老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

ピラカンサの実を食べるのは誰?

2012-02-08 17:09:49 | 

ピラカンサの実を食べるめじろ ヒヨドリが一番の犯人の様です

 今の処南天は健在です

私の家のシンボル、ピラカンサ。毎年玄関の入口で真っ赤な実をたわわに付けて前年の11月頃から、明けて 1.2月頃まで愉しませてくれている。でも或る日突然実が姿を消すのだ。ある年など昨日まで綺麗だった実が一夜の内に姿を消した事があり誰の仕業だろうと不思議に思っていた。
今年始めてその現場を確認する事が出来た。多分そうだろうとは思っていたけれど、小鳥の仕業だった。今迄はその現場を目にした事は一度もなかったのである。今朝新聞を取りに玄関を開けたらそこらじゅう(地上)が赤い実で一杯、糞も一杯、「えっ!どうしちゃったの?」と思い上を見上げたら夕べまであんなに綺麗だったピラカンサの実が半分くらい無くなっているではないか、「終にやられたか~」と思った。でもその時は私の姿に驚いて小鳥は飛び去った後で一羽もいなかった。毎年こんなに地上を汚す事はなかったのに「今年の鳥達は何とお行儀の悪い事」って情けなくなった。
「未だ半分くらい実があるからきっと来るだろう、現場を見なくては!写真もばっちり撮ってやろう」と思い朝食を済ませてから音のしない様入口ではなく窓の障子次に窓硝子をそ~っと開け見たら目の前に何とあの可愛らしい眼の縁の白いメジロが実を一生懸命啄んでいるではないか、メジロも犯人だったのかと一寸びっくり、ヒヨドリがピ~ピ~鳴いていたから多分ヒヨドリが一番の加害者であるのだろう、でも私の存在をいち早く察知してか何処かに隠れてしまった。早速メジロをパチリ、玄関の室温は6度、寒さも忘れ手がかじかむのもなんのその、暫しメジロの姿を追い求めた。がとうとう寒さに耐えきれず南向きの温かい部屋に入り庭に目を向けたら桜の木に沢山のヒヨドリが止まっていた。こんなに多くのヒヨドリを見たのは始めて。「美味しい実があるよ~」って誘い合わせてやって来たのだろう。窓を開けると飛び去ってしまうから家の中からそ~っと写真を撮った。一羽が飛び立つと一斉に皆飛び去ってしまう。多分ピラカンサの元え行ったのだろう。今日は小鳥達の大宴会なのかもしれない。時々桜の木にやって来ては食事の中休みをしているようだった。
「私はもう充分綺麗さを味わったから小鳥さん達心ゆくまで召し上がれ!」ってい言う今の心境である。
明日の朝は多分一粒も残ってはいないだろう。
ピラカンサの傍に南天の実がこれ又美しく目を惹くのだが、ピラカンサに夢中で南天の実は今のところ健在、然しこれもいずれは坊主になること間違いなしである。