18日 姪とその仲間のミニコンサートへ
「私と仲間のピアノミニコンサートへ母を連れて行きたいのだけど叔母さん来てくれる?」との電話が大分前に来ていた。往きは姪の婿さんが姉の世話をしてくれるが、帰りは婿さんは別の処に用事があり連れ帰ってくれる人がいないからと言う事の様であった。姉は最近車椅子に乗る状態になっている様だ。今年1月に姉を訪れて以来会っていなかったし、私も姪の演奏を聴きたかったから行く事に決めた。
久し振りで会った姉、車椅子になってしまった事は残念であったが、頭はそう衰えを感じなかったし半年前と大した変わりはなかった様に思い嬉しかった。
会場は日比谷公園近くのビル内。100名程入れる小さな会場でであった。武蔵野音大を卒業した60代の女性が仲間を作り毎年ミニコンサートを行って来たとか、皆夫々自分の教室を持ちピアノを教えている人達である。
一人が約15分間演奏するので11人で約3時間掛かった。
先ず最初の方が演奏始めた途端私にとんだハプニングが起こった。咳が止まらなくなったのだ。直ぐ近くに扉があったので急いで飛び出し暫く咳込んで治まったが演奏の途中で中に入る事が出来ず、廊下にあったモニターで聴きながら終わるのを待った。
11人の演奏は中々のものであった。平常は教える身である方々が自身が演奏する立場になれば練習にも気合が入った筈、私の知らない曲が殆どであったが、眠気を催す事無く3時間充分聞き応えがあった。
演奏会が終わり婿さんと別れ、姪ともその後仲間との集まりがあるので別れ、姉とタクシーで施設まで戻り別れそこに置いてあった自分の車で家に帰り着いたのは8時頃であった。
こうして音楽に耳を傾ける第一日目がおわった。
19日 主治医が亡くなられたと知った日
2カ月振りの内科診察日。主治医先生がご病気再発で入院なさってからもう長い。でも快復されてこの夏頃には診察を再開されると伺っていた。もしかして今日お目に掛かれるかもしれないと思っていたのに、代診の先生のお名前が!!
今はまだ暑い盛りだから涼しくなったら戻っていらっしゃるだろうと思った。然し「先生は6月に急変なされ亡くなられました」と代診の先生から知らされ唖然とした。また診て戴けると確信していただけに私の悲しみは大きかった。本当に良い先生であったから私が死ぬまで私の体は先生にお預けしょうと思っていたのに残念でたまらない。あの素敵な笑顔に接する事は再び叶わないその寂しさを今噛みしめている。人には夫々の寿命があるから致し方ないけれど今一度お会いしたかった。
先生のご冥福を祈るばかりである。
前の主治医先生には30年余お世話になったし、今の先生にも10年余診て戴いた。お二人とも私よりお若いのに逝ってしまわれるなんて如何してって思わずにはいられない。これから如何しょうと思った。幸い代診の女医先生が何時もにこやかに接して下さるし、よさそうな方なのでこれからお世話になろうと決心しお願いした。前のお二人の先生と違って未だお若いし、転勤でもなさらない限り私より先に逝かれる事はまずない筈、安心してお任せしょうと思っている。
今日は悲しい日だった。
20日 ギリシャ・イタリア旅行の写真交換会
この旅行に参加した東京近辺の方々と約一カ月振りに再会し蒲田教会で愉しい語らいの時を持った。
ある男性の方が帰りの飛行機内で17人位の方が摂られた旅行中の写真をご自分のパソコンに取り入れ、帰国されてから5000枚ほどの写真を編集されてDVDに入れて皆さんに送るべく努力されている。まだ完成していないがパソコンで見せて戴き旅を思い出し懐かしかった。
昼食を共にし話しは尽きず、3時頃まで愉しい時を過ごしたのだった。DVDが送られて来るのが待ち遠しい。
今日は愉しい懐かしい気分を味わった日であった。
21日 花火大会に誘われて
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e8/921bb56a4062d77cd693129246a9225b.jpg?random=a515f701a0531d08a9206c2d4e365f3e)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ee/3853b8d814c7f57eb4333cf7d2806ca7.jpg?random=09b1beeafe57dcba115bfa5df068e565)
中々気に入った素敵な写真は撮れません。丁度花火が打ち上げられる位置に月が雲間から見え隠れしていました。
打ち上げ花火を見るのは大好きである。私達一族は夏お盆の頃に一週間軽井沢に滞在している。丁度その期間内に南軽井沢のレマン湖で花火が打ち上げられ毎年見に行ったものであった。然し10年程前レマン湖はレイクガーデンに様変わりし私にとっては嬉しい花園になってしまったが、それ以来花火を打ち上げる事はない。故に今回の花火は10年振りに見られる事になったのであった。
ブログ仲間で親しくなったTさんのお誘いであった。PC教室のO先生・Tさんの職場友達・Tさんのお友達のNちゃんとその友達と私の6名、別行動でTさんのすらっとスタイル抜群の美人な可愛らしい素敵なお嬢様とその友達の大勢で繰り込んだ。
。埼玉県大宮にお住まいのNちゃん達が買って来てくれた様々な美味しいご馳走を食堂の様な場所で6人でワイワイ言いながら愉しく食べ、7時半から打ち上げが始まった。その席は朝早くTさんが確保してくれたものであった。
開催場所は府中競馬場。故に席は競馬を見る観覧席、芝生で寝転がって見る事も出来るらしいが、私は椅子の方で良かった。花火を打ちあげる時間は僅か30分であったが様々な花火が大空に打ち上げられ舞い散り素晴らしい光景を堪能した。
この花火大会は府中市が、競馬場で市の皆さんにご迷惑をかける御礼として無料で始められたものであると言う。始めの頃は近辺の人々だけで観客は少なかったそうであるが年々増え始め、今年は一番大勢だったそうで座る場所もなく立って見ている人も多かった。
私以外の方はもう何回も見ておられるらしく私は今年始めてお仲間に入れて貰ったのだ。
私を除いた5・60歳前後の熟女達のパワーは何とも物凄い、話しには聞いていたが正しくその通り、ポンポン喋りまくり笑いまくりその凄さには到底ついて行けない私だったけれど、その輪の中に身を置けた幸せを感じたのであった。
終わって府中競馬場駅まで延々と人の波は続きゆ~っくりした歩調でしか進めない程の混み様であった。
賑やかな愉し~花火見物の夜であった。 Tさん他皆さん本当に有難うございました。来年もご一緒お願いしますね。
以上で4日間の外出記録は終りです。今日からは又一人で静かに過ごします。