渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

not 道義的責任, but 政治責任

2020年12月24日 | 日記

東京地検の不起訴処分を受けて、前総理の会見があった。

道義的責任に対して口頭で詫びた。 いつものパターンだ。 痛くも痒くもない。  75日も経てば、そんなことがあったなぁ、と忘れてしまうもの。

政治責任なんて、これぽっちも考えていない。 口先だけで陳謝の言葉を述べるのみ。   

口先でなら、何度でも、何とでも言える、軽いものだ。

最も大切なことは、「行動」であり、政治責任の取り方が問われるが、議員を続けることで、責任を果たして行きたい、と、これまた、お決まりの分かった様な分からない様な、殊勝な顔つきでの良くある定番の説明。  

火器を持たない戦闘の世界に生きる政治家ですよ。  昔の長州侍ならば、潔く切腹モノですか。

国民の多く、誰が見ても依然疑問の残る奇異な会見での説明、明日の国会内、公の場での野党議員も絡む質疑応答を改めて視てみたい。

いずれにせよ、国民の納得は得られていないので、明日を経て、改めて、検察審査会の場へ移るでしょうね。

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解せない前総理の言動

2020年12月24日 | 日記

どう贔屓目にみても、理解に苦しむ。  明日の公の場での質疑を注視したい。

刑事責任は免れただろうが、一国の総理大臣を務めた者として、国民に対する政治責任は免れない。

① 『公設』第一秘書だけの判断で行なったとは考え難い。 当然、報告を受けていた筈。  それが、常識というもので、秘書だけの独断でやったなんてあり得ない。 税金で賄われる「公設」ですよ。

② もし、そうだとしても、あれだけ国会で問題にされ、野党から繰り返し事実の確認を求められていたにも拘わらず、公設第一秘書はじめ後援会関係者に念の為、再確認、再々確認をしない、怠る?なんて言うことは、常識的には考えられない。  その様に、「再確認した」と答弁すれば良いだけの筈だが、そんなことは、事実と違うので出来る筈もなく、また、頑なに一切やらず?、また、その点には一言も触れない。

③ その結果としての同じ内容の繰り返し100回以上の答弁は、事実とは違っていて、虚偽答弁と言われても已む無なし。  事実関係を当り前に解明しようとの姿勢が全く見えず、結果、事実と違う公式答弁を、国会という国権の最高の場で繰り返すという愚行が行なわれたことになるが、常識的には考えられない言動である。

④ 再度、キチンと調べて事実を明らかにする努力を怠った。  虚偽報告をした公設第一秘書に、何と言って咎めたのだろうか。 諫めた様でもないし、ご本人の意に反して法規違反を犯したとせば、ご本人が「公設」秘書に対しキチンとけじめをつけ、然るべき懲罰があるのが常識的、普通ですね。

⑤ 該後援会は、秘書任せで、議員ご本人抜きで活動していたのでしょうか。 あり得ないが、だとせば、本事案の展開は、然して驚くに当たらない当然の帰結ということなんでしょうが、それでは、組織を動かす政治家としてはあまりに非常識で、そんな政治家が総理大臣だったなんて考えられない。「公設」秘書が代表ではありますが。

⑥ 概ね、ご本人の想定、筋書き通りに展開したものだから、後ろめたさを微塵も感じさせない、落ち着き払った様子・言動で会見に臨んできたが、言えば、最近、秘書から事実を報告されて、事実関係が大きく転換したのだから、心外、仰天の様相を示しても不思議ではない筈だが、然して驚いた節もなく淡々とした「大物政治家」振りを装っていたが、全体の流れから、奇異にしか感じられないのは、私だけか。

⑦ 以上、「非常識」な議員の政治責任は極めて大きく、国会を軽んじ、国民を愚弄し、政治家としての資質に欠け、化けの皮が剥げたとしか言い様がない。

その様な常識的には考え難い辻褄合わせ、はぐらかしを押し通す「非常識な日本のリーダー」は、議員を辞めて頂いて然るべし。

 

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