%文句を言わないえしぇ蔵に感謝。
NYに住む友人が以前、動画でアップしていた即席ぜんざい。
12月に比叡山へ行った時に、ふもとの町の甘味屋さんで見つけて買ってみた。
それからすっかり忘れていて、気付くと賞味期限ぎりぎり。。
お正月の鏡開きをしない我が家(というか、鏡餅自体飾ったことがない)ので、めったに食べる機会がないけれど、善哉は嫌いではない。お湯を注ぐだけなんて便利!
封を開けてみると・・
中から粉状の小豆と砂糖が出てくる。
外側は餅になるらしい。
こんな感じ。
上品な甘さで、とろとろになった皮は少し焦げたお餅の香りが感じられる。
本物のお餅とは比べられないし、小豆の粒が残っている善哉派の私には少し物足りなかったけれど、どこでも持ち歩け、直ぐに食べられるのでこれはいいアイディア。
この栗きんとん、本当に美味しい!
99%栗な感じ。
原材料:栗、砂糖。 シンプル(笑)
宮崎出身の友人が、山の奥にある工場で買ってきてくれるので、お土産屋さんなどで買うよりはるかに安い。販売しているところ自体が少ないので、とても貴重。
友人作の柚子ジャム入りのプリンも絶品♪
そしてチコパン。
見た目プレッツェルで食感ベーグル。
中にはクリームチーズ。 クオリティ高いなぁ~。
やはり料理にしても、スイーツでもパンでも、研究熱心で、行動力があり、体力的にもメンタルもタフで、向上心がある人がプロになるのだと、元同僚のチコちゃんを見てしみじみ思う。
節分だから・・ではなくて、翌日の味噌作りのために浸水中の大豆。
今年は6人で33キロ分を作るので、いつもの椛島麹さんで20キロの塩止め米麹を購入。
10時に作業開始。
今年も圧力鍋と活力鍋がコンロに3つ並ぶ。
茹であがった大豆は、粗熱がとれたらバンジュウに入れて、潰すチームの出番。
6年目にもなると効率よく作業が進む。
今年は生後5カ月の赤ちゃんもいたので、いい常在菌が交じってさらに美味しくなるかも~
予定どおり1時半に終了。
その頃、chicoちゃんが、チコパンを持って登場。
本当はchicoちゃんも味噌作りに参加する予定だったけれど、翌日にイベントがあり、パン焼きが追い付かず、味噌作りを私たちがする代わりに、昼食用のパンを提供してくれることになった。
ありがとう農園さんのビーツで作ったスウプ、生の春菊とブルーチーズ、胡桃を入れたサラダ、根菜のマリネ、そしてたっぷりのチコパンで楽しいランチタイム♪
これがあるから、腰の痛みと翌日の筋肉痛も耐えられる。
杏仁豆腐、プリン、宮崎の栗きんとん・・デザートも充実♪
無事に出来上がった5キロの味噌。
今年は半分を酒粕で蓋をしてみた。味噌が出来上がったころ、この酒粕もいい具合に熟成しているという2倍の楽しみ♪ 唐辛子はカビがきませんように・・というおまじない。
去年はほとんどカビが発生しないまま、常温で夏を越して、ほとんどの味噌がこげ茶色に熟成し、たまり醤油までとれたので、今年も楽しみ!
そしてお願いしていたお持ち帰り用のちこパンもあるから、明日の朝食が待ち遠しい。