老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

施設に入居した姉を訪ねて!

2011-07-27 11:45:36 | 

庭に始めて咲いたトルコギキョウです 同じく色違いのトルコギキョウ

4月に大腿骨折をし手術後リハビリ病院で2カ月余を過ごした姉が、我が家には帰らず退院と同時に直接施設に入居した。
私の家から車で15分位の近い場所、「私も叔母さんを見舞いたいわ」と言っていた長女と一緒に始めて訪れた。93歳だけれど骨折した部分も良くなり杖を付いて歩けるしまだ頭もしっかりしている。姪までが来てくれた事をとても喜んでいた。
7月の1日に入居したので一月も経っていないし同居の方々とも余り顔見知りにはなっておらず、3度の食事以外は顔を合わす事も無く6畳間に一人 起居している訳だが、今の処寂しさも余り感じる事無く過ごしている様だ。食事を作る訳でもなく何にもする事がない毎日「退屈じゃな~い」と聞いたら「あっという間に 一日が過ぎて行く見たいよ」と言っていた。そして「私、此処で死んで行くのかしら」とそんな事も言っていた。
パソコンは出来ないがワープロを使っていた姉だから「おねーちゃんの一生を書いてみたら?」と提案したが芳しい答えは帰ってこなかった。何にもしないでいると呆けてしまうのが心配、でも姉は私と違って社交性のある性格なので、その内友達もでき愉しい生活が出来るようになる事を願っている。
3人で四方山の話しに時を忘れ2時半から気が付けば5時になっていた。実家で唯一人残った妹の私、これから残る人生を此処で過ごす姉の為に月に一回は来ようと決心した。

長女は結婚式のドレスを姉に作って貰った事など感謝していて久し振りに会えた事を喜んでいた。午前中私の家に先ず寄ってくれ、もう大分前に秦野で買って来た肥料などが重くて車のトランクにそのままになっていたのを運んでくれたり、藪からしが庭中伸び放題になっていたのを取ってくれたり、大働きをしてくれた。何時も何くれと気を使ってくれる長女有難い存在である。

姉のこれからの生きようを見て、私は現在元気だから施設に入る気持ちは全くないし絶対入りたくないと思っている。動けなくなったら多分秦野の家に移り長女の世話になる確立が大である。世話を掛けるのは申し訳ないけれど、長女もそれを望んでいてくれるし、我を張らずに老いては子に従おうと思っている。
人間若い時には若いなりに様々思い悩み、老いては人生の最後を思い迷うものであるが!!今を精一杯過ごすのが先決であろううと思う。


あの暑さは何処え!

2011-07-23 14:09:26 | 

百合、紫色が存在感を誇示している様!

この数日、あの異例な暑さが嘘の様な涼しさ、嬉しいけれどこの温度差には全く驚かされる。布団も掛けずに寝ていた私、一応薄い掛け布団は置いてあるがそれだけでは寒くて毛布を掛けてしまったほどであった。今日は暑くなる予報だったのに真昼になっても凌ぎ易い。

昨日はPC教室の日。久し振りにエクセルで家計簿集計の勉強、ず~っと前に一度習った筈なのに皆すっかり忘れていて一から教わり直しと言う状況であった。歳取ったら必ずメモして置かねば駄目だと改めて痛感する。教科書の説明を読んでも分からない事が多いので、先生の説明はメモって置く必要が絶対欠かせない。若い人は頭の中にしっかり入りこみ覚えてしまうのだろうけれど、年寄りは右から左に忽ち抜けてしまうのでしょう。老いと言うものは情けなく、悲しくもあるものなのです。

三女の家では孫二人とも夕食いらずで食べるのは三女と私だけ、前の日にメールのやり取りで「二人だけなら何処か外で食べようよ」「うん、そうだねそれもいいね、考えて置く」と言う事になっていた。私達の後の組の授業が終わり歯医者に行って帰って来た娘と連れだって明大前の或るレストランに向かった。途中思い出したように「お荷物お持ちしましょうか!」と三女、「お~気が付いたか!有難う」と鞄を持って貰った。長女・次女は会うなり直ちに鞄を持ってくれる。私と殆ど出歩かない三女だからお腹一杯に美味しいものを食べた帰りにはもうすっかり忘れた様で、鞄は自分で持って歩いた。
私が奢るからねと言ってあったのに三女が奢ってくれた。「三女さんご馳走様でした有難う」二人だけの一夜、いろんな事を話し合い楽しい時間を過ごし気が付いてみれば12時近くなっていた。


灼熱の日々

2011-07-16 10:19:28 | 

百合 コンロンカ メドセージ
バーベナ ランタナ カサブランカ

梅雨の時期に異例な暑さを経験し、もういい加減この暑さに慣れても良い頃と思うけれど、そう簡単にこの暑さから逃れる事が出来ないでいる。冷房28度に設定しても室内の温度は30度、老いの身で日中の外出は躊躇せざるを得ない。誠に辛い夏だ。

なるべく家に居たいが、毎月行く秦野行きが13~15日に決まっていた。道中は車だから何処にいるよりも涼しくて快適。今迄は暑い、暑いと言う私の為に冷房嫌いな長女は温度を下げて待っていてくれる。然し今年は節電を余儀なくされている関係上、着いてみれば窓を開け放し冷房は付いていない。でもこんな時期だから私も何も言う事は出来ない。扇風機を身近に置いてくれ2日間生温かい風に当たりながらの滞在であった。勿論何処にも出掛けず座りっぱなし、夕方になると足が浮腫んで重くなる始末。私が扇風機を強にして常時風に当たっているものだから娘が堪りかねて「扇風機に当たりっぱなし体に悪いわよ」と「私は平気よ!」って言ったけれど自分の為にお母さんが気分を悪くしたら責任問題と思ったらしく、2日目の夕方からエアコンを27度にして付けてくれた。暫くしてあの扇風機の生温かさとは雲泥の差の冷房の気持ちよさに正直ホッとした気分を味わった一夜であった。

3日目何時もは夜帰るのだが、午後内科の診察日だったので、朝食後早めに戻ってきた。先ず気になっていたのはインコの事、先月25日に最初の卵を産んでから18日目、つまり秦野に行く朝巣箱の中からか細いピーピーと言う雛の鳴き声を聞いたのである。嬉しかった~無精卵ではなかったんだと。留守にするに当たって餌は沢山与えて来るし、雛は親が面倒みてくれるから心配ないけれどこの暑さ冷房は消して行くし、籠った部屋の暑さで死んでしまうかもしれないと案じていた。
玄関の戸を開けた途端親鳥の元気な鳴き声を聞き「あ~生きていた~」と安堵した。雛も鳴いていた。しなしなになっていた青菜・水・餌も全て取り換えてやりこれで一安心。

昼食を済ませ一番暑い時間帯に病院に向かった。バス停まで帽子を被り、日傘も差し昼日中で日陰が殆どない中を歩く。阿佐ヶ谷で降り6・7分歩き無事病院に着いた。血圧は上が136、下68ですこぶる上々の数値、「貴方は87歳!でも元気でいいね~」とあの素敵な笑みで何回も仰って下さる先生「本当に良い先生で良かった~幸せ~~」と思う。

現在我が家の庭は正にジャングルの様相であるし、草ぼうぼう。何とかしたくても自分の身が大切だから放りっぱなし。庭の草木に全く水を与えていない。でも百合が綺麗に次々咲いてくれる。地中深くまで沁み通ってくれるほどの一雨が降って欲しい。近々台風が来る様だけれど被害がない程度に雨が降ってくれると有難いのだが!!


久し振りの音楽会!

2011-07-07 13:57:03 | 

ミニトマトの実が鈴なりです。とても美味しいです 朝顔が次々咲きます 黄金の鈴、可愛らしい花です
ジャングルの日陰で綺麗に咲いています テマルグサ 二本目の山百合に花が咲きました

昨日も暑かった。然し外出の予定ありで真昼間出掛けたのである。
横浜みなとみらいホールでの千住真理子のヴァイオリンコンサートを聴きに行く為であった。夫がいた頃からあんなに足繁く通っていた音楽会、夫の死亡後も一人であったり子供等とであったり良く行ったものであったが、最近は遠のいていた。今回は長男が誘ってくれ二人で行った。

暑さの対策として、その朝次女から「水を必ず持って行きなさいよ」と念を押されていた。今迄鞄に水を持参して行った事のない私、流石この暑さに是が非でも持たねばと自ら思っていたのであった。道を歩きながら、電車の中でペットボトルから水分を補給しいる多くの人の姿は見ている。今回は私もその仲間入りを果たした。吉祥寺で井の頭線に乗った車中で、2回目は会場に着いて直ぐ、最後は帰宅中の車中で、ペットボトルではなく家にあったコップ二杯分くらい入る小さな保冷容器、冷たくて飲む度に気分爽快であった。

道中はこれまでは西荻駅までは15分位歩いていた。家から4・5分歩けばバスに乗れるのである。1000円で一年間無料で乗れる老人パス券を持っているのに殆ど利用したことがなかった。最近これを使わない法はないと思い始め、時刻表を携帯で写し時間を見計らって努めて乗る様にしている(この行いは歳を取った所為かとも思われるが!)昨日もこれにならった。やはり暑さの所為か5・6人のご老人がバスを待っていた。乗ればアッと言う間に駅に着いてしまう。歩けば汗だくだくになり熱中症にもなりかねないのに誠に有難い。後は電車と駅構内を歩くのみ、みなとみらい駅を下りれば日差しを受けず行き着ける。


杉並区で近くに住む長男であるがたまにしか会う事はない。結構長い車中話しは尽きる事がなかった。コンサートは4時過ぎに終り一寸早かったけれど横浜・中華街まで行って夕食をご馳走してくれた。
5人の子供達は夫々の形で私と付きあってくれ、わたしの気持ちを幸せにしてくれる。こんな有難い事ってあるだろうか。感謝である。

さて、最後になってしまったが本題のコンサートは言わずともしれた素晴らしいものであった。一部はヴァイオリンのソロ、中でもサラサーテのかの有名な「ツィゴインッルワイゼン」は技巧共に素晴らしい演奏であった。二部はN響団員によって構成された室内管弦楽団と千住真理子のヴィヴァルディの「四季」全曲、この曲は何度でも聴いた曲ではあるが大好きであるし、私のパソコンにもMP3にも入っている。ピアノは舞台から引っ込め、チェンバロが変わって加わり40分余を聴き惚れた。
生で演奏する場面を見ながら音楽の醍醐味を味わった嬉しいひと時であった。


あ~暑い!!

2011-07-05 10:46:50 | 

桔梗 クチナシ ハンゲショウ(半化粧)
バラ、2度目が咲いています 山百合、百合の中で一番好きです。百合の王様と私は思います テッポウユリ、今年は一輪しか咲きませんでした

梅雨の時期のこの猛暑!年寄りの身には尚更堪える。
昨日は強い風が吹いた一日であった。風の恩恵を受けようと朝から窓を開け放し、網戸でエアコンも付けず居室で仕事をしていた。(去年までの私には考えられない事)午前中は「あ~いい風!」と思っていた私だったが、午後2時頃になって何だか気分が悪い、頭が重い、脈拍が早い、「もしかして熱中症?」と思った。部屋の温度計を見たら何と35度、よい風どころではなく温風が部屋の中に入って来ていたのだ。直ちに戸を閉め切りエアコンを付け、水分をたっぷり飲み、首を冷やしながらソファーで横になった。幸い30分位経った頃気分は回復し、起き上がって仕事を始める事が出来た。
果たしてこれが熱中症だったのかどうかは分からないけれど、ひどくなる前にこれらの処置をしたのは正解であったと思っている。

私などは行事がなければ家に引きこもっていれば済む事であるが、外での仕事をしなくてはならない人、運動する人等暑さの中で活動する人たちは如何しているのだろうと思わずにはいられない。昔は冷暖房器はなく火鉢と炬燵のみ、非常に寒い思いはしたが、夏の温暖化はなくこんな暑さを感じた事はなかった。世の中は全てに於いて刻々と変わって行くが、その時々で人間の英知を結集し苦難を乗り越えて行かねばならないのだろう。
この世を長く生きた私、昔を今を様々に思う日々である。


梅雨&猛暑!

2011-07-01 11:09:03 | 

昔から咲いている紫陽花です 一寸変わったクレマチスです 花が終わって可愛らしい実が生っているヒペリクム
一番目に咲いた百合です 再び咲いた真っ赤なバラ、今回の方が豪華です コエビソウ

今年もアッと言う間に半年が過ぎ去った。早めの梅雨に突入、然も梅雨時には有り得ない猛暑に日本全土は見舞われている。
この暑さに節電を余儀なくされた今夏、熱中症で病院に担ぎ込まれたり命を落とされた方もいると知らされている。

私は如何しているかと言えば、来週の水曜日までこの処10日間ばかり何の行事もない全くの一人暮らしを囲っている。節電は勿論の事あらゆる方面に於いても今迄の奢った生活を反省し、極力質素にと努力している積りである。今迄室温24・5度にしていた私にとって28度は一寸辛いものがあるが、これも世の中の為と自分の居場所をなるべく小範囲にし、電灯も起居する場所一か所だけ点灯し、パソコンも其処に移動し、必要な物もなるべく身近に置き最小限度の生活を心掛けている。一人でこうした暮らしをするのは非常に侘しさを感じもするが!! 

日中庭に出るのも躊躇われる。然し、新しい花が咲けば暑さを厭わず写真を撮る為出るが、それも大急ぎで済ませ家の中に駆け込み水分補給。余り水を飲むので体が水ぶくれしそう(体重が多くなっている)
エアコンが近いソファーに座っていれば28度で耐えられるが、パソコンの置いてある食卓では傍に扇風機を置いて回している。

皆さんも夫々工夫をこらしてこの非常事態を過ごされている事と思うが、夏を過ぎ節電が緩和されても現在の状態が習慣になり、それがより良い結果として奢れる生活の改善となる事が出来るならこんな嬉しい事はないと思う。

こんな中、私にとって嬉しい事があった。飼っているインコが巣引きを始め25日に始めて産卵したのである。現在3個の卵を抱えてメスは殆どを巣箱の中で過ごしている。メスを気遣って巣箱を覗いたり、たまにメスが出てくると嬉しそうに付き纏ったり微笑ましい光景を私も共に喜んで見ている。メスだとばかり思っていたインコがオスであったりして買い替える一幕もあったりしたが、目出度く念願叶って8月の初旬には手乗りの飼育に忙しい日々を迎えられそうで楽しみである。