2016年度にサービスが開始される見通しの携帯電話システムで、光ファイバ並みの1Gbps程度の高速通信が可能となるようです。現在の次世代高速通信(LTE)は、3.9世代と言われていますが、第4世代(4G)はLTEの後継ということでその通信技術は「LTEアドバンスト」と呼ばれています。
基地局との通信に利用される電波の周波数帯は、総務省によって2014年11月頃までに希望する通信事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・アクセス)へ割り当てられる予定のようです。利用される周波数帯は3400~3600MHzであり、この200MHz分のうちの120MHz分がまず11月頃に割り当てられるようです。4Gらしいサービスを提供するには1社あたり40MHz程度の帯域が必要とされるようなので、11月時点では3社に割り当てられる可能性があるようです。
4Gのサービスとして、通信事業者からは、スポーツのマルチビュー観戦(NTTドコモ)、メガネタイプのウエアラブル端末でのスポーツ観戦(KDDI)、多言語地図サービスなどが挙げられています。
関連ブログ(“第4世代携帯電話”とは、2012.6.11)は、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/3fab3ec018db48b131e5aad6ed7a4f19です。