老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

我が母校

2007-10-13 19:49:36 | Weblog

  

上の写真は私が13年間通った学校である。創立86年の歴史を持つ自由学園、右が6年間学んだ小学校、左は後の7年間を過ごした場所である。
今日私は毎年行われる卒業生会に40数年振りに出席した。450人余の卒業生が一堂に会し懐かしいひと時をすごした。
広大な土地(ひばりがおか)に建つ校舎は昔のままの姿であったが、周囲に様々な建物が構築されており昔と全然様子が変わっているのには驚いた。
左の大芝生で体操会(運動会)をした事や、芝生の草取りを全校生徒が一列にしゃがんで取ったこと等を様々に思い出した半日であった。
自主性を重んじ、責任感を持ち、信仰心にもとずく教育を受けた事が、その後の私の人生に大きな影響をもたらしてくれた事を非常に感謝している。
私は21回生、90歳になる15回生5人(その中の一人が私の姉)が出席者の中では最高年齢、世話をしてくれた在校生の若さをまぶしく感じ、私にもあのような若さに溢れた時代があったんだな~と感慨もひとしおであった。


飛行船が見えた!

2007-10-03 19:01:09 | Weblog

                   草花ならぬ飛行船?

昔々、世間をアッと言わせたツエッペリンという飛行船が存在したことを思い出した。私の小さい頃で多分見たような気もするし定かではないが、焼け落ちたとも聞いている。午後4時頃洗濯物を取り込みに二階に上がった。空を見たら大きな物体が飛んでいる。「アッ飛行船だ」と思った途端洗濯物を放り投げ駆け下り写真機を持って玄関から走りでた。悠々と飛んでいるところをしっかり撮ることが出来た。
何かの宣伝飛行なのかもしれないけれど、飛行船と思っただけで子供みたいに懐かしくはしゃいだ気持ちになった。

家の直ぐ近くにセブンイレブンが出来た。今年一月に開店したそうだが一度も行ったことがなかった。丁度夕食時、殺虫剤を買いに行ったがなかった。前に娘からおでんが美味しいわよと聞いていたので、熱々のおでんを5種類ほど買って帰り冷めないうちに食べた。おでんの時は茶飯(醤油を入れて炊く)と決まっているが、ないのでご飯に醤油を一寸かけよく混ぜてレンジで暖め茶飯のつもりで!!やはり炊いたのは断然美味しいが我慢できる程度で結構美味しいおでんと一緒に食べた。
出来たおでんを買うなんて始めて、一人だとおでんなんか作る気がしない。沢山作るからこそ美味しいのである。一人だからってこうしてだんだん怠け者になって行くのだろうか。でもご安心下さい、込み入ったものは作らないがちゃんと栄養を考えて簡単に作って食べていますよ。体重も変わらないし体調も良いし、独り身の気楽さを味わえる時を持つ事も出来るし言う事なしです。

 


誕生日

2007-09-05 21:07:25 | Weblog

84年前の9月1日、関東大震災の5日目まだ余震さめやらぬ中で、私は誕生したのであった。何時の間にやら84歳を迎えてしまった。
子供達から「おめでとう」との電話を貰い、一人の孫からは優しいメールを貰った。
一人で誕生日を祝うのも寂しい。で、或る事を思いついた。天国の夫に祝ってもらおうと夫の写真をテーブルに置き、生前毎晩赤ワインで乾杯していたので、二つのグラスにワインをそそぎ、赤飯で大した料理ではなかったが、記念に写真を撮ろう、グラスを合わせている所をと。初めての試みであった。
夫の魂は天国から風に乗って、私の傍に来てくれ祝ってくれたに違いない。幸せでいる私を喜んでくれたのであろう。
心に残る84回目の静かな誕生日であった。


阿波踊り

2007-08-27 15:27:50 | Weblog

 

 

昨日、高円寺阿波おどりを長女夫婦を誘って見て来た。もう始めてから51回目を迎えるという 有名な阿波踊りが行われている事は知っていたし、中央線の3駅隣と近くであるにも拘わらず始めての見物。高円寺の駅は大混雑との情報を得たので、地下鉄の新高円寺で待ち合わせ青梅街道に出た。その直ぐ近くが各組の出発点で、写真を撮るには最高の場所を確保。6時半過ぎから約一時間半その場所に立ちっぱなしであった。「踊る阿呆に観る阿呆」と言われるけれど、可愛い子供から大人までその踊りは真剣そのもの、そして皆の顔はとても楽しそうだった。いい加減に踊っている人はいなかった。阿波踊りの本場は徳島と聞くが、きっとその本場に負けない程の踊りの技を披露してくれたのだろう。踊りばかりでなく太鼓・笛・かねの音はお腹の芯まで響いた。9時が終了で高円寺駅近くで最高に盛り上がるらしいとは聞いたが、お腹も空いたし疲れもしたのでまだ次々と続いていたが切り上げ、食事をし新高円寺駅で二人と別れた。
帰宅してばたっとソファーに倒れこむほどに草臥れたけれど、とても楽しかった。


箱根にて!

2007-07-22 17:56:51 | Weblog

 

 

上左は箱根の芦ノ湖。その右は山の上ホテルの庭に植えられているつつじ。つつじの季節はとても奇麗で壮観である。下二枚は箱根湿生花園で撮った。

例の如く3日間、東京の家を留守にして秦野に行っていた。20日には箱根に行き芦ノ湖を回り、箱根湿生花園に始めて連れていってもらった。
箱根には夫の存命中何回も行き思い出が深い。今回は湿生花園で2時間余、野の花等を見て回った。湿原や川・湖沼、低地から高山までその他約1700種の植物が四季折々に花を咲かせていると言う。奇麗と思っても花の名前が分からないし、よく知っている娘に何度教えてもらっても直ぐ忘れてしまう私である。でもとにかく奇麗な珍しい花を沢山見る事が出来嬉しかった。咲き終わった水芭蕉も沢山見た。

長女は茶道の先生をしている。庭には茶花他沢山の花・木があり一緒に見て回ることも楽しいし、殆どの時を会話なく生活している私にとって、娘との絶え間ない会話は心の糧である。
3日目の夜9時になると二人に見送られ秦野の家を後にするのが慣わし。東名高速の通行料はETCを使っているので夜間料金が半分ですむ。これは魅力でこれからも帰りは夜がいいな~と思っている。


始めての横浜山下公園

2007-06-16 14:37:46 | Weblog

 

  

40日振りに秦野に行って来た。予報では雨だったので今回は何処にも行けず家に閉じこもっていなければと思っていたが、3日目、前日梅雨入り宣言が出されたばかりなのに、早中休みの晴れの一日。丁度娘婿が横浜に一寸した用事があると言う。私が今まで一度も行ったことのない山下公園に行きませんかと言ってくれ、大喜びで出掛けた。先ず山下公園を歩く。平常の日だから人は余り多くない。鳩が恋の季節かツガイで微笑ましい姿をあちこちで見せてくれる。童謡「赤い靴」で有名な女の子の可愛らしい像もあった。大きな木が立ち並ぶ青々とした公園を右手に海を見ながら端から端まで歩き、次は横浜港の大桟橋へ。今はもう内部を見学することは出来ないが有名な「氷川丸」も見れたし、大桟橋まで足を延ばし、そこからベイブリッジを写真に収めた。遠くに聳え立つ「みなとみらい」も海を隔てて写真を撮った。  始めての楽しい経験をさせてくれた娘夫婦に感謝の気持ちでその夜東京の家に帰ってきた。


始めての浅草!

2007-05-22 09:27:16 | Weblog

 

 

東京に長年住みながら彼の有名な浅草寺に行ったのは初めて。勿論浅草と言う場所も初めてである。私が浅草を知らないと知った長男が「連れて行ってあげるよ」と言ってくれた。昨日天気も良かったし実現した。
長男が前もって下見をしてくれたようで、先ず浅草寺から始まり仲見世通りからあちこち歩き回った。いろんな面白い店が立ち並び時々入ってみたり、買ったりして楽しんだ。隅田川も吾妻橋から一望出来た。
前日まで三社祭りで賑わった雰囲気はもうなかったけれど、其処此処に名残の沢山の提灯が立ち並んでいた。歩いていると車引きの若者が誘いの声をかけてくる。それは無視して通りすぎた。2時間半ばかり歩き回った後、夕食を共にし永福町で別れた。初めての経験をさせてくれた長男への感謝の気持ちで心は満たされた半日であった。


真っ青な空の下で

2007-02-17 11:22:31 | Weblog



 

 

 

3月15日、雲一点もない真っ青な空の下、秦野に来ていた私は娘夫婦と車で外に飛び出した。行く先は松田ハーブ園とその近辺、河津桜の咲く処であった。その駐車場から思わぬ富士山をしっかり見ることが出来た。河津桜は4分咲きの頃。ピンクの色がとても綺麗、まだ開かぬ蕾が又たまらなく素敵であった。
次はハーブ園、ここには種々のハーブが植えられている。その中にクリスマスローズが色とりどり綺麗に咲いていたのが私の目を引いた。
ここまでは家から30分位でこられる位置。ここからは一寸遠くまで足を延ばし湯河原梅園に行った。3・4年前夫も一緒に一度来たことがあり、梅園の風景は懐かしく、又車椅子に乗っていた夫の姿も無性に思い出された。紅梅の色はとても鮮やか、相当な斜面一帯に白梅・紅梅が沢山植えられ下から見上げる光景も素敵である。
途中昼食をした処は、遥か彼方に初島や房総半島が見えるような一面青い冬の海。私の大好きな海そして富士山、桜と言う事なしの満足な一日を過させて貰った。
家では娘と何日分ものおしゃべりをしたし、園芸店に行って花の苗や肥料など車で運べるこの機会にと欲張った買い物もした。
楽しい2泊3日であった。

 


回るオルガン

2007-01-19 11:07:38 | Weblog

 

 

上段の左はルネッサンスバロックタイプ。みぎはモダンタイプ
下段は演奏が終わった後の講座にて撮った写真。

昨日友人の弾くパイプオルガンコンサートを聴きに行って来た。2種類のパイプオルガンが背中合わせになっていて、途中で半回転して違うパイプオルガンが姿を表したのにはびっくり。こんな構造を持つパイプオルガンは、世界中で唯一ここ池袋芸術劇場だけにあるのだそうだ。同じ奏者が両方弾くのであるが、音色も違うように感じたし、兎に角荘厳としかいいようがない。
演奏が終わった後の2時間余、希望者だけにパイプオルガンに関しての講座が設けられ参加した。写真左下は持ち運びが出来るほどの小さなパイプオルガン。こんなのがあることも始めて知った。友人の奏者もお家に持っていらっしゃるそうだ。パイプオルガンの歴史から作る材料、過程までを丁寧に教えてくれ実際に弾かせてくれたり、参加者は大満足、とても良い勉強をした。
終わってから奏者の方も交え5人で近くの美味しい中華料理店に行き楽しい話は尽きることがなかった。


久し振りの雨

2007-01-17 11:19:38 | Weblog



グッピーを飼い始めてから約半年が経った。3ヶ月で親になるのだから、繁殖力は旺盛。最初7匹だったのが今では40匹近い。水槽一杯になり可哀相なので大きな水槽を買い、入れ替えた。最初の水槽にはネオンテトラと一週間前に産まれた7匹を残した。移されたグッピーは広々とした水槽の中で、さも嬉しそうに元気に泳ぎ回っている。又残されたちびちゃん達も、先輩に気兼ねすることなく安心して姿を見せ、堂々と泳いでいる。そんな様子を私は幾たびとなく水槽の前に座って眺めている。そしてたわいのない一日は過ぎてゆく。
忙しかった約2年前の日々を思うと、それはそれなりに夫と共に心は満ち足りていた。のんびり出来る今が不満である訳ではない。けれど生活になにか物足りなさを感じ焦る気持ちが私の心を襲う。
30年前、夫の会社の経理をまかされ28年間様々な苦労をして辞めた時、開放された安堵の気持ちと、まだ仕事をしたいと言う切なる思いに心が揺れた。そんな気持ちと今の気持ちが似通っているのかもしれない。でも現在の年齢、体の状態を考えると、何か仕事をするとしても返って人様に迷惑をかけそうで心配。もうおとなしく一族、そしてお友達と楽な楽しい暮らしをすればよいのかな~と・・・・もうそう長くない人生のんびり過してもいいのかな~と思う気持ちにもなって来つつある。子供達も「お母さん、今まですることはちゃんとして来たんだから、もういいんじゃな~い」といってくれる。「そうよね~」