一昨年、昨年とJETRO講演会で、産油大国・ベネズエラの実情を聴いた。
原油産出大国が故に、経済、政治破綻を来した。 大統領は2人おり、罵り合っていて、アメリカ vs ロシア・中国が夫々の後ろ盾になっていると。 何とも馬鹿げた話だと思うも、『ベネズエラの良心』はいずこに。
首都・カラカスは、標高約1,000mの高盆地にあり、港・ラガエラにあるシモン・ボリバル国際空港から床の錆び穴から地面が見えるオンボロ・タクシーで高速道路を、一挙に駆け上がる。 カラカスの街に入る手前、山肌に張り付く赤茶け色の貧民街は印象的。 中心街そこは、白人の世界。 港は暑くて、黒人世界。 何度、訪れたものか。
マラカイボ湖岸での国際会議に鞄持ちで参加したのが、約30年近く前になる。 素晴らしい南米の一大国だったが、今や、その面影もない。 想像もつかないインフレ率10,000%とかで、国家破綻だ。
訪ベネ時、いつもアテンドして呉れたドイツ系移民のMatthias Schultz氏とブロンド髪の元ミス・ベネ奥方は、どうしているか?