日比谷公園にて
新宿御苑にて
昨日は真っ青な晴天、寒くもあり風も一寸強かったけれど 東京見頃の日比谷公園、新宿御苑に長女と行って来た。
長女は秦野からだから時間は掛かるが、私は荻窪で地下鉄丸ノ内線に乗り換えれば一本で霞が関で下車、B2の出口に出れば目の前が公園の霞が関入口である。此処で長女と10時半に待ち合わせた。
一番目の写真何だろうって思われるに違いないが、私にとっては忘れ得ない場所なのである。約70年前自由学園の普通科・高等科の学生だった頃、男子部と合同で毎年音楽会を催した懐かしい日比谷公会堂なのである。あの石の階段を何度上り下りしたことか、70年経った今昔のままの姿であった事に懐かしさが溢れ感動した。70年を経て再び会いまみえる事が出来た日比谷公会堂、遠い昔に帰った気分で暫しの時を過ごし嬉しさはひとしおであった。
当時、公会堂に来るだけで公園がある事も知らなかったし、今回が初めての公園散策であった。ウイークデーでもあり人は少なく、もみじは左程多くはなかったけれど紅葉は綺麗だったし、銀杏の真っ黄色い紅葉は素晴らしかった。
公園内を一回りして約1時間、ゆっくりと愉しんだ。
昼食を済ませ次はもう何度も来ている新宿御苑に行く。何時も桜の季節であるからこの時期は始めて、桜の葉の紅葉がとても綺麗だった。桜の季節と全く趣が異なる光景を感じる。もみじは余り多くなくやはり日比谷公園と同じく銀杏の黄色が映えていた。沢山ある桜の木を見ては「あ~桜の季節に又来たいな~」と 思った。
往きは霞が関から地下鉄一本で新宿御苑前で降り、正門から入り、帰りは千駄ヶ谷口から出て総武線一本で西荻窪まで、今日は何一つ困る事なく人にも聞かずにすんだ簡単な往復であった。 ネットのお陰は大である。