渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

年末・夜の特番

2020年12月30日 | 日記

29日年末の晩、昼間の番組とは違い、なかなか良質な番組だった。  NHK21:00 からの1時間番組、京都千年蔵・歴史発掘ミステリー。

仏教の声(昌)明<しょうみょう>発祥の寺と言われる大原・勝林院。  三千院から直ぐ近くの由緒ある寺で、この放送までは、観光客・人影の少ない寺だったらしい。  声明は、日本音楽のルーツとも言われるとか。

中でも、声明の詳細な譜面は、大変興味深かった。

譜面があるものゝ、口承、耳コピーで伝承されている由。  微妙な節回しは、得も言えず、心に染みる。  やっぱり、日本人かな。  ただ、22:00からのTV朝日の2時間特番「天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間」(私の好きな友寄ディレクターの秘境取材)を視ていたら、現地チベット仏教のお坊さんのあげるお経の節回しが似ている印象を受けたが、只の気のせいか。

昔のことを考えれば、書き物に頼れない口伝えは当り前。  とすれば、只今、悪戦苦闘中の彼女の「Ave Maria」のアドリブを真似ることも、あながち無理な話でもなさそうだ。  出来る筈、と気を持ち直した。   良いアドバイスを頂いたと思う。

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