やぶからし（雑草）の緑のカーテン！

　

　　

この夏の猛暑で全く庭の手入れを怠っていた。その結果はまさに物凄い事になっている。枝は伸び放題、雑草は足の踏み場もない程のはびこり様、その最たる例が上段の2枚の写真である。居間の窓硝子の網戸に「やぶからし」が這い上って自然の緑のカーテンを作ってしまったのである。次女にその事を電話したら「その写真撮って置いてよ」と言われた。左の写真はまだ陽が高く家の中には全然太陽の光が入って来ない時期に撮ったもの、右は昨日撮った写真で何時の間にやら太陽の位置が下がって陽が随分家の中に差し込んでいるのに気が付いた。右の写真で緑のカーテンが陽の光をしっかり遮ってくれているのが分かる。
こんな庭の状態の中、サルスベリ・しょうま・芙蓉だけが鬱蒼とした緑の中に美しく咲いてくれている。

さて、今迄の暑さもやっと終りなのだろうか？昨日の朝新聞を取りに玄関を開けたら何と秋を思わせるような爽やかさを感じたのである。「あ～気持ち良い！！あの暑さ辛さにもう耐えなくていいんだ～」と思い嬉しかった。
夕方今夏始めての庭の手入れを開始した。なにせ雑草は30センチ～1メートルの高さに伸び、藪からしも縦横無尽にはいつくばっていて半端ではない。家の南側に2箇所の出入り口があるが其処も雑草で塞がれ出入困難な状態。先日車に荷物を載せようと出た途端雑草に足を引っかけ倒れはしなかったけれど、「おっとっと」とよろけてしまった。こんな事で転んで怪我でもしたら大変とこの出口から草取りを始めた。腰をかがめて悠長に草取りしている場合ではない。中腰で勇猛果敢に取り組んだ。緑一色だった庭に土の色が見えて来た。然しこの草取りは序の口、この何十倍何千倍もの場所を綺麗にしなくてはならないのだ。気が遠くなりそう。

大凡30分位した頃三女からの電話が入った。「なっちゃんは行っちゃったし、りょうたは夕飯いらないと言うのよ～お母さん夕飯すんだ？」と聞くから「まだよ」と言ったら「じゃ～これから行ってもいい～」と言う事で私は草取りを中止しあり合わせで夕食を作って待った。「走って行こうかしら？でも遅くなると悪いから車で行くわ～」と言って6時過ぎには到着。
「あり合わせだけどね」って言ったら「これで充分、美味しい」って食べてくれた。食事が終われば後片附けをさっさとしてくれその後は四方山の話しをしたり、パソコンやipad・iphoneなどを使っていろんなことをしたりして10時頃帰って行った。
矢張り一人でいるより遥かに嬉しい時である。三女は忙しい身であるからそうそう来る訳には行かないだろうけれど、来て呉れたら嬉しい。

孫娘の旅立ち

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

昨日三女の娘（大学2年生）が約一年の海外留学の為成田を飛び立ちアメリカのポートランドに向かって旅立った。
先日ＰＣ教室の日に一応孫娘との別れは済ませていたのだが、成田まで見送る事がＯＫとなり両ばば・母親そして孫娘の彼と共に暫しの（一年は長～いか？）別れを惜しんむ時を持つ事が出来た。
10人いる孫の中で10人目の孫である。その孫娘つい先日20歳を迎え一人前の大人になったばかりであるが、これから一年間親元を離れ一人で遠い異国で勉学に励むのだ。多分不安な気持ち一杯ではあろうが今迄とは違ったとても良い顔をしていたので、ばばなりに一抹の不安を抱いていた私の心は「これなら大丈夫！」と言う確信を抱く事が出来たのだった。
大きなトランクを二つ抱え一人でカウンターに預け、出国出口に行き姿を消すまでの暫しの時間名残を惜しむ時を過ごし愈々お別れの時が来た。先ず母親と涙を流しながらしっかり抱き合っていた。その情景を見ていた私、親子の別れの切なさに思わず涙したのだった。私は孫娘に元気でねとだけしか言えず言葉を詰まらせたのだった。彼との別れはさぞ辛かった事であろう。一年の時を経て再びあいまみえる時には更に成長しているであろう事を信じ、何よりも無事で元気で帰って来て欲しいと切に願った。

昔は夫の海外出張など空港への送り迎えにはよく行ったものだが、最近は自分が行くばかりで人を見送る事は本当に久し振り、昔は飛行機の飛び立つ所まで行って見送った事を思い出し離着陸が見られる場所まで行って見た。孫娘の乗るデルタ航空機を探し同じ機種の飛行機が沢山止まっていたからどれだか分からないけれど、離陸する時間が分かっていたのでその時間に飛び立った飛行機に「あれになっちゃんが乗っていると思う事にしょうね」と言って3人で飛び立った飛行機を見、写真を撮り見送った。

娘を送り出した三女の胸の内は計りしれないけれど、ＰＣ教室の仕事を抱えているから寂しさにかまけている暇はない筈、親娘にとってきっと今までより一層実りある時を過ごせる機会である事を思い、二人の上に豊かな恵みがある様祈っている。

元気溌剌はちきんガールズ

　

　　

軽井沢から帰った翌日（この日の為に軽井沢滞在を一日繰り上げた）　上野不忍池の野外ステージで行われたはちきんガールズのコンサートを聴きに行った。
不忍池と言うからには水を満々とたたえた池を想像していたのに、池は蓮に覆われ水を全く見る事はなかった。蓮の花は満開を過ぎていたがピンクの綺麗な花があちこちに未だ咲いていた。満開の時期はさぞかし素晴らしい景観であったろうと思いながら長女と野外ステージを探し回った。探しあてた時入り口に次男が待っていてくれた。このグループの音楽を担当している次男は最近忙しく軽井沢にも寸暇を利用して一日だけしか滞在する事が出来なかった。長男も聞きに来てくれた。

この野外ステージは千人収容出来る屋根付きの結構良い会場で、時折気持良い風が吹き抜けていた。
私が聞くのは今回で3回目であるが過去2回は亀戸の街中にあるごく小さな野外ステージであったから聞く人も僅かであった。今回は千人収容だから果たして人が集まるだろうかと心配していたが驚くばかり沢山の人が入っていた。それに男性が多かったのはやはりピチピチ女性歌手であるからなのであろう。男性の応援団も終始立ち上がってパホーマンスしていた。
中学生から高校生の5人の乙女たちの熱唱熱演はたっぷり2時間続いた。歌唱力も中々のものであるし踊りも大したものである。勉学も怠らず音楽活動も日本国中をあちらこちらと精力的にこなしているそのパワーは正に驚異的である。若さなんだな～と年寄りの私はつくづく羨ましく思ったものである。
はちきんガールズが今後も更なる活動を続け、存在感を深め素晴らしいグループとして認められこの世界に羽ばたく
日が必ず来る事を信じ願っている。
暑い日であったが熱中症にもならず、元気溌剌の乙女たちから元気ずけられた気分の嬉しい一日であった。

軽井沢での夏休み

　

  

  

  

只今～　　　

今年も10日～17日まで軽井沢で過ごして来た。　この期間下界は凄い猛暑であったらしい。私達一族はその猛暑を逃れ軽井沢で涼しく過ごせる筈だったのに、日中は30度を超す暑さに見舞われた。クーラーはなし、扇風機もないものとばかり思っていたから暑いのなんのって家の中では只管団扇をばたばたさせていた。私は暑い暑いの連発、軽井沢に毎年行くようになってから30年余こんな暑さは始めてであった。行き付けのかつ重のお店のご主人が「私は63年此処に住んでいるがこんなに暑い夏は始めてです、最近はクーラーをつけ出した家が多いんですよ」と仰っていた。でも朝夕が涼しく凌ぎ易かったのが唯一の慰めであり有難かった。世の中温暖化でその内軽井沢は避暑地ではなくなるのではないかと思ってしまう。

今年は来られない人が多く今までで一番少ない人数であった。一晩・二晩で帰る人も多く出入りが激しかったので遠出は出来ず近場で遊んだ。白糸の滝(此処は標高が高いので涼しかったし素晴らしい景観であった）石の教会・千住博美術館・レークガーデン・旧軽散策・万平ホテル等々、テニスやパタゴルフをする組もあり、子供連れは塩沢湖で遊んだり夫々に暑い中を結構愉しんだ様である。皆が喜んでくれた事が私にとっては何より嬉しい事であった。

未だ暑さは続いているが家にいればクーラーのお陰で暑さは凌げるから助かる。これから11冊目になる「軽井沢の記録」を作る大仕事が待っているのでゆっくり愉しんで作成したいと思っている。

 

二か月振り秦野にて

大磯生沢蓮園にて

　　

　　

　

花菜ガーデンにて

　　

　　

　　

ギリシャ・イタリア旅行があったり、長女夫婦も私も風邪を長引かせたり、秦野行きが果たせずやっと丸二カ月振りに昨日から秦野に来ている。
昨日は午後２時に着いてから娘とのお喋りは尽きる事無く続いた。
今日は私を何処かに連れて行ってくれ様と考えてくれ、大磯にある生沢蓮園に連れて行ってくれた。車で３０分余の場所、今迄近場の蓮園に行った事はあるけれどこんなに大きな蓮の花を見た事はなかった。広い蓮園はピンクの蓮の花で覆われ何とも凄い景観であった。
蓮園の向こうには新幹線が走っており、超スピードで通り過ぎて行く電車を蓮を見ながら頻繁に見た。

大磯まで来たのだから平塚にある今まで何回も来た事のある「花菜ガーデン」に足を延ばした。現在そんなに多くの花は見られなかったけれど、サルスベリ・ムクゲが綺麗だった。何分蒸し暑く炎天下を歩き回るのは相当辛い。何時も元気な婿さんは何故か暑い暑いと弱音をはいていた。私も倒れては大変とお茶や水を絶え間なく飲んだ。

私の体が弱って一人住まいが無理になった時には（いずれやって来る事は確実）ここ秦野に居を移し長女の世話になる事になっているが、さてその時期は何時来るのだろう。元気なうちは西荻の家で勝手気ままに過ごしたいし、秦野に移る時期は予想が出来ないし等々いろんな事を長女と話しあった。

１０日から今年も軽井沢に行って来る。軽井沢も昔の様に全く涼しいと言う訳にはゆかない。でも東京よりはまし。夏でもエアコンを使わずにすむのだから暫し東京を逃れ快適な時を過ごし鋭気を養って来たいと思っている。子供・孫・曾孫等と久し振りに生活を共にし愉しい時を過ごせるのが　嬉しい。

明日夜東京に帰ります。