暫くご無沙汰致しました。
5月の13日から16日まで3泊4日で五島列島に旅してきました。生憎パソコンのブログに写真を入れることが出来なくなり、昨日やっと三女に直してもらいご報告できる様になりました。戻ってきてから一週間経ってしまいましたが、遅ればせながら掲載させて頂きます。
一日目
新鮮な魚、沢山の美味しいご馳走を頂きました。
羽田空港を午前8時15分飛び立った。海外旅行とは違い国内であるから約2時間で長崎飛行場に到着。バスで佐世保港へ、そこから高速船で上五島の有川港に向かった。沢山散在する島々、綺麗な海、水しぶきを上げながら約1時間20分旅の初日からわくわくする様な気分を味わいながら五島列島に上陸したのである。
午後2時を過ぎていたから初日は教会を二個所だけ見て宿に着いた。海に囲まれた地故魚が新鮮だったし盛り沢山の料理は外国旅行では味わえない美味しさであった。
2日目
2日目は11か所の教会を見て回った。夫々に趣の異なった素晴らしい教会である。殆どが昔のままではなく何回も建て替えられているのだ。教会内の聖壇又ステンドグラスも素晴らしい。中での撮影は禁止されていたのでお見せ出来ないのが残念である。
隠れキリシタンで知られている五島列島は今でこそ美しい島であるが、その昔キリスト教弾圧で多くの信者が過酷な運命に苦しんだ場所である事を思えば感慨はひとしおであった。
二晩目の夕食も大きなエビ、その他本当に美味しかった。
3日目
雨に降られた一日であった。上五島から久賀島に移動する船の中から弾圧された信者が隠れ住んだという洞窟を見た。雨のためしっかり見る事は出来なかったが、信者の苦労の程をうかがい知ることが出来た。
一番心を打たれたのは牢屋の窄殉教記念教会であった。6坪ほどの狭い部屋に200人位の信徒を押し込め幼子たちが圧死しないよう皆で持ち上げたという何とも悲惨な出来事に唖然とした。其処で非業の最期を遂げた信徒の碑が多く立てられていた。
4日目
以上3泊4日の旅でした。
総勢17名の方々と思い入れ深い良い旅だった事を今振り返って感謝しています。
今回は次女と一緒だったので気持ちが非常に楽でした。外を歩く時は常に腕を貸してくれ同行の方々に「仲がいいわね」と羨ましがられました。私は小さい鞄一つだけを持ちあとは全て持ってくれました。何の心配もなく過ごせた事次女に感謝です。
同行者に一人の事故もなく皆仲良く22の教会を見、素敵な海や景色を満喫し朝昼晩と美味しい食事を頂き 本当に嬉しい有意義な旅でした。日本国内であった事、旅の日数が少なかった事、次女と一緒だった事、すべてに於いて楽な旅であったので疲れも出ませんでした。
写真の一つ一つに説明を入れたのですが、下書きには載っているのに完成にしたら字が見えません。残念ですが写真だけをご覧ください。一気に終わらせてしまいましたので長くなりましたがご覧いただけたら嬉しく思います。
説明が入らない事は三女に聞いて解決したいと思っています。
三女一家の来訪
今年のゴールデンウイークは何の予定もなく一人寂しく家で過ごすのだと思っていた。
4日の午後、三女から突然の電話が教会の帰途買い物を済ませ帰宅途中携帯に入ってきた。「今夜いってもいいかな?」って。「一人で?」って聞いたら皆一緒にという事だった(長の留学を終え孫娘は後一週間後に帰国する)
思わぬ来訪の知らせ嬉しかった。買い物を済ませてしまった後だったので「久し振りにあの美味しい「いそはん」の寿司でもとるね」っていう事でお汁と有り合わせのかぼちゃとサツマイモのマッシュを作り待った。「こちらにはビールないからね。念のため」とラインしておいた。6時過ぎビールを持参でやって来た。直ちに夕食、お寿司は勿論美味しい。お汁の味もマッシュも美味しいと言って食べてくれた。
丸5年間単身赴任だった婿さんはこの4月から豊川と八王子両方の部を任され行ったり来たりの生活になったのだと言う。体力的にも相当大変なようであるが頑張っている。娘は5年間夫の面倒を見る事のない肉体的な楽さはあったが、精神面では二人の子供を任され結構重荷であったようだ。多く家にいてくれるようになって気分が非常に楽になった事、夫の存在の有難さを感じていると言うようなことを私に話していた。孫娘も間もなく帰ってくるし家族4人揃って生活できる時間の多くなった事は喜ぶべきことであると私も嬉しい気分である。
いろんな話をし10時過ぎ帰って行った。
次女一家8人来訪・私も一緒に井の頭動物公園へ
三女一家が来た翌日、次女一家が我が家を訪れてくれた。この一家は毎年ゴールデンウイークにみんなで集まっているとの事。昨年11月に一家の柱を失った悲しみ寂しさはまだ癒えてはいないと思うが、今年は東京で皆が集まり楽しんだようである。その一日を先ず私の家に来て昼食を手巻き寿司で食べた。6歳と4歳のひ孫は決してじっとはしていない。家の中を行ったり来たり、庭に出れば走り回って落ち放題になっていたゆずを拾って来たり、キンカンを取ったりとても楽しそうであった。食事がすんでからフルーツポンチを食べ次は私も一緒にという事で井の頭動物公園に行った。井の頭公園と言えば桜・紅葉の季節に行くだけである。昔動物公園に夫と行ったことはあるけれどもうすっかり忘れている。池のある方と動物園の間に車道があるのだが、昔はなかったけれど現在は橋が架かっていて車道を渡る必要がない。花大好きな私であるけれど動物も大好き(でも犬・猫を飼うのは嫌い)である。ひ孫たちも喜んでみて回っていた。
途中で4歳のひ孫が「早く家に帰ろうよ」と言った。私たちは勿論自分の家に帰りたいと言っているのであろうと思ったのに、何と曾ばあちゃんの家の事だったのだ。狭いマンションで暮らすひ孫はどこでも走り回れる大きな家、広い庭が気に入ったようである。
さて今回一枚の写真もない。何時も写真を撮りまくる私なのに出掛けてバスを待っていた時カメラを忘れた事に気が付いた。「携帯で撮ればいいじゃない!」と誰かが言った。「アッ携帯も忘れた~」もうどうしょうもない、「今日は目でしっかり見てくるわ」と言ってすっぱり諦めた。こんなことって初めてであった。
前もって予約してあったらしい中華料理店に入り夕食をご馳走になった。皆で食べる食事は賑やかで楽しい。お隣の席では10余人の家族がおじいちゃんの誕生祝の集まりをしていて、いっ時ケーキのろうそくを消す前店の灯りを消した一場面もあった。
こうして楽しい一日を過ごし吉祥寺駅で皆と別れた。
親族に囲まれた楽しい二日間であった事、本当に嬉しく幸いに満ちた心境であり感謝である。最高のゴールデンウイークであった。