ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/19日 陣座峠から富幕山・風越峠・尉ヶ峰・二三月峠経由奥浜名湖まで その3:富幕山山頂から下って行く

2015-12-27 07:17:23 | 草花
12月になってから、矢継ぎ早にお医者に掛かっていて、手始めは内科・泌尿器科でしたが、これは二度の受診でクリアー、つぎに皮膚科でしたがこれは一度だけでクリアー、そして手こずったのが整骨院で、こちらは6~7回は通院したと思いましたが、卒業。
そして最後は歯科医で、これは現在も治療中です。

年齢を重ねてくると、ちょっと油断しているうちに、病弱部分が強調されて傷むようです。
今回の歯の治療は、前に掛かっていた歯科医がどうも不出来のようでしたが、それでも我慢して3年ほどはお付き合いしていましたが、適切なことをしてくれないので、回数ばかり増えてしまい、しびれを切らして、こちらから縁を切ってしまい、新たなところを探していたのです。

今はこんな話で済んでいますが、そのうちにとんでもないことにならなければ、と思っています。
年の瀬もだいぶ詰まって来ましたが、健康を取り戻してお正月を迎えたいものですね。


山のレポートを続けます。 展望台から下りて、富幕山の山頂目指して登っていきます。
マツムシソウ ↓

マツムシソウが前回同様に出迎えてくれました。



ヌバタマ ↓

ヒオウギの実を”ぬばたま”といいますが、これのことを指します。
実の色が真っ黒いことから「ぬばたま」は和歌の世界では「闇」や「夜」に掛かる枕詞となっています。



紅葉 ↓

樹間の紅葉に、しばし目を楽しませます。



マツムシソウ ↓

ここでもまたマツムシソウに出会いました。



富幕山山頂 ↓

6日前に来た場所に、今度は青空と一緒にやってきました。



山頂から浜松方面 ↓

浜松方面が見えていて、その背後に遠州灘が光っています。山頂の滞在時間はわずかにして、すぐに次の目的地に向けて歩きだします。



まずは下り ↓

富幕山から次の目的地は風越峠ですが、距離は2.5kmで高度差は300m下ることになります。


ヤマコウバシ ↓

今時枯れ葉の付いているのは、ヤマコウバシでした。このように色づく場合もあるのですね。



浜名湖 ↓

浜名湖の湖水がきれいに見えていました。



ヤブコウジ ↓

こんなかわいいものも見つかりました。



リンドウ ↓

つい先日まで花を見せてくれていたようですね。



富士山 ↓

富士山が見えて居はすまいかと、期待しながら歩いていると、樹の間から見える場所がありました。



ヤブコウジ ↓

先ほどは実でしたが、今度は花のつぼみがありました。



また富士山 ↓

先ほどの富士山ビューポイントから歩いて12分後にまた富士山を見ました。
最初の展望台からの眺めに比べると、中腹の南側に雲がかかってきています。



イズセンリョウ ↓

イズセンリョウを、こりんさんが見つけました。こちらは蕾です。



イズセンリョウ ↓

そして、こちらは実の付いた姿です。実を噛みつぶすと、曖昧な甘さを感じます。
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12/19日 陣座峠から富幕山・風越峠・尉ヶ峰・二三月峠経由奥浜名湖まで その2:富幕山展望台で抜群の眺望

2015-12-26 07:17:36 | 草花
富幕山展望台は、高さが精々2~3メートルほどの、木製の小さなものでしたが、ここからの眺望は第一級品でした。
この後に富幕山の頂上に行くのですが、そこよりもよほど良い眺望がここにはあり、こういう恵まれた眺望を得られるというのは奇跡的なことだと思いました。

以下にその眺望を列挙いたします。山名確認は実写の後に出すカシバードでの描画で楽しんでください。
(こういう場合の写真への補足テキストは極力そぎ落とします。)

富士山 ↓

この時間が一番良い見え方をしていました。以後はだんだん雲に取付かれ始めます。
山での行動開始時刻は早いほど良いというのは、こういうことも含めての金言であります。



南アルプスの聖岳方面 ↓




カシバードで描画 ↓




城山 ↓

まだあの山には行ったことがありませんが、いつかは訪れることになるのでしょうか。もし、行った時には、そこからどんな眺めがあるのか・・・・・



宇連山・棚山・鳳来寺山 ↓

宇連山は929m、棚山は760m、鳳来寺山は695mの標高を有しています。



カシバードで描画 ↓




聖岳方面ズーム ↓




カシバードで描画 ↓




三河の山と大川入山 ↓

大鈴山は1012m、平山明神山は972mの標高を持つ山です。



カシバードで描画 ↓




三岳山 ↓

立派な姿ですが、標高は467mです。



三ツ瀬明神山 ↓

三河の雄峰も顔を覗かせています。標高は1016m。



茶臼山と萩太郎山 ↓

愛知県内で標高ナンバー1とナンバー2の山です。茶臼山1415m、萩太郎山1358m。



大川入山方面と三河の山 ↓

大川入山は恵那山の東南の山で標高は1908mあります。



カシバードで描画 ↓


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12/19日 陣座峠から富幕山・風越峠・尉ヶ峰・二三月峠を経て奥浜名湖を目指す。その1:富幕山展望台まで

2015-12-25 07:10:30 | 草花
山のお友達から、愛知・静岡の県境稜線歩きを、宇利峠から始めて、雨生山-金山-瓶割峠-富幕山-風越峠-尉ヶ峰-二三月峠経由で奥浜名湖まで歩かないかとお誘いを受けました。
この区間はざっと22kmほどあるようです。

ところが小生が体調を崩していたので、宇利峠-金山-瓶割峠間は時間的に無理と思い、そこを省略したコースの瓶割峠-富幕山-風越峠-尉ヶ峰-二三月峠-奥浜名湖のコースに変更してもらいました。

そして、さらに、12月13日に予行演習で宇利峠-雨生山-金山-瓶割峠-富幕山を歩いて、瓶割峠-富幕山間は視界が閉ざされて景色が良くないので、このコースも割愛することにし、最終的に決まったのは表題にあるように陣座峠を起点として-富幕山-風越峠-尉ヶ峰-二三月峠-奥浜名湖という全行程で15kmほどのコースとなりました。

お天気に恵まれて、お友達とともにとても快活な山行ができました。それをシリーズ化して7回にわたりレポートしていきます。

※やや変わった地名の読みについてここに挙げておきます。
雨生山(うぶさん)
瓶割峠(かめわりとうげ)
富幕山(とんまくやま)
風越峠(かざこしとうげ)
尉ヶ峰(じょうがみね)
二三月峠(にさんがつとうげ)


位置図 ↓

最終場面は浜名湖の湖水面ではなくて、車を駐めるのに便利の良い、丘の上の小公園でした。



実行図 ↓

まず、奥浜名湖の小公園のところで待ち合わせをして、一台の車はそこに置き、もう一台の車に乗り合わせて陣座峠まで行き、そこで山行開始となります。



鳥瞰図 ↓




断面図 ↓




歩き始め ↓

陣座峠から午前八時二十分少し前に歩きだします。今回の同行はこりんのとざんにっしを運営されているこりんさんです。



ヤブツバキ ↓

見上げて、フラッシュ焚いて撮りました。



フユイチゴ ↓

花が少ない時季ですので、どんなものにも飛びついていくという感じが強いのです。



イイギリ ↓

道の上に赤い実がたくさん落ちています。こりんさんがそれを見つけて上を見るとイイギリの実でした。



富士山 ↓

林道歩きをしていますが、その区間で富士山が見えていました。この日は期待できそうです。



林道歩き ↓

広い、地道の林道を詰めていきます。



センボンヤリ ↓

ある場所でセンボンヤリが群生していました。これもこりんさんが見つけてくれました。
多人数で歩くと、探す目の数が多くなり、見つけ出すものも増えてきますね。



三河の山の向こうに・・・ ↓

木の間から三河の山が見えていますが、その奥に信州の大川入山まで見えています。
この上天気に出会うために、今まで「雨男」を務めてきていたようです。



山道の取付き ↓

ここで林道と別れて、山道に取付きます。



コウヤボウキ ↓

コウヤボウキを”保険”で撮りましたが、これからあと・・・、この一回だけしか見かけませんでした。



霜 ↓

この冬初めて、霜の降りたところを見ました。



展望台 ↓

展望台に着きました。その場所からの眺めは次回レポートします。
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12/13日 雨の日に歩く県境尾根 雨生山 金山 富幕山 その5(最終記事):歩きなれた道を通り、宇利峠に戻る

2015-12-24 07:13:39 | 草花
クリスマスイブの今日は各家庭でどんな趣向があるのでしょうか。
我が家では孫たちが集まる日になっていて、それがちょうどイブに重なり、予定外の出費を生じることになり、山の神様は渋い顔をしていました。
小生も適当に見繕って孫たちに何かを・・・・・と、考えているところです。


山歩きの予行演習のシリーズは今回が最終回となり、明日からはお友達と歩く、本番山行のレポートとなります。
雨男なのに、その本番では「この日のために待っていた」というくらいの上天気に恵まれました。
引き続き、そのレポートをお楽しみください。
また車道歩き ↓

山裾ばかりを歩きたかったのですが、また車道に出てしまいました。



桜の園入口 ↓

その車道歩きもここで分岐して、農道歩きとなります。



桜の園駐車場付近 ↓

視線の先に桜の園入口の駐車場があります。



金山 ↓

桜の園には行かずに、山裾を回り込んで歩いています。雨が上がり、朝歩いてきた金山には西日が当たっています。



クヌギの大木 ↓

林縁に大きなクヌギの木があり、葉が黄金色に輝いています。



カラスウリ ↓

栗林を通ると、あまり手入れがされていないのでしょうか、クリの木にカラスウリが絡まっていました。



山裾を回り込む ↓

山裾のこんな道をてくてくと歩いていきます。



センダンの大木 ↓

見覚えのある大木が見えています、確かあれはセンダンでした。



その木に生る実 ↓

近づくと、実がたくさん生っています。



豊川用水 ↓

ちょっとの間、豊川用水に沿って歩きます。



ソーラーパネル ↓

ついこの間までは田畑でしたが、今はソーラーパネルが、地面を覆っています。
これでも土地の有効利用になるのでしょうか。



ハゼノキか? ↓

きれいに色づいているのは、ハゼノキ?それともヤマウルシでしょうか?



東名高速道路をくぐる ↓

東名高速道路をくぐって、いよいよ最後の詰めに入ります。



夕日に輝く山 ↓

くぐってすぐのところにこんな美景がありました。この山は東名宇利トンネルによって貫かれています。



宇利峠まで国道を登り返し ↓

また車道歩きですが、今度は国道ですから交通量は、より一層密になっています。また”傘を広げてクルクル回し”を復活させます。



ヤクシソウ ↓

今時花は珍しいので、拘っていきます。



東名高速道路を見下ろす ↓

高度が上がり、先ほどくぐった高速道を、見下ろすようになりました。



県立公園内 ↓

こういう場所でも、県立公園内なのですね。



峠路 ↓

峠が近づいてきたような雰囲気が出てきました。



宇利峠 ↓

明るいうちに峠に着きました。東名をくぐってからここまでの高度差は、精々70メートルなのですが、車道のために随分大回りをしていて1.5kmほど歩いたようです。



歩行数 ↓

GPSの記録を見ると、25.5km歩いたようです。前半では雨の中でしたので、我ながら健闘したものだと思いました。
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12/13日 雨の日に歩く県境尾根 雨生山 金山 富幕山 その4:街道歩きを交えて金山山麓まで

2015-12-23 07:10:45 | 草花
お約束のカボチャを食べて、柚子湯に入り、健康を願った昨晩でした。
冬至が過ぎて、これからは昼時間が伸びてくると思うと、心が広がるように思います。
もうすでに日没の時間は遅くなりだしていますが、日の出の時間はもう少しだけ遅くなるようです。

ところで、これからの寒さはどうなるのでしょうか、例年ですと、第一級の寒波が必ず12月中に一度は訪れていましたが、今冬はどうなるのでしょうか。
そして、年が明けてから、寒波の到来はいつになるのか?

また、大陸由来の空気の汚れは、日本列島に押し寄せてくるのかどうか、そんなことも気がかりです。

この記事では、林道を歩いて、人里に出ると、それから長い街道歩きとなります。
この街道歩きはおおよそ6.3kmほどありましたが、狭い道でしたので、歩いていると車両と接触しかねないので、(雨は上がっていましたが)目印のために、傘を広げて、クルクル回して歩き通しました。

落差は5mほど ↓

林道沿いに画になるような、滝ができていました。これも雨の後なればこその眺めでしょうね。



掛かって来い! ↓

道の上にサワガニがいました。カメラを構えると、彼もファイティングポーズで応戦します。



猪の掘り痕 ↓

斜面がイノシシによって大きく掘り返されています。想像するにかなり大きな個体で、相当な大力を持ったやつのようです。



郷ヶ平の六所神社 ↓

林道をずんずん進むとやがて見覚えのあるところに出てきました。ここに六所神社があり、ここの駐車場に車を止めてから、山に入っていくことがよくあるのです。



共同作業 ↓

その神社の駐車場に車が何台も止まっていて、付近では沢山の男性が共同作業をしています。聞くと、害獣防除のフェンスを張っているとのことでした。先ほどの”大力イノシシ”だけでなく、鹿やニホンカモシカの被害に手を焼いているとのことでした。
鹿よりもニホンカモシカのほうが数が多いかもしれないとのことでした。



川沿いの道 ↓

林道から出ると、今度は川沿いの道を歩きます。街道は並行して走っていますが、こういう道の方が歩きやすいですね。



ベニバナボロギク ↓

ベニバナボロギクに昆虫がついています。うっかりしていて、これには気づきませんでした。



集落内の道 ↓

街道歩きをできるだけ避けて、集落内の道を歩いていきます。



柿 ↓

ついに街道しか道がなくなり、ここから街道歩きが始まりました。



クサギ ↓

街道沿いにクサギの実が鮮やかに目立っています。



福津峠 ↓

福津峠の峠路で、いったん休憩を入れます。ここで、持ってきた食べ物はあらかた平らげて、この日最後の部分を歩く、エネルギーを充填します。



ヒヨドリジョウゴ ↓

くしゃくしゃの草むらにこんな実もありました。



ススキ ↓

ススキの穂が日を受けて輝いて見えたのですが・・・・・。



県道歩き ↓

路面は未だ濡れていますね。こんな道を雨は上がったのに、傘を広げて、くるくる回しながら、車から目につくようにして歩いています。



慈光寺 ↓

ここまで来ると県道歩きから解放され、山裾の道を歩けるようになります。そちらに向かって下って行きます。



カラスウリ ↓

農道沿いにカラスウリのきれいな実を見つけました。



お地蔵さま ↓

お地蔵様には西日が当たっています。



田んぼに下りて行く ↓

田んぼに向かって下りて行きます。



吉祥山 ↓

吉祥山がこういう見え方をしています。終点が近づいているということを実感しながら、山裾の道を歩いていきます。
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