気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“MOVO Vista(Hacobu)”とは

2021-08-01 23:29:23 | 物流・ロジスティクス・関連企業

新興企業のHacobu(2015年6月~)が、2020年10月に提供開始(ローンチ)した、大手荷主企業、大手3PL事業者向けに輸配送に関わる工数を削減する、配送案件管理サービスです。クラウドベースのロジスティクス・プラットフォーム”MOVO”のアプリケーションの1つです。専用サイトは、https://movo.co.jp/movo-vistaです。

荷主企業、元請企業、協力運送会社が、MOVO Vistaにアクセスしオンライン上で輸配送の実行業務をやり取りすることが可能であり、FAX、メール、電話によるアナログ的なやり取りを行う必要がなくなるとのことです。関連業者間のやり取りにかかるコストが大幅に削減されるとともに輸配送データが可視化されるとのことです。

アスクルは6月17日、100%子会社のアスクルロジスト(注:主にアスクル物流センターの庫内運営、配送業務を担っている)にMOVO Vistaを導入したと発表しました。その背景として、導入前までは、協力運送会社への配車依頼をメール・電話ベースで行いその管理にOfficeソフト(Excel)を利用していたため手間がかかっていた上、配車・配送完了後に変更が生じるとさらに処理が増えるといった問題があり、この種の課題の解決にMOVO Vistaの利用が期待できたことががあるようです。MOVOVistaの導入により、運行手配業務にかかる時間の短縮(注:現状の約1/3程度に短縮)、車両の手配漏れや配送ミスに繋がる危険性の大幅削減を見込んでいるようです。

HacobuのMOVO Vista提供開始のプレスリリース(2020.10.2)のサイトは、https://movo.co.jp/news/1761です。

アスクルロジストのMOVO Vista導入のニュースリリース(2021.6.17)のサイトは、https://pdf.irpocket.com/C0032/qlkO/SuuT/h9Or.pdfです。


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