老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

年の瀬に音楽会へ

2013-12-28 22:16:40 | 

忙しい年の瀬なのに、今日午後長男の嫁に誘われて音楽を聴きにいってきた。
嫁の中学生時代の教え子でピアノのとても上手な方、私はもう4回ばかり嫁と一緒に聞きに行っている。今日はヴァイオリン奏者の方と初めてのデュオ演奏だった。お二人ともさまざまな賞を取られており広く活動なさっていて将来が楽しみな方だ。
家にいればあれもこれもしなくてはと心忙しく過ごす時なのだが、そんな事などすっかり忘れて素晴らしい演奏にどっぷり浸ってきた。会場は100人位しか入れない狭い場所であったが、親しい方ばかりを招かれたようで、マイクもいらず生の演奏を間近で久し振りに聞くことが出来幸せであった。

「東京にこんな電車が走っているんだ~」と先日豪徳寺に紅葉を見に行った帰り「宮の坂」駅から乗った世田谷線に又今日も乗ってしまった。明大前で嫁と待ち合わせ京王線の次の駅高井戸が始発駅、そして約20分位で終点の三軒茶屋駅に着き会場は降りた目の前だった。この昔ながらの電車結構利用している人が多いようだ。昔は階段を昇ったり下ったりしなくてもすぐ駅があった。そんな懐かしい電車に今年2回も乗ったなんて不思議なものだな~と思いながら間近に人家を見たりしながら遠い昔を思い浮かべた。

然しそんな思いや素敵な演奏の余韻に浸っている場合ではない。今夜から正月料理に取り掛からなければならないからだ。帰りに西荻窪に降り西友で一杯の買い物をした。休む暇もなく夕食を済ませてからきんとんを作ったり、昆布巻きを煮ればよいばかりに準備したりし、今パソコンに向かって素敵だった演奏を再び思い出している。

今年も後3日になった。一人だったら何にもせず正月を迎えるだろう。だが私には夫はいなくても沢山の家族がいる。そしてみんなが集うことが出来る。新年会で皆に喜び愉しんで貰えるために一生懸命用意をする機会を与えられている幸せを感謝して頑張っているのだ。

みなさんどうか良い新年を迎えられますように。来年もよろしくお願いいたします。


クリスマス会

2013-12-22 11:10:53 | 


             
                                                 

昨夜一人身で暮らす私と次男が三女の家に招かれ、階下のご両親と赴任地から帰宅した婿さんと大人だけ6人での一足早いクリスマスの会を持った。集まれば和気あいあいと楽しむことができる家族であるから本当に笑いの絶えない嬉しい夜であった。次男が面白いことを言っては笑わせてくれた。
今回私は何も作らず、三女と階下のお母さまの手料理でとても美味しかった。シャンパンで乾杯「私は車だからお酒は一切駄目よ」と行ったら少しなら大丈夫だよと大匙一杯位ついでくれた。シャンパンは度が強いのかほんの少量で顔がほてってしまった。
食事がすみ暫くしてケーキの時間、そして最後はクリスマスプレゼントが娘夫婦から贈られた。最初見たとき小さめの座布団かなと思った。「こうするのよ」と娘が開いてくれた。膝掛にもなるし肩に掛けることも出来る素敵なもの、階下のお母様とは色違いであった。お父様のは見損なったが丁度いいと喜んでいらっしゃった。後の3人は色違いの暖かそうなマフラー「お正月に皆お揃いで首に巻いて行こうよ」と言って大笑い。こうして楽しい時を過ごしご夫婦は階下に戻られた。その後4人で又盛り上がり12時頃まで話は尽きなかった。

今年も後10日を残すのみとなった。忙しない年の瀬、毎年の事ながら一番気になるのは正月料理の事だ。手落ちのないよう買うものする事を書き留めでいる。実行は27日頃からである。まだ一人で何でもできる幸せを感謝している。
                                                 
                                                 
                                                                         
              


大満足ではないけれど!!

2013-12-09 11:37:38 | 

富士山の肝心の部分が見えません 雲が去り全様を見る事が出来ました

白鳥とおしどりが沢山泳いでいました おしどりです 山中湖の景色です

富士山の素晴らしい姿を撮りたくて出掛けた山中湖であったが、期待に反して雲が多く満足のゆく写真は撮れなかった。
私の我儘を聞いてくれ婿さんが山中湖に連れて行ってくれた。出掛ける時点で雲がかなり多く駄目かな~とは思いつつも、もしかしてとの一縷の望みを抱いて山中湖に向かった。着いて見ればやはり雲に覆われ(写真上の左)裾野は見えるものの肝心の雪を被った上の部分はまるっきり見えない。暫く白鳥などを見ながら雲の動きを観察していたが全く雲が居座っていて状況が変わらない。11時ころ早昼を食べ外に出てみたら何と下のほうには雲があるものの上はしっかり富士山のあの真っ白な姿が現れていた。もう駄目と諦め掛かっていたから3人で大喜び、山中湖は3・4度の外気温でとても寒かったけれど夢中になって写真を撮った。上右の写真が一番多く姿を現した時でその間約30分位、また雲が掛かりはじめて間もなく何にも見えなくなってしまった。
4・5年前やはり長女夫婦と御殿場平和公園にカレンダーに載せるための富士山の写真を撮りに行った時も曇っていて、奇跡的に10分間だけ綺麗な姿を現してくれた時の事を思い出した。今回はもう一寸だけ長い時間であったけれど、私達の願いを叶えてくれた事「来た甲斐あったね」と 言い合いながら感謝の気持ちで帰途についたのであった。

夜10時過ぎ秦野の寒さよりは一寸ましな東京に帰ってきた。家に着いたら必ず「今着きました」と電話する習慣になっている。やはり相当な年寄りが一人で夜、しかも車を運転しての道中であるから着いたと聞くまでは心配らしい。気遣ってくれる気持が有難い。
今回で今年の秦野行きは最後である。また来年行った時もっと綺麗な富士山を見る事が出来るであろう。


月と金星・富士山(秦野にて)

2013-12-07 13:44:04 | 

  

弘法山より

 

  蜜柑がたわわに生っていました

昨日から東京より寒い秦野にやって来ている。現在秦野も紅葉は終わり見るべき花は咲いていない。今回の目的は富士山である。いつも冬になると雪を頂いた綺麗な富士山を見られる楽しみがある。東名高速の秦野中井インターを降り水無川の横を走り家の傍の秦野市役所あたりに来ると目の前に素晴らしい富士山の姿を見ることが出来心は躍るのであるが、今回は晴れているにもかかわらずもやの所為か富士山の姿がかすかに見えるだけでこの時点では残念な思いをした。
然し今日も晴天、朝早く7時半に写真撮影に新宿御苑に行く婿さんを駅まで送り、その車で娘と二人は近くにある弘法山にのぼり素敵な富士山を見る事が出来た。欲を言えばもう一寸くっきりした富士山を見たかった!!
その帰り道、車の窓から可愛い羊がみんな寝そべりくつろいでいる姿を見て心が和んだし、小さい木ではあるが美味しそうな蜜柑がたわわに生っているのを見て思わずパチリ!

昨日の夜、外から帰った娘から「お母さん外に出て見て~」と呼ばれた。晴れた空を見上げたら三日月の下に輝く金星がくっきりと見える。金星が月に近づいているのだそうだ。早速ま新しいカメラで22倍ズーム一杯にして何枚か夢中になって撮った。上の写真はその中の3枚、上手に撮れたとは思わないがこれで精一杯である。

明日の夜帰るのだが、もしかして午前中婿さんが山中湖に連れて行ってくれるかもしれない。実現すれば嬉しいが!!湖に映る素敵な富士山を撮りたい。

秦野は寒い。東京の我が家では天気であれば昼間は暖房いらず、朝,夕一寸寒くなったら暖房をつけ常時22度、23度程度の室温で快適に過ごしている私にとってこの秦野の娘の家では暖房を付けているのに何故か20度に届いた事がない。
私は何もせず座ってばかりだから寒いのか、娘は何時もこの程度で平気らしい。「寒いのよ~」と言いながら家の中で外出時に着る厚手のコートを羽織っているしまつである。結婚当時現在より寒い世の中であった時スカートで素足で過ごした私であるのに、歳を取ったのかな~情けないな~と思う。
東北地震が起きるまでがんがん冷暖房を高め低めにしていた私、あの災害で節電の習慣が身についたのか室温を控えめにする事が当たり前の事のようになった。とは言えやはりもう一寸暖かめであったら嬉しいのにと思ってしまう。でも郷に入っては郷に従えである。我儘を言ってはならなのだ。娘とのおしゃべりがここ秦野に来て一番嬉しい心の癒しなのだから!!


パイプオルガン

2013-12-02 10:46:00 | 

                      

昨日、私は教会員ではないが時々通うルーテル蒲田教会にて「奉献聖別感謝礼拝」及び「パイプオルガン奉献記念演奏会」が行われた。この教会でパイプオルガンを入れようと計画されてから14年の月日を経てようやく念願が叶った日であったと言う。
このオルガンはフランスの有名なオルガン製作者ベルナルド・オ-ベルタン氏によって作られたものであり、昨年から製作に掛かりこの度蒲田教会に設置が完了されたのである。去年6月にスイス旅行の際と今年ギリシャ・イタリア旅行の際の二度に亘ってオ-ベルタン工房を訪れる事を得た私にとって思いの深いパイプオルガンであった。
多くの方々のご寄付、ご苦労によってなされたこのパイプオルガンは素晴らしい音色で全ての人々の心を安らかにしてくれるであろう。メンテナンスをしっかりしながら500年は持つとの事であった。礼拝は会堂一杯の人であった。

昼食は蒲田教会員の女性の方々が作って下さった交ぜ寿司や豚汁その他いろいろ、とても美味しく頂いた。
スイス旅行で共に工房を見学された懐かしい方方が九州の福岡・宮崎から又静岡や飯田からも遥々上京され久々の出会いを喜び合った。

午後3時からいよいよ奉献記念演奏会が開かれた。演奏者はフランシス・ヤコブ氏。有名なオルガン奏者であり、音楽院教授としても有名な方、又オ-ベルタン工房でもオルガン製作に拘わっていらっしゃる。今年私がこの工房を訪れた時来ていらっしゃって、完成近い蒲田のオルガンで何曲か弾いて下さり嬉しかった事を思い出す。
会堂は所狭しと満杯の聴衆であった。14個のストップを押したり引いたりする度に何とも言われぬ音色に変わるのである。
約1時間半ヤコブ氏の演奏に聴衆は酔いしれた。本当に素晴らしかった。

11月の始めに夫を病で亡くした次女が演奏会だけに浜松から来てくれた。次女もこの教会に少なからず関係を持っているので、牧師先生にもお会いしたし演奏も聴きたいと傷心の身でありながら来てくれたのであった。しっかり元気を取り戻しつつある次女を見て私は安堵した。同じく配偶者を失った者同志これから支え合って行きたい思いである。

懐かしい多くの友人に会えたし、娘にも会えたし、何よりも素晴らしいパイプオルガンを教会に行く度に見、音色を聞く事が出来る幸せを実感した本当に良き日であった。全てが感謝である。