物流新興企業のCBcloud(2012.5創業)が、MG-DX(※1)と提携し、2022年3月より開始した、処方薬を薬局などから患者宅へ即日に届けるサービスです。近くに薬局がない高齢者などには有益なサービスと考えられます。
※1)エムジー・ディーエックス。東京都渋谷区。サイバーエージェントの子会社で事業内容は薬局・医薬品販売業のデジタルシフト支援事業)
このサービスは、CBcloudの配送プラットフォームの”PickGo(※2)”とMG-DXが提供しているオンライン服薬指導サービス”薬急便(※3)”とを連携させることによって実現されているようです。
※2)https://pickgo.town/
※3)https://yqb.jp/
従来では、オンラインでリモート形式の服薬指導をした後、患者への処方薬の配送は薬剤師が配送の手配をして行っていたようですが、これが手間で遅れが生じたりする点が課題とされていたようです。
今回のサービスでは、薬剤師による服薬指導が完了すると、”薬急便”に登録された患者の情報を基に自動的に配送の手配や集荷依頼が行われるとのことです。配送にはCBcloudのPickGoに登録されている全国4万人以上の配送パートナーが対応する仕組みが利用されるようです。
このサービスは、まず関東圏を対象に運営を行い、将来的には全国レベルの処方薬配送ネットワークの構築へ拡大していく狙いのようです。
プレスリリース(2022.2.17)のサイト(MG-DX側)は、https://www.mg-dx.co.jp/news/news-285/です。
お知らせ(2022.2.17)のサイト(CBcloud側)は、https://pickgo.town/news/20220217_1です。