老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

孫娘の誕生会

2012-08-25 14:29:09 | 

約一カ月振りのPC教室の日。相変わらず暑い暑~い日々が続いている中、皆さんは自転車であったり歩いて来られたりさぞ大変な思いで通われているのだが、私は車ゆえこの暑さに苦しむ事がなく申し訳ない様な気持で運転しながら教室に着いた。
今日はIpadと言うものが如何なるものか、それを買うか否かを決める為実際にIpadに触れてどんな事が出来るかを教えて頂いた。他の教室の方がお一人加わって4人、膝にIpadを置き指をさ~っと滑らせて左右に動かしたり二本の指を開いたり閉じたりして画面を大きくしたり小さくしたり、今流行のスマートホーンを使っている方には違和感のない操作でも、私達にとっては始めての操作、始めは一寸戸惑ったけれど、スラスラ出来るようになったし、色々な事が出来る愉しみも大いに感じさせてくれ4人とも買う事に決まった。買った人は12回のIpad講座を受け操作を得とく出来る事になるのだ。
手に入る日が待ち通しいし、講座も愉しみである。

三女の家では孫娘の誕生会が行われた。単身赴任中のお父さんと、他に予定のあるお兄ちゃんは参加出来ず下のご両親と5人だけでの会であった。
19歳を迎えた孫娘、勉学、アルバイト、友達との愉しい交流に打ち込むまさに青春真っ盛りの年頃なのである。省り見て私の19歳は太平洋戦争の真っ只中であった。学業を終えた私は函南で一人働いていた父の世話をしたり、一歳に満たない甥の世話を任されて無我夢中で働いた忘れ得ない日々を過ごしていたのだった。
時代や環境は異っても人夫々の心の持ち様は苦あり、愉しみあり変わる事はないのだと思う。感情の起伏が激しい孫娘それなりに悩む事も多々ある様であるけれど、すべてを乗り越えて逞しくこれからの長い人生を生きて行って欲しいものと、これは祖母である私の切なる願いである。
たまにこうして階下に住まわれるご両親とご一緒に食卓を囲んで色々なお話しの出来る事を嬉しく思う。
夕べもあっという間に時間は過ぎ家に帰り着いたのは12時を過ぎていた。


涼しい軽井沢での一週間

2012-08-21 13:51:23 | 

軽井沢レークガーデンから見た浅間山です 皆で愉しんだ山荘です

昭和57年から始まった一族の夏休み軽井沢でのバカンスは、もう何年続いている事か、夫が亡くなってからでも8回になる。
今年も猛暑の東京を逃れ11日~19日まで涼しい快適な日々を過ごし一昨日早朝帰って来た。



1日目からトランプが始まる。多い時は10人になる時もあり笑いは絶えずとても楽しい時を過ごす。

 

2日目 昼間はテニス、夜は小さい子の為に花火をするが、大人も結構愉しんでいた。

  90才近い私も真剣にプレイしました 試合を終えて全員集合写真を撮りました

3日目 昔は夫を中心に毎日テニスをし、まるでテニス合宿の様であったが最近はパターゴルフも愉しむようになった。4人一組みで3組みでプレイ。軽井沢は涼しいと言っても昼日中太陽の日差しは強く暑さを感じる。水の補給をしながら皆真剣に愉しんで1時間半18ホールをやり終えた。

真田氏歴史館にて 藁葺のそば屋で昼食
嬬恋鹿沢ゆり園の全景です  

4日目 車を連ね信州上田の真田氏歴史館に行った。「真田太平記」を好んで読んでいた私にとって興味深く、写真の真中の方の説明を愉しく聞く事が出来た。
その後、去年も行ったが再び嬬恋のスキー場に植えられている素晴らしいゆり園をリフトで上り、下りは歩きながら百合を堪能した。

5日目 この日は一日中霧に閉じ込められ孫一家はプールに行ったが私は家に籠っていた。

  

6日目 前半に来る人が集中し、この日は殆どいなくなって長女と私、中学3年の曾孫の3人となり、次男が加わって4人の寂しさになってしまい曾孫も叔父さんにあって直ぐ帰ったので3人になってしまった。次男を軽井沢駅に迎いがてら久し振りに軽井沢銀座通りをぶらぶらした。
上の写真は家の近くにある池と、目の前の林、私達の泊った家である。午前中長女と二人で池の周りを一周した。閑散とした緑豊かな家の周囲を散策する気分は最高であった。この別荘は私の今は亡き弟の家である。

清泉寮に私の大好きな白樺が! 

  屋根の上に草が一杯生えていました
       

7日目 この日は長女、次男、私の3人で八ヶ岳方面にドライブした。清里から小淵沢までの八ヶ岳高原ラインを走り、途中にある清泉寮に先ず寄る。此処のソフトクリームは美味しいと評判で買い求める行列が半端ではない。勿論私達も並んで買い美味しく食べた。(上の写真はその行列)

高原ラインを更に走って甲斐大泉駅に下る途中に八ヶ岳倶楽部がある。此処は柳生博さん親子が経営する場所で、沢山の植物が育てられているし、広い林の中を通る木道は何とも素晴らしい。今年は喫茶室も完備されていた。柳生博さんとお話しする事も出来た。

最後の写真は甲斐大泉駅から少し上がった処にある私の土地である。家は立っていないが、紅葉の季節はとても綺麗だし、大きな胡桃の木もある。私が生きている間家は建つ事はないけれど、将来一族で家を建て夏に皆で過ごせたらいいな~と思っている。

軽井沢の山荘から此処まで来るには車で約2時間余掛かる。帰り道凄い雷雨に合い大変な思いをした。次女の婿さんが大変な病を持っていて今年も来られそうにないとの事だったが、体の調子が良いから一晩だけ泊れると連絡があり、八ヶ岳の帰り道軽井沢の駅で二人の到着待つた。夕方6時過ぎ婿さんの元気そうな姿を見る事ができ嬉しかった。5人になり軽井沢銀座のスエヒロで夕食をし山荘に着いたのは9時頃だった。長~い充実した一日だった様に思えた。

雲場池
  
 蜘蛛の巣 

千住博美術館
千住美術館 さまざまなギボウシがありました 多種のリーフが植えられていました

軽井沢レークガーデン
水面にはアサザが一杯咲いていました バラが綺麗です ガマの穂
睡蓮が一輪咲いていました ハープ演奏

最後の夜 
押立茶房にて最後の夕食 浅間山のシルエット

8日目 この日は次女夫婦が昼過ぎに帰るので朝早くから盛り沢山の行事をこなした。
先ず、次女の提案により雲場池に行きたいと言うので前夜作ったおにぎり持参で早朝5時過ぎに出掛ける。朝早かった所為か池は霧が立ち込め素敵な光景であった。次女の婿さんは腰が痛いのに杖をついてしっかり歩いていた。途中でおにぎりを食べ池を一巡した。

次は千住博美術館へ、9時半開館なのに着いたのが8時半頃、庭にはギボウシ始め様々な植物が植わっていたので 嬉しく見て回る。9時にレストランが開いたので美味しいパンなどを食べ美術館には入らず 次なるレークガーデンに向かう。

レークガーデンには毎年来るけれど花大好きな女性3人飽きる事なく写真を撮ったりガーデンを一回りして愉しんだ。その後管理事務所のあるレストランで、演奏者のお名前は分からなかったが素敵なハープ演奏を聞く事が出来た。
思いがけず来てくれた次女夫婦、短い時間だったけれどきっと愉しんでくれたと思うし私も本当に嬉しかった。午後二人は浜松に帰って行った。
残った3人、次男は旧軽井沢へ買い物に出掛け、残る女性二人は掃除や台所の整理に忙しく働いた。最後の夕食は押立茶房の美味しい「かつ重」を食べに行くのが毎年の習慣になっている。

9日目 早朝4時半起床、5時半前に軽井沢に別れを告げ一路我が家に向かって車を走らせ2時間で無事到着。

今年は2家族が参加出来ず、今迄になく小人数だったけれどそれなりに涼しさを満喫し一族交流の有意義な愉しい日々を過ごす事が出来た。大した事はしない私ではあるけれど、一族の責任者として過ごした一週間、事故もなく無事終える事が出来今ホッとした気持である。

 

                     

 

 

 


太平洋戦争の頃を思い出して

2012-08-07 09:13:39 | 

サルスベリが満開です グラジオラス

オミナエシ 

マンリョウの花、真っ赤な実になります 朝顔、いろんな色が咲いています

夏枯れの庭にはまだこの様な花が暑さにもめげず咲いている。

太平洋戦争が終わって約70年経とうとしている今、8月を迎えるとあの戦争終結の日を思い出す。
教会でも「平和主日」の礼拝が持たれている。3年前から私の教会では礼拝後の愛餐会(昼食)で戦争の体験談を聞く事を始めるようになった。一昨日の日曜日3回目、その話しをする番が私に回って来た。
3週間前私に話して欲しいと頼まれた時、私にはとても無理と固辞したのだが押し切られてしまい渋々お受けしたのだった。
何分70年前の事であるから記憶が不確かな事もあり、それ以上に大勢の人前で話しをする事が私には不得手であったから、この3週間気持が落ち着かなかった。

戦争が勃発したのは私が学校を卒業する前の18歳の時であったから、終戦までの2年半の体験は概ね忘れる事は出来ない。
一人函南で働いていた父の世話をした事、一歳に満たない甥の世話を函南で一人でした事、家族全員が疎開し函南で過ごすようになり甥の世話から解放された後、勤めだし約一年後会社で終戦を迎え終戦宣言の天皇陛下のお言葉を拝聴した事などなど、そしてそれからの約70年に亘る私の人生も掻い摘んでお話しさせてもらったのであった。
多くの方が亡くなられたり、悲惨な体験をされた方々の事を思うと、函南で空襲にも遭わず安全に過ごすことの出来た私は幸せであった。多くの犠牲者の上に思いを馳せ、再びこの様な悲惨な戦争が起きる事のない様祈りたい。

皆さん熱心に私の話しを聞いて下さった事に心から感謝すると共に、3週間の落ち着かない気持から解放され、正直の処今ホッとした気持ちでいる私である。

心配事もなくなり、気分も晴れ晴れと11日から19日まで軽井沢で家族皆と涼しく愉しく過ごして来ます。


蓮の花を観賞

2012-08-01 10:13:08 | 

  

  

  

この猛暑のさ中、車でなら大丈夫と 恒例の秦野行きを強行。
夜出先から帰って来た婿さんの第一声は「お母さん明日蓮の花見に行きませんか?」だった。今回は暑いし外出はせず家の中でお喋りだけに終始しようと思っていたから、嬉しくて「行きます、行きま~す」って大賛成。暑いから朝早く行く事になり6時に起床直ぐ出掛けた。以前一回行った事があるが車で15分位の近い処で「中井蓮池の里」 と言われている。
既に三脚を持った写真好きな男性が6・7人来ていて一生懸命撮っていた。一寸盛りは過ぎていたけれど、大きな花が綺麗に咲いていた。真っ赤なトンボが蕾に止まっていたし、小さな蛙が花弁に止まっていたのも可愛くてパチリ。蛙と言えばオタマジャクシが思い浮かぶ。ついぞ見る事のないオタマジャクシ、そのオタマジャクシから孵ったであろう蛙が池とは思えない様な沼の様なこの蓮池のあちこちにうじゃうじゃ跳ね回っていた。ある人に「この蛙子供なんですよね」と聞いたら「これで大人なんです」と、こんな小さくてどんな声で鳴くのかしらと思った。体長2センチ位の蛙であった。蓮の花に加えてトンボ・蛙が見られたのが儲けものであった。

早朝から動いてお腹をすかし戻ってきた。何時もは惰性で朝食を食べているが、お腹を空かして食べる食事は美味しい。

テレビではロンドンオリンピックが常時放送されていた。国を背負って懸命に競技する選手、見る私達もハラハラ、日本は銅が多い。選手の誰だったか「銅は金と同じ」と言う様な事を言っていたが、銀でも銅でも本当に凄い成績であり拍手を送りたい。

今夜暑い東京に帰ります。