あの大雪以来10日振りでやっと庭の雪が全部消えた。雪の重みですっかり倒れ掛かった大小の木々も頭をもたげつつある。梅の木に沢山の小さい蕾が膨らみ始めているし、地下で春を待ち望んでいた花々が芽を出し始めた。この寒さで多分枯れてしまったであろう植物の姿も多い。でももしかして生きているのではないだろうかと思う植物もあるから一縷の望みは持ち続けている。
梅の木は沢山の蕾を付けているが、普通2月には咲くのだが去年は3月19日頃が満開だった事を思えば今年は更に寒さが厳しいから3月に入ってからの開花になるのだろうか!
上の柑橘は何だろう? 今日久し振りで庭に下り写真を撮りながら一巡し南側の大きな木々の間をくぐりふと見上げたら何と今迄全然気が付かなかった一番奥のコンクリート塀に夏蜜柑程の大きさの柑橘が一つぶら下がっているのを見付けた時の驚き!
4・5年前に確かこの場所に柑橘の小さい苗を植えた事は覚えている。その後木は徐々に大きくなり今1メートル半位に成長しているが実は付いた事がないから最近は気にも留めていなかった。何時の間にこんなに大きくなったのだろう。実がなったのだから花が咲いたはず、でもそれさえ気が付かなかったのだ。
家にはゆず・キンカン・ブッシュカン・レモンと4種類の柑橘があるのだからこれらではない筈、では何だろう?取って食べて見れば分かるかしら?と思うけれど何時が取り頃かも分からない。早過ぎれば酸っぱいであろうし、今悩んでいる真っ最中。
いずれ何であるかつきとめようと思っている。驚きと愉しみの胸中である。
あの雪から又降る様な予報があったりして心配していたが、幸い降らず昨日今年2回目の教室に車で行く事が出来た。一回目から暫くipadの使い方の勉強をすることになっている。いろんな事を教えて貰い出来る事が増えとても愉しみである。私の携帯はドコモのらくらくホ-ンなのだがそろそろ買い替えの時期が来ている。今度はアイホーンに買い替える積りでいる。
現在の世の中、刻々と文明の利器が想像し難い程に進んでいる。若者は当然の事の様にそれらに取り組み楽々とこなしている。年寄りはこの変わりように驚きの気持ちを禁じ得ない。そしてこの変わりようについて行くのは至難の業である。然し私は命のある限り難しい事にも取り組み様々な事を沢山経験してあの世に行きたい。
私の夫は常々「より良い人生、人の役に立つ人生を送り最後まで働いて死にたい」と言っていた。その思いは少なからず叶えられて逝ったと思う。仕事の事になると病の床にあっても気分が生き生きしてくる様子を私は嬉しく思ったものであった。
私も夫の亡くなった年齢まで後3年になった。もっと長く生きられるかもしれないし、明日にでも死ぬかもしれない時期に来ている。夫の様に大きな望み、技量は全く持ち合わせないけれど、人様の為には何もできないけれど、私なりに自分の人生が最後までチャレンジ精神でありたいと願っている。
あの大雪の日に階下のお父様が車で出掛けられ、大変な目に遭われた事(人身事故ではない)を娘から聞かされた。家の近くであったらしく娘も現場に行って大変な思いをしたそうだ。雪の日には絶対車での外出(老人は歩いてでも)は避けるべきと更に更に肝に銘じた。
2・3週間おきの金曜日に赴任先から戻って来る婿さんが折よく私の教室の日と重なり、9時半頃帰って来た。新年会後始めて会う事が出来た。私が作った夕飯を美味しいとお腹一杯食べてくれた。孫二人は夫々用があって留守、大人3人で久し振りの会話が弾み気が付いたら11時半を過ぎていた。