ハープ、心新たに

年末、松田先生の演奏をCDはじめ、いろいろと繰り返し聴き、直接お伺いするに、都度、吹き方が違うので、大いに惑わされる。

大ベテランの生徒さんのM澤さんやK林さんの演奏も、それぞれ特色があり、この曲の多様さ、面白さに嵌ってしまう。　　　パッカリング・タングブロッキング奏法を織り交ぜ、2本のハープを巧みに操りながら、演奏者の色合いの曲に仕上げるので、皆それぞれ違う。　　皆さんの演奏をよくよく聴きながら、自分の「Michelangelo」を創り上げたいが。

無論、1本のハープで吹く浅見先生編曲版も洗練されていて、原曲の荒削りな持ち味とは趣を異にし素晴らしく、ぞっこんだ。

定番曲と言えど、聴く人に訴え掛ける納得の演奏は、そうそうお目に、否、お耳に掛かれない。　　　　そんなことを考えると、心に浸み込み、させられる30曲前後を厳選し、己のものにし、『私なりの特徴のある演奏曲に仕上げ、磨きを掛ける』ことが、何より大切だと考える様になった。

始めた頃、吹きたい曲をリストアップしたら160・70曲にも及び、先輩に笑われたことがあった。　　　　　今、改めて、折に触れ、厳選ピックアップした楽曲を数えると、優に50曲やそこらにはなり、いつの間にやら、また徐々に増えてしまう。　　　　　　　己独自の持ち味を示せて、心から魅かれる楽曲に磨きを掛けるには、この位の曲目数に抑えることで十分な様な気がして来ている。　　　　あれもこれもで、結局、1曲も自分のモノになっていない状況からは抜け出そう。　　もし、余裕があるのであれば、枠を広げれば良いだけの話。

「枯葉」「Georgia On My Mind」「St.Louis Blues」「夜のタンゴ」「El Condor Pasa」「El Choclo」「・・・」等々、「Michelangelo」も、それらの中の一曲。　　　10年やそこらは、あっと言う間だ。

時代を超える素晴らしい名曲は、世界中に数多あるが、今年は、中でも大好きな曲を テーマ毎に厳選、見直し、我が物として磨きを掛けよう。　　「散歩のついでに、富士山に登れる筈はない」

第55回全国大学ラグビー選手権・準決勝

大学箱根駅伝からラグビー大学選手権に、TVチャンネル切替え。

やゝ風があるも暖かい陽射しにみえる秩父宮ラグビー場は、ほゞ満員で、ラグビー人気を感じる。　　　10年程前、当時、五郎丸選手が、大学3・4年生の時に、TV観戦し、ラグビーの面白さに目覚めたもので、秩父宮は空席が多く、協会がチケット販売に躍起だった記憶がある。

昨日のエディさんの話を思い起こしながら、早稲田ー明治戦、続いて、帝京ー天理戦の準決勝2試合をTV観戦。

第1試合は、スコア面では接戦の末、明治が勝利。　　ただ、明治の方が、練習の量と質、ラグビー競技への理解度・センスで上回っていた様に思う。　　明治の普段の練習の狙いが明確に感じられた、　　　それが結果に繋がった様に思える。

第2試合は、チャレンジャー・天理の圧倒的なスクラムの強さやサモア出身学生の活躍で圧勝といった印象。

洗練された試合とは言えないが、ラグビーの楽しさを存分に味わせて頂いた。

決勝戦は、明治ー天理で12日（土）。　　今日の試合を見る限り、天理の圧勝か、ただ、試合は時の運もあり、誰にも判らない。

 

 

台無し白バイ

大学箱根往復駅伝をTVで見るが、不愉快な画面に辟易とさせられる。

大学駅伝に、この時とばかりに、警視庁やら神奈川県警の白バイがしゃしゃり出るのはどうかと思う。

TVに映るのは、まず、白バイで主役の激走する選手の影が薄い。　　　選手中心ではなく、必ず白バイもワンショットの中に含める様な台本なのか。　　　　挙句の果てに、サポート側の白バイ運転警官の紹介までするに至っては、何か勘違いしていませんかと言いたい。

アスリート団体や読売・日テレでは、警視庁・警察庁に警備の在り方のこと、出動台数のこと、台本や画面の作り方のこと等、きちんと説明出来ないのかも知れない。

何年か前に比べ、酷くなっている印象を受けた。

スイッチを切ればいいだけの話といえば、それまでだが。

 

杉山神社への初詣

   

いつもの様に近所の杉山神社に初詣。

つい数年前までは、初詣客など殆んど見当たらず、寒々とする中、氏子関係者が暖を取っている程度だった。

本堂前の3・40段の石段を登るが、今年も30分程の待ち大行列。

今や、時折、大太鼓の音が響き渡り、大繁盛？のようで、裏山まで宅地開発も進んでおり、年々歳々、田舎の風情も一変しつつある。