久し振りで過ごした姉との一日

去年の暮と、今年の4月会う事になっていた姉に、私の都合で2度共会う事が出来なかった。一回目は前の日に足を捻挫してしまった事、二回目は会う朝眩暈が起こった為であった。然し今日は何ら支障なく2年振り位だったろうか会う事が出来た。勿論私の方が6歳若いのだから姉の家に出掛けて行った。6人兄弟姉妹の二人だけが現在生きている。「二人だけになっちゃったわね～長く生き過ぎちゃったわね～」と電話では何時も言い合っている。姉は後1カ月で93歳、私の夫が亡くなった歳なのだ。「私何処も悪くないけど耳だけは悪いのよ」と、腰も膝も全然痛くないし歯も殆ど自分の歯、唯骨が弱いらしく背中が曲がって私より小さくなってしまっている。二人とも夫を亡くした後一人住まい、そして私は5人姉は4人の子供を持ち、配偶者・孫・曾孫を加えると姉は総勢30人、私は33人の大家族である。両家共母親を大切にしてくれ夫々仲良い一族なのである。

この歳になると昔の事を話し合える人は少ないが、姉とは87年昔の事を何でも話しあえるのだ。私の産まれた関東大震災の事から始まって、小さかった頃の事、自由学園で学んだ頃の事、父母兄弟姉妹の事、戦争時代の思い出等々、そして現在の世相に至るまでの様々な思いなど、話しは尽きず午前中から夜の8時まで語り合った。

「夕食何かとって食べようか」と姉は言うけれど話しで心は満足し食べたいとも思わず「家に帰ってパン食べるからいいわ」と話し続けたのであった。
「もうどれだけ生きられるか分からないからなるべく多く会おうね」「おねーちゃん転ばない様にね」「みっちゃんも元気でね」と言い合いながら別れ、真っ暗になった道を歩きバス・電車を乗り継ぎ帰宅した。

「兄弟姉妹の絆は強いんだよ」と5年前肺がんの病床を見舞った時、下の弟が言った言葉を思いだした。残された姉と私今後もその絆を大事にし更に深めて行きたいと思っている。

 

この季節、柿の実が気になります！

 

もう間もなく11月、今年の柿の状況は甘柿は余り生っていない。上の写真は渋柿であるけれど、沢山生っている。「今年の柿取りは何時なの？」と皆から聞かれる。生る年は都合のつく人が集まって取ったり、渋柿の皮を剥いたり愉しいひと時を過ごす習慣になっている。「今年は甘柿は少ないのよ～、でも渋柿が沢山生っているからお願いね」って言っている。甘柿は手伝ってくれた人にしか上げられないけれど、美味しい吊るし柿が出来たらお正月集まった時皆に上げる事が出来るだろう。

今日は内科診察の日。最近心臓の具合が健全でなく、ひどく苦しいとか痛いとかは無いのだけれど、左胸の辺りが重苦しいと言うか普通ではない違和感があるのだ。急に倒れてそれっきりになってしまうのも悪くはないが、やはりこの幸せな生活をもう少し続けたいと思うから、先生にお話した。「大した事はないと思うけれど一度心臓の超音波を撮って見ましょう」と言う事になり、その日を予約して来た。
心臓が変と言っているのに、先生は私の顔を見れば「元気でいいね～」と仰る。

現在カルテは全部電子化している。先生もすらすらとパソコンを打っていらっしゃる。もう相当なお歳なので、若いお医者さんと違って習得するには大変だったのだろうなと「先生は何時からパソコンなさっていらっしゃるのですか？」と伺ったら「私は15年院長をしていたけれど、その初め頃に電子化され院長が出来なくてはいけないなと思い一生懸命覚えたんですよ」と仰った。「私も79歳の時から始めたんです。写真など入れたりブログ等もして愉しいんですよ、呆け防止にもなりますよね」って言ったら「そう、そう貴方は凄いね～、車も飛ばすしね～」と　　こちらの話しにも耳を傾けて下さるし、ご自分の事も話して下さる。本当に良い先生に出会えた事が嬉しい。

心臓の超音波の結果が良好である事を願っている。

久し振りに音楽会へ！

 

この夏あの猛烈な暑さの為枯れた植物が多かった。上の「シュウメイギク」この一本だけが生き残り昨日から咲いている。ピンクが多かったのに全然咲かなかった。

昨日久し振りに長男と音楽会に行った。私は娘時代ヴァイオリンを習った事があり好きである事を知ってか、長男がチケットを買ってくれ一緒に聴いたのであった。

場所は横浜みなとみらいホールであり、奏者はイスラエル人のイツァーク・パールマンと言う方、ヴァイオリン界の巨匠と言われクラシックの音楽家が通常経験しえない「スーパースター」の位置におられる方と言う。才能だけでなくその魅力と人間性もこよなく愛されていると言う。

２時間に亘る演奏は正に巨匠と言われる事を如実に感じた素晴らしいものであった。テクニックもさることながら奏でる音の何とも言い様のない優しさは、そのお人柄を感じさせるものであった。こんなに感動し酔いしれた演奏を聞けたのは始めと言っても過言ではない。　　　この方は足がご不自由で電動式の車椅子（演奏会用に特別に作られたのではないだろうか）に乗られ演奏された。始まる前舞台に譜面台が低く置いてあったので何故だろうと思っていたその訳が分かった。結構なスピードで出入りされる様子を見、演奏されるお姿を見ても、何故か当たり前の事の様に感じ車椅子と言う特別な違和感を持つ事がなかった。

曲も普通は知らない曲だと余り面白くないと感じるけれど、この方のは知らない曲でも全て素晴らしく聴く事ができ、わくわくするような気持であった。フランクのヴァイオリン・ソナタは娘時代、丸い大きなレコードをあの手巻きの蓄音機で然も竹針で兄弟姉妹で良く聞いた曲でであった。それ以来聞く事がなかったが本当に久し振りに聴いて懐かしさに溢れた。弾きてが弾き手だけに尚一層感動した。

演奏会後ホールのある建物内で夕食をし東横線で帰って来た。横浜の一寸先まで行ったのだから結構な時間電車に乗っていた訳だが、長男と話しながらだったのであっという間に渋谷に着いた。其処から井の頭線に乗り変え長男とは浜田山の駅で別れた。

有名人なのでチケット代も高いのに私の分まで出してくれ、みなとみらいは始めてだからと下見までしてくれ、母親を連れて素晴らしい音楽を聴かせてくれた長男さん本当に有難う。

 

綺麗な花々に囲まれて！

　美しいダリア

 
  
  

見事なバラ園 

  
  
  

植物園内の温室

 
    

先週から車を回転させる広い駐車場のコンクリートの修理をして貰っている。昨日も来る筈になっていたが職人さんが中々現れず１０時半頃やっと今日は行かれませんとの事、「何でもっと早く連絡してくれないの！」って怒る気持ちになったが、「そうだ職人さんが来ないのなら何処かに出掛けよう、神代植物園でバラが綺麗に咲いているというから！」と突然思い立ち一人で出掛けたのであった。
ばら、ばらと思っていたらまず目に入ったのは素晴らしいダリアのコーナーであった。家では何回植えても全く駄目で諦めていたダリアの綺麗だった事、思わず目を見張って見入ったものであった。

目的の薔薇は一か月前墓参りの帰りに娘達と寄った時にはまだ小さい苗で葉もでていなかった。その間にこれ程成長し７分咲き程度ではあったが、広い場所を様々に彩って見事、来た甲斐があったと大満足であった。

やはり一か月前あの凄い暑さの中だったので、温室は更に暑いだろうから止めようと見ずに帰ったのであったが、流石秋、気分も爽やかに温室に入った。ベゴニアの素晴らしかった事、薔薇かと見まごう程であった。
午後から出掛けたので２時間ほど見て回り終園間近、そろそろ夕闇迫る頃家路に着いた。こうして一人で出歩くのも悪くないなと思ったものである。この処ずーっと外出もなく家でうじうじしていたので、花々に囲まれ気分はスカッとした。

今日昼頃次男から「今渋谷にいて仕事が終わったんだけど行ってもいい?」って電話があった。私が昼食終わった頃現れた。こんなに早くから来る事は滅多になく夕方が多い。私はブログの写真を沢山入れている最中だったので続け、次男は本を読んでいた。急に来たので夕食は外食にした。「神戸や」と言って温かいパンをいくらでも食べられるレストランがある。以前に行った事があるが次男は気に入って「神戸やに行こうよ」と何時も言っていたので「今日の夕食は神戸やにしょうと決まった。
車が出せない状態であったのでタクシーを拾って出掛けた。
普通の日なのでお客さんは少ない。私は軽いもの、次男はステーキ、それにサラダバー、これはどれだけ食べてもOK。皿に山盛り取って来たのには驚いた。パンも沢山貰っていた。案に違わず「お腹一杯～」と言いながら「ご馳走様」と礼儀正しく！！「長の望み叶ったね」と私。
家に帰り何時もの事ながらパソコンを持ち出し、軽飛行機を操縦した写真を見せてくれたり、作った曲を聞かせてくれたり話しは尽きず暫しの時を過ごし帰って行った。

今日は本当に沢山の写真を載せましたが一つ一つ大きくしてご覧頂けたら嬉しく思います。

プリンター機種の違い！

 

今年の始め、それ迄使っていたエプソンプリンターの調子が悪く、キャノンに買い替えた。お古は三女が家に持ち帰り何ら支障なく重宝して使っていると言う。
今年の夏始めて「軽井沢の記録」（これは一族が軽井沢で過ごした写真が非常に多い小冊子）をキャノンでプリントしたら、エプソンの時と違って画像が暗く私は不満足であったが仕方なく１２冊皆に送った。
今回クラス委員になってお知らせなどプリントしなければならない。前のエプソンが調子よく使えているというから「キャノンと取り換えっこしょう」と三女と話し合い交換した。ところがプリントして見たら紙がインクで汚れたり、やはり気に入らない。娘と相談した結果新しくエプソンで色具合を重視した品を買う事にし一昨日品物が届いた。
初期設定の出来ない私故娘に来て貰い使用できる様忽ちしてくれた。

さて、廃棄処分となったプリンター、「これど～しょう」と言ったら早速インターネットで調べてくれた。（私は一度も粗大ごみを出した事無いので）長さ３０センチ以上の物は粗大ゴミとなる事、出す物に貼る券を購入する事、券には名前でなく決められた数字を記入する事、都合の良い日時を申し込み外に出して置くこと等々、全て調べ電話し、「今券を買って来てあげる！」と近くのコンビニに行き３００円で買って来てくれた。数字を記入しプリンターに貼り、少しでも私の荷を軽くしてくれようと玄関まで運んでくれた。この間、３０分位だったであろうか、その処理の速さ行動力の凄さに私は圧倒された。と同時に何時も頼べば教えてくれ、すぐ処置してくれる有難さを感謝する気持ち一杯であった。最後に「杉並区では粗大ゴミを頼む時「＃8800」に電話すればいいのよ」と教えてくれた。　　三女さん本当に有難う。

一年足らずしか使っていないキャノンは既に三女が教室で使っている。今度買ったエプソンは39000円　「お金払うね」って言ったら「どうしょうか、２００００円でいいわ～いい加減だけど！」と　これで一件落着。

気に入らなかった「軽井沢の記録」を昨日一部新しいプリンタで印刷し一冊作り直した。明るい色合い大満足である。すべて娘のお陰であると感謝。三女さんこれからもよろしくお願いしますね。

家族団欒の時

 

第二金曜日、教室ではチケット作成の勉強を教えて頂いている。実際に必要に迫られて作られた方２名、教えて貰った事が活用出来ることは嬉しい事だ。
和気あいあいの中で充実した授業であった。

授業を終わって三女の家での夜に掛けての半日、平常は単身赴任の婿さんの姿はなく、孫も殆ど在宅せず二人で夕食する事が多かった。然し今夜婿さんは帰って来ると言うし、孫息子も珍しく家にいた。孫娘は相変わらず部活・塾等に忙しく帰って来たのは１０時頃。婿さんが帰って来る８時までお腹を空かして待ち夕食となった。皆と一緒に食べられる食事は私にとって貴重な時間、家族４人が揃って久し振りの家族団欒の様子を見る事が出来私の心は嬉しさ一杯。

日本対アルゼンチンのサッカー試合、１－０で日本が新監督の元、勝利を得た事を喜こび合った。
「お料理作るの大変ではありませんか」との私の問いに婿さんは「作るの面白いですよ、のりちゃんより上手かも！」と、三女は「へ～そうなの～」って顔して聞いていた。夫婦の間で普段出来ない会話を交わしている様子を、一寸羨ましい気持ちで黙って見ている私の姿が其処にあった。
何時もの事であるが家に着いたのは１２時近かった。

今日は一日雨、でも外出しなければならない用事があった。寄る歳波か体の不調でクラス委員が２転３転し、最初決めた人と全然変わってしまった二人で遅れてしまったクラス会の諸事を決める為新宿に出掛けたのである。相手の方は卒業する最後の２年間だけ同じクラスだった方で、私とは殆ど話しをした事がなかった。Hさんは「Tさんは私と委員一緒にするの嫌と思っているのではないかと心配だったのよ」と仰る。「私はそんな気持ち全然なかったわよ」と言う事で話しは始まった。話し始めたらそんな思いは吹っ飛び仲良かった二人であったかのように会話は弾んだ。昼食をしながら２時間決めるべき事も決め「愉しかったわね～よろしくね」と言って別れた。

外出ついでに美容院に寄りパーマを掛けた。帰り際今日一番のひどい降りになっていた。明日も雨の予報、秋晴れが待ち通しい。

毎月一回の行事！

 

今回の秦野行きは２９日に家に泊った次女と一緒に行き長女の家で一日を過ごし次女は帰り、私は２泊して夕べ遅く帰って来た。

秦野に行くとあちこち連れて行ってくれるが、今回は見るべきものもなく終日家の中で座ったまましゃべったりパソコンに向かったりで過ぎ去った。２日目少しは動かなきゃと言う事で長女と二人で散歩に出かけた。家の近くには水無川が流れていてその川沿いは素敵に整備され散歩に快適な場所であるし、公園・運動場（野球場・陸上競技場）プール・子供の遊び場・公民館等々様々な施設が完備し素晴らしい場所である。
娘婿は川沿いの散歩道を毎日１時間必ず歩く。私達は公園を４０分位歩いた。桜・藤の季節は素晴らしい景観であるが現在は何も咲いていない。でもいい空気の中娘との散歩はとても気分が良かった。
３度の食事は娘が全部作ってくれる。後片附け位しようと思っても「お母さんは何もしなくていいから」と言われ座ったまま、毎食後のお薬を飲む水まで持って来てくれる。上げ膳据え膳の３日間有難いやら、すまないやら。但しこの生活がずーっと続いたらきっと呆けてしまいそう！でも３日間だけなのだからお言葉に甘え楽をさせて貰っている。

家に帰って見れば留守番電話が３つ掛かって来ていたし、届き物が２つあって「不在連絡票」が入っていた。返事の電話も掛けなくてはならず、でも今日午前中は教会に行ったのでそれらは午後処理することとあいなった。すべて終え今パソコンの前に座っている。
インコ・グッピーは元気にお留守番をしてくれた。生き物を飼っていると、留守にして一番気がかりなのはその安否、死んではいないかと恐る恐る様子を見るのが常！
今迄にヒーターが壊れてグッピーが全滅していたことがあったので尚更である。
お留守番の人がいれば電話で安否が確認出来るけれど、飼っている生き物には電話は通用しないからどうしょうもない。まー今回は無事であったから良かった～