大和ハウス工業株式会社と大和ハウスグループの株式会社ダイワロジテックが、2018年4月25、大和ハウス工業の物流施設「DPL市川」の2階に誕生させた、AI・IoT・ロボットなどの先端技術を導入した次世代型の物流施設です。Intelligent Logistics Center PROTOと綴ります。
この物流施設の特徴の1点目は、複数の荷主企業が同一施設内で作業員や設備、システム等を共同利用する従量課金制のシェアリングモデルになっている点です。大和ハウスグループが物流施設や作業員、設備、システム等をトータルで提供し、荷主企業が物流サービスを利用した分だけ料金を支払うという従量課金制が導入されています。荷主企業各社は物流に関する初期投資コストを削減し、スピーディーに物流サービスを利用することが可能となります。
また、2点目の特徴として、この物流施設において、AI・IoT・ロボットなどの先端技術の導入によるトータルロジスティクスソリューションが提供される点があります。グループ会社の株式会社フレームワークスが物流オペレーションやシステム構築を行い、GROUND株式会社提供の自動搬送ロボット「Butler」が導入されます。
なお、この施設にはショールームも設置されているようです。また、第2弾として、DPL流山Iの2階にも構築する計画があるようです。
ニュースリリース(2018.4.18)のサイトは、https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20180418094729.htmlです。