娘二人と楽しく行動した一日。
先ず小石川の鳩山会館へ、音羽御殿とも言われた政界で重きをなしたご一家の住まいが鳩山会館として公開されていて、始めて訪れた場所であった。
広い庭には綺麗なばらが沢山咲いており、これから咲く皇帝ダリアが何本も大きく聳えたっていた。珍しい植物もあり楽しめた。
家の中も一巡し、元総理大臣一郎氏と夫人の薫さん、その長男威一郎氏を偲ぶ数々を見て回った。この家で現総理と邦夫さんは育ったのだろうか。
さて次は上野の東京国立博物館平成館で開かれている「皇室の名宝」展を見た。
皇室ゆかりの名宝を一堂に集めた特別展であり、昔の有名な画家狩野永徳・伊藤若冲・横山大観・上村松園等の正に目を奪われる様な素晴らしい作品を観賞する事が出来幸せであった。
「如何してこの様な素晴らしい絵が描けるんだろう!」 絵が下手で全く描けない私にはその驚きは人一倍であり、感嘆の思いしきりであった。
11月3日までが一期、11月12日~29日までが2期で正倉院の宝物・絵巻・書が展示される様だ。全然違う作品なのでそれにも行きたいなと思っている。
1時間余足早に見て回り閉館の「蛍の光」の音楽が鳴り始めたので館を出た時外はもう薄暗くなっていた。
3人でお茶をし、上野駅で次女と、新宿で長女と別れ家に帰り着いたのは19時、もう真っ暗であった。