老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

亡き夫の8年記念祭

2013-03-31 10:55:39 | 

                     

夫が亡くなって丸8年が過ぎ去った。28日が命日であるが牧師先生のご都合で昨日30日に記念祭をする事が出来た。
一年祭をしただけで5年の時にしたいと思いながら出来ず、8年を迎え私が生きている間に是が非でもしなくてはとの思いから牧師先生にお願いし多磨墓地の夫が眠る墓前に殆どの一族が集まり、敬虔な思いで墓前礼拝の時を持っ事が出来たのである。
桜の季節に逝った夫、確か告別式を行った教会の庭に桜がちらほら咲いていた事を思い出す。昨日も一度暖かくなって急に咲き出した桜がお墓に、一寸ふるうえる様な肌寒さの中綺麗に満開を迎えて咲いていた。

墓前記念祭を終え、場所を換え西荻窪駅前にあるこけし屋で会食の時を持った。お墓には来られなかつたけれど病を持った次女の婿さんも次女と二人で来てくれ久し振りで皆に会え喜び合った。食卓のあちらこちらで話しが弾み笑い声がたえず聞こえて来ていた。私は牧師先生の傍で近くに座った子供達と先生との有意義な語らいを持つ事が出来た。

先生が先ず立たれて「私は仕事がらこう言う席に多く連なる事があるけれど、T家の様に沢山の一族が仲良く一致団結した家族の様子を見る事は珍しく驚きと称賛を覚えます」といった様なお言葉を下さり本当に嬉しかった。
子供達5人と孫二人からも夫々の今の思いを語ってもらい、天国の夫はさぞ嬉しかった事であろうと私も喜びに溢れた。
会う事は決して叶はないけれど、皆の心の中に夫・お父さん・お爺ちゃん・曾お爺ちゃんが何時もいてくれる事を信じ、これからも仲良い愉しい一族でありたいし、皆が夫々の目的に向かって精一杯の人生を歩んで行きたいとの切なる思いで会は終わった。

何時も出掛ければ写真を撮りまくる私である。昨日も私は撮る余裕はないので誰かに撮って貰おうとカメラを持参したのにそれどころではなく、何もかもすっかり忘れてしまいカメラは鞄の中に入ったまま一枚の写真も撮れずに終わってしまった。
2時間の予定が3時間になってしまい最後の集合写真も撮る事を忘れてしまった。

記念の写真がなくてはまずいと思い、家に帰って撮ったのが上の写真です。実際は両脇に花があってグラスに赤ワインを注ぎました。もう一つの花籠は三女が持って帰りました。

寒かったけれど雨に降られなかった事、牧師先生のお陰で墓前礼拝の持てた事、和気あいあいの会食であった事、全てに於いて夫を思う一日であった事等感謝の一語に尽きます。
今日は正直ホッとした気持ちでゆったり過ごしています。


庭の桜満開です

2013-03-27 16:46:45 | 

   
ボケの赤さが庭を惹き立てています 今年は椿が綺麗に沢山花を咲かせてくれました 違う種類の椿、まだ木も小さいのに一輪可憐に咲いています 日本水仙です
ジャスミンが屋根まで上って咲いています ハクモクレン、こんなに沢山咲いてくれたのは始めてです 温室で毎年咲いてくれるサボテンです 名前分かりません。多分実が付くでしょう

10日程前に庭の花を載せましたが、それから僅かの期間にこんなに沢山の花が開いてくれました。

再び気温が下がり寒さを感じた昨日と今日、病院に行って来た。昨日は24時間心電図検査を装着する為、そして今日はそれを除して心臓のエコーを撮って貰った。昨日は入浴も出来ず一日中何時に何をしたか(トイレ・食事・薬を飲む・運動・休憩・仕事・階段の上り下り・就寝・起床等々)の時間を書き入れなければならず結構大変であった。この二つの検査結果は4月の5日に分かる。ここ暫く心臓の異常を感じていないので多分大丈夫だと思うけれど、しっかり結果を把握して安心したい。

 


桜満喫の一日

2013-03-24 12:19:24 | 

千鳥が淵にて
  

  

  

新宿御苑にて
  

  

  

 もみじの新緑がとても綺麗でした こんな花も咲いていました

「はちきんガールズ」のステージ
  

秦野から帰って一日置いた昨日先ず、桜の名所と言われている千鳥が淵へ行って来た。十数年前まだ夫がいた頃一度行った事があるが夫が車椅子だった為思う場所に行く事が出来ず、その素晴らしさを味わう事が出来ないでいたのである。
西荻窪駅から地下鉄東西線に乗れば一本で九段下に着きそこで長女夫婦と落ち合い、お濠端を正に満開の素晴らしい桜を愛でながら1時間歩き回り念願叶って大満足であった。
明日が雨との予報であったからか物凄い人、人の波であった。幸せそうな顔をして桜に見取れている大勢の人々を見ながら「日本って本当に平和なんだな~」とつくづく思った。

遅い昼食を終え、婿さんとは別れ 長女と二人で新宿御苑に向かった。此処も大勢の人で賑わっていた。千鳥が淵はソメイヨシノ一色であったが、此処はソメイヨシノも綺麗であるが枝垂れ桜もあり花桃がとても綺麗、未だ咲いていない蕾のままの一葉・陽光・普賢桜等種々の桜もあり、レンギョウ・雪柳等も綺麗であった。千駄ヶ谷口から入り1時間歩いて帰りは新宿表門から出た。

3ッ目の予定があったので早めに亀戸駅に向かった。錦糸町駅を通過した時ほんの近くにスカイツリーが聳え立って見えた。
「はちきんガールズ」のはちきんとは土佐弁で、お転婆で頑張り屋で働き者の女性をさすのだそうだ。高知県の中学生高校生からなる5人の少女歌手グループで平成10年頃から高知で活動を始め、最近では東京他に進出を始め頑張っているピチピチの 元気に満ち溢れた好感の持てるグループである。私の次男が音楽を担当している関係上昨日は三女も合流し、亀戸駅近くのマーケット内にある小さな野外ステージで1時間弱一寸寒かったけれど元気一杯な少女達の踊り、歌に心は和んだ。帰りしな次男が5人に「私の母親・姉・妹です」と紹介し手を握り合って「頑張ってね!応援しているわよ!」と心温まる一こまもあった。あの清純さを何時までも持ち続け本格的に羽ばたく時が来るよう切に願っている。
次男にもその一役をしっかり担って欲しいと思う母心である。

長女は家が遠いから終わって直ぐ帰って行ったが、私と三女は夕食をしてから帰途につきお茶ノ水駅で別れた。子供3人と共に計らずも集う事が出来、花見もさる事ながら幸せな一日であった。


椿園にて

2013-03-21 09:58:42 | 

   

   

   

 

 
最後の2枚は或る方のお庭に咲いていたゆきやなぎと可愛らしいピンク色したコブシです。とても綺麗でした。

一昨日から秦野に来ている。この処25度位にも気温が上昇し汗ばむ程の天候である。昨日も秦野は暖かい一日、桜の開花には一寸早いし何処に行こうかと考えた末、前に一度行った事のある茅ヶ崎にある「氷室椿庭園」に行く事にした 。
此処は三井不動産の元副社長であった故氷室氏の庭園であり植物を愛した故人が椿や松、ばらなど1300本もの庭木が植えられ殊に椿は250種類もあり素晴らしい庭園である。後年茅ヶ崎市に寄贈され平成3年「氷室椿庭園」として開園されるに至った。

1時間ばかり広い庭園を歩き回り丁度見頃の椿の花を堪能した。交配を重ねこんなに沢山の種類の椿をいっぺんに見る事が出来幸せであった。

秦野の桜は毎年殆ど見ているが 、今年は見頃の頃いろんな予定があって来られそうにない。何とか日帰りでもいいから見に来たいなとは思っている。

昨日は長女の誕生日であったので夕食の時お赤飯でお祝いをした。娘も早71歳を迎えた。この子が高校一年になったばかりの時に母親となった私である。以後55年いろんな事があったと思うけれど、実の子同様に愛しい我が子である。十数年前娘の隣の家を娘夫婦に薦められて買って以来夫と共に、夫亡き後は一人で秦野を訪れその度に方々に連れて行って貰ったり、上げ膳据え膳で世話になったり、私の暮らしに欠かせない生き甲斐ある場所になっている。人一倍他人を思いやる事の出来る気持ちの優しい娘である。私がもっと老いて動けなくなったら「こちらに来なさいよ」と常に言ってくれているし、老後を看取ってくれる気持ちでいてくれるようであり私としては非常に有難い存在である。老人の世話は並大抵ではない事が分かっているだけにコロっと死ねたら一番良いのだけれどこれだけはままならぬ。娘の優しい気持ちを素直に受け止めて世話になろうと思う気持ちに傾きつつある今日この頃である。

秦野の桜も今はあの素晴らしさを見る事は今回出来なかったけれど、娘が「一寸綺麗に咲いていると処もあるから行って見ようよ?」と言うから午後一寸散歩がてら見に行って来ようと思っている。
今夜東京に帰ります。


庭は彩り始めました

2013-03-16 10:26:37 | 

クリスマスローズ  

 クロッカス、前にクロッカスと書いたのは間違いでスノードロップでした モミジバゼラニュウム

サクランボの花が咲きました ぼけの花も咲き始めました ヒュウガミズキです。トサミズキト似ています

冬の間寂しかった庭の植物が春を迎え土の中から芽をだし、蕾が膨らんで綺麗な花を咲かせ始めている。毎日暖かい昼間庭に出て愛でたり写真を撮ったり嬉しい春の訪れを、今年も味わう事の出来る日々を感謝している。

昨日は2カ月振りの内科診察日であった。内科に行く前に暫く振りで甲状腺のエコーを撮る事になっていた。2時半の予約だったのに3時と思い込み遅れた為他の患者さんにご迷惑を掛けてしまった事を申し訳なく思った。内科の予約時間にも遅れ一番最後になってしまったが見て頂く事が出来た。主治医先生はまだお悪い様で代診の女医さん、それもこの前の女医さんと違うお若~い方であった。一寸不安な感じがなきにしも非ずではあったが、各患者さんのカルテが確立していて医者が変わってもカルテを見ればちゃんと分かるようになっているからその点は安心しても良いかなと思った。
甲状腺エコーの検査結果は早こちらに届いていて、「腫れてはいるが悪くはなっていないので大丈夫でしょう」と言う事で一安心。最近大した痛みや苦しさではないが心臓のあたりに普通とは違う違和感を来していたのでその状態を申し上げたら、心電図と胸のレントゲンを撮りましょうと仰り2箇所で撮って貰った。心電図は前と変わりはない、(但し、心臓に異常を来している最中に検査しなければ本当の結果は分からないとの事「発作が起こっている最中に来診して下さい」との非常に無理な要求であった) レントゲン結果は心臓が肥大しているとの事、これはもう3,4年前から一年毎の検査で既に分かっていた事で主治医先生は何も仰らなかったから平気でいた。でもこのお若い女医さん「心臓エコーと24時間連続で心電図を記録する検査をしましょう」と10日後にやることになっている。2日連続で出掛ける事になる。兎に角色々検査して貰えば何ともなければ安心できるし、異常があれば治療して貰えば良いのだから気楽でいようと思っている。行きたい処にはどんどん出かけて!!

内科の診察室は4部屋あるのだが、昨日は全て女医さんであった事には驚いた。昔々を知っている私にとって女性がこれほど世の中に重き立場を持つようになった事には驚きを禁じ得ないし嬉しい事でもある。英知と誠実さを持っていればどんな事にも挑戦できるし実現が叶うのである。私にはそんな英知もないし歳も取り過ぎているから望みは皆無であるけれど、若い女性の方々のこれからの世の中への更なる進出を心から願い応援したいとつくづく思った日でもあった。


寒桜

2013-03-07 18:12:46 | 

寒桜が綺麗に咲いていました  

梅林と水仙  河津桜

日本庭園です。まだ蕾の桜が咲いたら素敵な景色でしょう 福寿草も咲いていました 見た事がない水仙でした

先日秦野に行った時一寸大きめの鞄を置き忘れて来てしまった。直ぐ必要なものは入っていなかったが、カメラの充電器が入っているのに気が付き、これが無いと困るので電話したら「持って行ってあげるわよ」との返事、申し訳ないと思ったが届けて貰う事にした。昨日がその日、「家まで持って来て貰う必要もないから、何処かで遊ぼうよ」と言う事になり、11時に上野駅で待ち合わせ、2日から開催されている「ラファエロ展」を観に上野の西洋美術館に行った。ラファエロ他知らない名前の画家の作品も多く殆どが人物画であったが見応えがあった。1500円の入場料でラファエロ展会場と常設館も見られるのでそこにも足を延ばし「考える人」他の彫刻や「モネの睡蓮」他沢山の優れた絵画を観る事が出来た。

見終って上野で昼食をし、「未だ時間あるから何処かに行こう!」と言う事になり、長女は新宿から小田急線で帰るし私にとっても帰り道だし、新宿御苑に行く事にした。桜はまだだけれど何か咲いてるだろうと期待して行ったら「河津桜」と「寒桜」が数は少ないけれど綺麗に咲いていた。後一カ月もすればソメイヨシノなど満開になる筈、蕾のままの枝ぶりの見事さに圧倒され、満開の時の見事さを想像しながら「今日の処は余り奥まで行かず戻ろうね」と日本庭園位まで行って戻って来てしまった。
私が鞄を置き忘れた為に予定もしていなかった嬉しい一日が過ごせたのであった。

届けてくれた鞄は嵩張るので、その他必要ない物もロッカーに預け、道中は全ての荷物を娘が持ってくれ私は身軽で行動させて貰った。何時もながら本当に感謝であった。
風もなく20度近い暖かな一日であった事も幸いであったし、気分良く行動出来た事は有難かった。


春の到来です

2013-03-05 17:12:44 | 

庭の梅が満開です。去年より半月程早く咲きました  

クンシランも温室の中で咲きました 水仙です クリスマスローズが恥ずかしそうに下を向いて咲いています

3月に入って早5日、春一番の風も吹きいよいよ待ちに待った春がやって来た。去年より半月早く庭の梅も満開を迎えた。そして小さな花々も芽を出し始め、殺風景だった庭に彩りを見せ始めてくれている。嬉しい嬉しい春である。

昨夕久し振りに次男が訪れてくれた。

次男と二人で食べた夕食です。

家族がいれば3度の食事をちゃんと作り張り合いもあるけれど、もう8年一人住まいを続けている私は手間暇かけて料理する気にはなれない。同じ物を3.4回続けて食べたり、「そう言えば今日一度もガスを使わなかったわ~」と思う事もあり、いい加減になってしまう。「お母さん一人でもちゃんと作って食べなきゃだめよ!」って娘等に言われるけれどついつい簡単に済ませてしまう。でも元気である源は食事であるから手間を掛けないでバランス良い食事をとは心掛けている積りだ。完全栄養である卵は必ず一日に一個は食べる事にしている。

月二回の三女の家での夕食作りの時、次男が来た時は夫がいた時の様に腕を奮ってご馳走を作るのである。つい品数が多くなって驚かれるし、美味しいと言って食べて貰えるのが嬉しい。
昨夕食も沢山のおかずを食べて「お腹一杯だ~!」と次男は満足してくれた。
夕食が済めばパソコンの前に座って様々な話題が尽きない。次男も一人暮らしであるから話題に共通点もある。次男は今四国の高知にいる或少女歌手グループの音楽を担当し忙しく働いているが、一寸暇が出来ると私を訪ねてくれるのだ。自分でも少しは料理をするらしいけれど殆どは外食、たまの母親の味を楽しみにもしているのであろう。
9時頃になると「お茶にしょうか」と言ってありあわせのお菓子や果物でお茶をし(私一人の時は夕食が済んだ後は一切口にしない)又ひとしきり話して11時頃帰って行く。

子供5人面白い様に性格が違う。私は5人5様の子供等と夫々違った形で愉しく付き合える幸せな人生を送らせて貰っている訳で感謝の思いは尽きる事がない。

 


小田原の曽我梅林で

2013-03-02 14:15:30 | 

  

  

  

27日から2泊3日で秦野に行って来た。何時もは誰かしらが迎えに出て来てくれるのだが、今回は二人とも留守をしている事が分かっていたので遅く家を出たのだったがやはり誰もいず、始めて自分の家の鍵で戸を開け、寒い部屋の暖房を付けた直後に長女が帰って来たので直ぐ消して長女の家の方にいった。一日留守だった娘の家も寒く暫くはコートを脱ぐ事が出来なかった。
婿さんは泊まり掛けで写真の仲間と出掛けていたので、二人だけのお喋りは尽きる事無く続いた。

次の日は小田原にある曽我梅林に出掛けた。正に満開であった。 此処は梅干しの産地として知られる梅林で、三か所に分かれて「梅祭り会場」があり殆どが白梅である。最初に行った処は梅林から素敵な富士山が見られる場所で梅を入れて富士山を撮ろうと思っていたが、生憎雲が掛かっていて期待した写真を撮る事が出来ず残念であった。

次に行った場所が一番広く物凄い人で一杯だった。車を止めようにも駐車場は満車、道路も片側は車で一杯、暫く探し回ったが、何分狭い道を通らなければならないので、「こんな思いするのもう嫌!」って娘が言い諦めて帰る事になった。此処で見る事が出来たらどんなに見事だろうと内心私は残念でならなかったが、娘の辛さを思うと我を通す事も出来ず素通りして帰って来てしまった。でも最初の場所には紅梅も多くあったし、人も少なかったからのんびり座って富士山の山頂に居座っていた雲が動いてくれるのを只管待ったのだが!!

次の日は悪天候、風も強いし何処にも行く事叶わず。前の夜3時半まで眠られず次の朝もぼーっとしていたので朝食済ませてから「私一寸寝てくるわ~」と言って寝床に入ってしまった。目が覚めたら丁度昼の12時になっていた。、すっきり目覚めた気分であった。何時もは夕食をすませ9時に帰る事に決まっているのだが、天気は夜になる程風が強くなるし雨もひどくなるとの予報だったので「東名高速で風が強いと危ないわよ」との夫婦の注意に従い4時半に我が家に帰って来た。大した風雨にはならなかったようだけれど!
梅林も見られたし、上げ膳据え膳で楽をさせて貰った何時もながらの愉しい2泊3日であった。