老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

秋も終りの昭和記念公園を散策!

2011-11-27 11:32:42 | 

  
パンパスグラス 皇帝ダリア 青空に映える皇帝ダリア

園内にある日本庭園の写真
  
竹林  
  
  サザンカ

最近マラソンに夢中になっている三女が、昭和記念公園で10キロのマラソン競技に参加する事になっていたので、是非娘の走る雄姿を見たいものと楽しみにしていた。処が生憎三女は風邪を引き仕事を休む訳にはいかないので無理をした為か声はガラガラ、何とも情けない声を出している。マラソンどころではなく断念してしまった。私はマラソンを見てから公園内を見て回る積りにしていたので、娘の走る姿を見る事が出来なくて残念であったが公園には一人で出掛けた。

秋の季節も後4日で終わる。公園の銀杏が綺麗と聞いていたのでそれが第一の目的であった。銀杏並木は見事であった。もう盛りは過ぎ黄葉した葉も大分散っていたが見応えはあった。2週間早かったらさぞ素敵であった事だろう。
今回は一人、ただ黙々と写真を撮りながら1時半に入園してから4時半の閉園までの3時間、その内一回だけ私の大好きなアイスクリームを座って食べた以外は只管歩き回った。

この公園にはもう4.5回来ているけれど、日本庭園に入ったのは始めて、真中に池がありもみじが紅葉していて素晴らしかった。池の水面に映る様々な景色は見飽きない程に見事であった。サザンカの花も何か所にも咲いていて綺麗だった。

行き交う人々も多く、子供連れ・若いカップル・熟年の夫婦等々、私の様に一人でいる人は非常に少ない。何時もは殆ど上の二人の娘と一緒で賑やかなのだけれど、こうして静かに一人で自由気儘に見て歩くのも決して悪くないなと思ったりもした。

公園の奥まで行ったので返りは公園内を走る電車に乗りたかったけれど、閉園間近だったので乗る人が多く「2・30分位しないと乗れませんよ」との職員さんの言葉に「歩いちゃおう!」と腰が少し痛くなり始めていたけれど意を決して歩きだした。閉園を告げる「蛍の光」の音楽が流れ出していたし、西の空には太陽が沈みかけていた。西立川の駅に着いた時には完全に太陽は見えなくなっていた。

青空の元、風もなく大好きな植物に囲まれて清々しい半日を過ごす事が出来幸せであった。

 

 


姉と過ごした一日!

2011-11-24 17:12:10 | 

サザンカ センリョウ
椿 ダイモンジソウ

先日姉を施設に訪れた際、今度は私の家に連れて来て泊って貰う事を約束したのだった。一カ月余過ぎた一昨日その約束を実行する事が出来た。前もって連絡しておいたので迎えに行ったらすっかり用意をして待っていてくれた。
初めての外泊である。私の車に乗ったのは始めてではなかろうか!そして私の家に泊ったのも始めて。車の中から二人の話しは尽きる事無く始まった。
施設では暖房が完備していて寒さ知らずだから家でも寒くない様気を配り(今年は節電で暖房の温度を低めにしているので)暖かめにした。
大正6年と12年生まれの姉妹の話しはその当時水道などなく、家の外にある井戸からつるべで汲み上げ台所や風呂場に運んだ事等の思い出話から関東大震災、あの雪の日の2・26事件の事・今は亡き父母・兄弟姉などの事とう昔話に時を忘れて語り合った。二人だけにしか通じあえない話題が一杯、丸一日本当によく喋った。
姉は私より背丈が一寸高いが、私が「5センチも縮んだの」と言ったら「私は12センチ位低くなったわよ」と言っていた。「お互い長く生きたわね~6人兄弟姉妹が二人だけになっちゃってね~」と感慨もひとしおであった。姉は歳の所為で同じ事をよく繰り返し言うが、まだ頭はしっかりしていて昔の事をよく覚えている。家の二階にもゆっくり上がってもらい家中を案内した。「あなたの家は広いし庭も広くていろんな植物があっていいわね~」と何度も言っていた。
丸一日経った午後3時返りしなに「とっても刺激になって愉しかったわ」と言ってくれた言葉が私にとって何よりも嬉しかった。「あ~連れてきて良かった」との思いと又来てもらおうとの思いを更に強く抱いた。
姉を家に連れて来るについて私が一番気になっていたのは送迎であった。私の車でもし事故を起こしたら私の責任であるからとその事が心に一杯であったから、姉を無事届け終えた時には正直ホッとしたし、喜んでもらえた事が本当に嬉しかった。
これからも時々この様な機会を持ちたいと思っている。


3人揃って久し振りのお出掛け!

2011-11-16 14:00:25 | 

鎌倉八幡宮にて 素晴らしい菊の懸崖作りです
 
 

この処二人の娘と一緒に出掛ける事がなかったが、昨日久し振りに3人で鎌倉に行って来た。私は自由な身だから何時でも出掛けられるが娘達はいろいろ用事があり15日しか揃って行ける日がないと言う。その日も夫々午前中は予定があり午後やっと暇が出来出掛けられる事になった。長女は大船でお茶の講習会、それも途中で抜け出して来てくれた。次女は市谷で染物の会に友達と行き昼を一緒にして私と新宿駅で1時半に待ち合わせた。皆夫々に忙しい日々を送っているのだ。忙しく飛び回っていられるって一番幸せな事なのであろう。
兎に角電車での道中は長い、次女と約1時間休みなくしゃべりまくり笑いは絶えず「うっかりすると鎌倉駅を通り過ごして仕舞うかもよ」なんて言いながら愉しい時を過ごし、大船駅から長女も乗り込んで3人が揃った。

先ず目的である次女の先輩である方が絵画かれる万葉野の花の展示会に足を運んだ。お父様が万葉学者であられ、ご本人は阿見みどりさんと仰る方で、その楚々とした野の花の絵と共に万葉の歌もおり込まれ、もう何回も見させて頂いているが心が洗われるような気持になる。自分もこんな絵を描く事が出来たらどんなに良いかと何時も思わされる。1時間位ゆっくり見たり阿見さんとお話ししたりした。

次は駅に帰りがてら途中にある鶴岡八幡宮に寄った。紅葉を見るにはまだ早い、この時期は菊の最盛期であり3か所に菊展が催されていて、素晴らしい懸崖・大輪の一本咲き・コスモスのシェーシェル咲きの様な珍しい花弁もありで愉しく見て回った。
昨年の3月入り口に立っていた樹齢1000年余の大銀杏が強風で倒れたがしっかり再生し、この時期もう葉はすっかり落ちていたが、これから又何百年掛かって昔の姿を取り戻す事が出来るのであろうと頼もしく思った。

5時前で一寸早かったけれど駅前の喫茶店で夕食をし今度は3人で美味しい食事を頂きながら話しは尽きなかった。
長女は家で夜生徒さんにお茶を教える仕事が待っているし、次女は旦那さんが東京で仕事をしているので8時頃待ち合わせ浜松に帰って行く。東京駅で次女と別れ家に着いたのはもう真っ暗い7時頃であった。
こういう愉しい時が時々持てるからこそ、平常一人でいても心は豊かに過ごす事が出来るのだと有難く思うのである。


インコ4羽の雛との別れ!

2011-11-09 17:44:19 | 

7月の半ばから末にかけて生まれたインコの5羽の雛、一羽は成長が悪く死んでしまったが4羽が3カ月余でもう大人並みの大きさに成長した。然し始めの目的であった手乗りに失敗し、一羽も慣つく事無く籠の中でのみ育ったのであった。
手乗りなら孫娘が欲しいと言っていたが、手乗りではないし受験に向けてそんな暇はない。この4羽の兄弟姉妹?は非常に元気でその喧しさは半端ではない。テレビの会話が聞き取れない位、たまに上の写真の様におとなしい時もあるが、子供と言うのは人間と同じで常に動き回り騒ぎまくる物なのだ。
親は黄色と一寸緑の交ざった青なのでどんな色の子が生まれるか楽しみであったが、全部同じ色で全く見分けが付かない。愛着は感じるけれどこのまま育てる事は出来ないし、再び手乗りに挑戦したいので小鳥屋さんに引き取って貰う事にした。
小鳥屋さんは蒲田の行きつけの店で、車で約1時間、小さな籠(中々捕まえられなく手を思いっきり噛まれた末やっと移した)に入れ助手席に置き、騒ぎだしたら手を籠の上に置きとんとん叩くと鎮まるのでその繰り返しであった。お店の方が「とても立派に育っていますね」と言って下さった。家の近くの鳥屋さんでは引き取る事は出来ないと断られたので、何処の店でもそうなのかと困惑し、外に放そかとも一時は考えたが、死んでしまうかもしれず可哀そうに思いこの蒲田のお店にお願いしOKだったので助かった。別れたこの4羽が良い飼い主に買われ元気に育っていってくれる事を心から願っている。
また元の番だけになった。灯が消えた様に本当に静かになった。親と子は別の籠で隣り合わせに置いておいたが、3週間で親から離したので果たして我が子と認識していたかどうか分からないけれど、今は隣に姿もなく騒がしい声もなく一寸寂しい思いをしているのかもしれない。来年暖かくなったら巣引きして今度こそ手乗りを成功させたいと思っている。


甲状腺腫の結果&久し振りのコンサートへ

2011-11-05 21:26:21 | 

 

昨日の午後甲状腺腫の結果を主治医さんに伺って来た。
残念ながら何でもありませんとは言って頂けなかった。机の上にはこの前撮ったエコーの写真が置いてある。それを見ながら丁寧に説明して下さった。「左は何ともないが右が大きく腫れているんです」と。私の首を見、触診して「とても小さくなっているね、悪性ではないかもしれないね」とおっしゃる。悪性と言う言葉が私の心に引っかかった。もしかしてガン?と、「悪性って何ですか」とお聞きしたら「ガンです」「甲状腺もガンになるんですか」と言ったら「なりますよ」との事だった。「採血してその結果もう一度エコーを撮りましょう」ということになり採血して貰い、インフレンザの注射をして貰って帰って来た。
又後一ヶ月後の12月2日まで結果はお預け!
今朝インターネットで甲状腺に就いて調べて見た。甲状腺に罹るのは女性に多く、10~20年掛かってだんだん大きくなって来て症状が表れてくる人もあるらしい。症状がなくてもかなり多くの人が罹っている病気らしいし、たとえ甲状腺ガンに掛かっても他のガン程心配はない様な事も書いてあった。甲状腺にも種々な症状があって痛む事もあれば、体の倦怠感、疲れ、いくら食べても太らず痩せて来る、声がかれる、等々であるが、幸い私には思い当たる事が一つもない、と言って楽観はできないけれど!!心行くまで検査しその結果が如何であるにせよ先生を信頼しお任せする以外ないのである。今以上に充実した生活を心掛けつつガンでない事を只管願いたい。 現在の私は何時もと変わらず至って平常心であり、娘等にはこの病気に就いて全てありのままに話し電話で笑い飛ばしている。

さて、一寸暗めの話しの後ではあるが、今日は久し振りに音楽会に行って来た。上野の東京文化会館で行われたガラコンサート。
写真にも載せたが、音楽の各分野で最高の奏者・歌手・バレーの人々による素晴らしい演奏を聴く事ができた。2時から5時までの3時間に亘りこんなに有名な方々の演奏が聴けるなんて勿体ない、嬉しい気持一杯だった。
殊に最後に歌われた外人のテノール歌手とソプラノ歌手の方のソロの歌唱力は余りの素晴らしさに私の体は震えが来るような感じであり、涙が出て来そうになった程、掌が痛くなるほどに大拍手を送った。会場の前が上野駅なので電車に乗ってからも暫くの間その余韻に浸りその感動は近頃比類ないものであった。もう暫く音楽会に行かなくてもいいわ~と思うほどに大満足であった。
私はやっぱりクラシックの音楽が一番大好きである事を再確認した日であった。


一大事!!

2011-11-01 19:42:25 | 

秋になり二度目のバラが咲き始めています

10月23日の日曜日、19名が集まって柿取りをし220個の渋柿をの皮をむいて干し柿を作った。
4日目位の時見た時は異常なくこのまま美味しい吊るし柿が出来るものと確信していた。それから5日経った今日、洗濯物を干しに2階に上がり吊るし柿を見てびっくりした。その無残な姿に私は肝をつぶしてしまった。甘~い匂いがする、ベランダの床にはべとべとになった柿が沢山落ちていて「何?これ」って目を疑った。こんな事になろうとは夢々思わなかった。
去年は吊るしたが最後取り入れるまで何にも手を掛けず素晴らしい干し柿が出来上がったのである。当然今年も何にもしなくていいんだと思っていたからその違う有様にどうしてよいか分からない。去年との違いは収穫が1カ月早かった事、従って気温が高いと言う事だ。こう暖かくては柿がずくずくになってしまうのだ。まず全滅であろうと私の見る処思わざるを得ない。早く寒くなってくれと願う他はない。冷蔵室にでも入れればよいのか!それは無理、もう全くお手上げである。
今年の気候は異常であったから、木になっている時から早めに熟して沢山落ちたりしたので、収穫も早めにしたのであった。自然は人間には如何変えようもないから諦めるより他なしと、これも貴重な経験として今後の為に一つ勉強したと思う事にした。
唯皆に美味しい干し柿を上げられない事が残念でならない。
まだぶら下がっているのも多くあるので暫くそのまま様子を見たいと思っている。べたべたになったベランダの掃除も大変である。