老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

晩秋の5日間

2007-11-25 11:49:57 | 

 
 
  

その一
  紅葉の季節、今年も長女夫婦と京都に行ってきた。温暖化の故か紅葉は年毎にその素晴しさが減ってくるとのタクシー運転手さんの話だったが、私達にはまだまだ満足感を抱かせてくれる紅葉を堪能した。
東福寺・光悦寺・高台寺・天竜寺・宝厳院・等々いくつものお寺を回り、夫々に趣の異なる紅葉の庭を飽きることなく2日間見て周り、写真も撮りまくった。
大河内山荘にも行ったが、昔の名優大河内伝次郎が美を求め自ら創造して作られた庭園は広大な庭で素晴らしかった。
一日約1万5千歩くらい歩いたようだ。

その二

 
 

23日の旗日、待望の柿取りを行った。男性5名、女性7名、曾孫2名の14名が集まってくれた。写真の通り男性は脚立に乗って更に長い枝切りを腰に巻きつけ真剣な眼差しで奮闘し、高い処まで取ってくれた。男性の体力の頼もしさを改めて感じた。
女性群は食卓で皮むきと吊るす作業、7人も居れば忽ち出来上がってしまう。
二階の物干し場で12月一杯掛かって美味しい吊るし柿が出来上がる。お正月に集まった時皆に分ける。甘柿は約300個位取れ11家族に分け梱包して宅急便で送るまでやってくれた。昼食は評判の美味しいお寿司を取り、総て終わってからのお茶タイムで又盛り上がった。
柿取りで子供5人全員が集まったことは始めてで本当に嬉しかった。
お陰様で今年も無事柿取りは終わりました。ご参加の皆さん有難う。

その三 

 
 

24日夕べ泊まった次女と清澄庭園に行く。ここは前にも一度来たが今回は沢山の水鳥を見ることが出来た。もみじは殆どなくはぜの木が真っ赤に紅葉していた。
池をゆっくり一回りし、パンくずを与えたりしながら多くの水鳥と共に過ごした。
今日はここのところ強行ぐんだったので、一箇所で止めにしょうと思って出かけてのに、時間も早かったしお台場に行こうということになった。ゆりかもめに乗り一つ手前の海浜公園で降り海の傍まで砂浜を歩いた。水際で子供たちが餌を与えていたので沢山のゆりかもめが集まってきて飛んだり泳いだり賑やかだった。
そこから一駅乗って始めてお台場に降りた。右に行けばフジテレビがあるという。私達は左に行き自由の女神を見、一寸早めの軽い夕食をし帰途に着く。もう夕日も沈み、東京タワーもライトアップして奇麗だった。東京駅で娘と別れ家に着いた時は真っ暗くなっていた。
 

 


小春日和

2007-11-19 19:19:51 | 

 

嵯峨菊が色とりどりに咲いている。昨年から1年経った今、皇帝ダリアが再び登場。
今年は更に幹が太く、高くなり支え棒がその重みに耐えきれず、あの強い風の吹いた日に倒れ丁度其処に駐車場があったので屋根で支えられて、横倒しになりながら奇麗に咲いてくれた。駐車場がなかったら幹が折れて今年は花を見ることが出来なかっただろう。本当に幸いであった。

昨日次男が来てくれた。近々柿の収穫に皆が来てくれることになっているが、一足先に二人で渋柿を取った。この渋柿は次男が小さい時に種を蒔き、40年近く経った現在沢山の実を付けるまでに成長した木である。次男には思い入れのある木であるらしく、「自分が蒔いた種がこんなに大きくなって収穫できるなんて嬉しい」と言いながら一生懸命取っていた。

 

 


箱根を歩いて!

2007-11-17 10:30:08 | 

 

 

一ヶ月に一回の秦野行きを終え夕べ帰ってきた。
2日目長女と二人で今回は車でなく電車で出掛けた。秦野から小田急線で箱根湯元まで、そこから箱根登山電車で強羅、次はケーブルカーで早雲山まで、 更にロープウエイに乗り換えて一番高い標高1044メートルの大涌谷で下車した。硫黄の臭いが鼻をついた。そこで景色を見ながら昼食をし再び同じルートで降り途中上強羅で下車し、箱根美術館の庭の奇麗な紅葉を見て回る。主目的がこの紅葉にあったのだが、勿論館内の様々な陶器の展示物も見た。写真にあるように真っ赤に紅葉したもみじあり、まだ青々した素敵な枝振りのもみじもありで楽しんだ。
そこを終え、ばらの花が一面に咲いていた強羅公園内を見ながら下り坂を強羅の駅まで歩いた。
箱根登山電車は急な坂の場所ではスイッチバックを3回繰り返して上り下りする。私は生まれて始めてこの電車に乗った。一番端の場所に座ったのでスイッチバックする仕組みが良く解ってとても興味深く見ることが出来嬉しかった。
家に帰り着いたのは5時、もう真っ暗だった。
始めてのことも体験したし、紅葉も見られたし、娘とおしゃべりしながらとても愉しい一日であった。


菊の季節です

2007-11-13 17:52:10 | 

 

玄関傍の南天。庭にも2箇所にあるが長い間花は咲くけれど実を殆どつけてくれなかった。2・3年前から実が付きだし今年が一番多く寒さと共に赤さが増し奇麗である。嬉しさもひとしお・・・
菊の季節になった。上のは嵯峨菊、背丈が高く花が咲くまでに下の方の葉が枯れてしまう。どうしたら下まで青々した葉でいられるのか、育て方に多分問題があるのだろうと目下思考中である。

今日は空は晴天であったけれど私の体は曇り。朝から体が一寸普通ではないなとの感じがあった。案の定暫くしてめまいと偏頭痛の症状が起きてきた。薬を飲み寝ていれば半日位で治るのは分かっている。然し今日職人さんが来る事になっていて寝て居る訳にはいかない。「奥さん○○です」と呼ばれる度にソファーから起き上がって対応しなければならず辛い思いをした。でも昼過ぎには終わりそれから横になりぐっすり眠ったら治っていた。持病だから仕方ないし昔よりは随分軽くすむようになったのだから、それで良しとし死ぬまでこの状態と付き合うより他なしと覚悟はしている。
でもこの様な思いをしなくてすむ人が羨ましい。


久し振りの観劇

2007-11-07 17:03:22 | 



ガーデンシクラメンが奇麗に咲いている。シクラメンといえば冬は家の中に置く植物と思っていたが、最近は様々に改良されて庭で冬の寒さに耐える事が出来るようだ。

夕べは新国立劇場で「椿姫」の公演を観て来た。椿姫といえばオペラだと思っていたし、観た事もあったが、今回はバレー、然も音楽はオペラはヴェルディの曲であるがバレーではベルリオーズの曲であった。悲恋物語りで最後は女性が死ぬ場面、オペラでは寝台に横たわり恋人とその父親と3人でそれぞれの思いを歌う事で表現し死んでゆくのだが、バレーでは踊りで表現しなければならない。死に向かう身を親子の間を行き来しながらその踊りは優雅でありながら次第に弱々しくなり最後は床に倒れて死んで行く。そして幕は降りる。
同じ物語りをバレーでどのように表現するのか興味があったが、それなりに納得のゆく公演であった。

新国立劇場は今年で10周年を向かえるそうだ。夫が亡くなる3年前、膝の悪かった夫が慶応病院に車で通う高速道路上から新国立劇場を見つけ、夫が「いっぺん行って見たいね」と言ったのがきっかけ、音楽好きな私は喜んで直ちに会員になってしまった。それから好きな演目があると早々チケットを買い、二人で驚くほど沢山のオペラ・バレー・コンサート・劇などを観賞した。平成16年10月3日オペラ「ボエーム」を観たのが夫と一緒に行った最後となった。その頃は車椅子に乗っていたので結構苦労もしたけれど、老後をこんなに楽しめることは最高の喜びであった。
そしてそのきっかけを作ってくれた夫に感謝している。


亡き人の記念礼拝

2007-11-04 15:59:24 | 

 

隣家の二階より遥かに高く延びた柿の木。この一本に20数個折り重なって生っている。こんなのが2本、勿論その下にも一杯。どうやって取ったらよいものやら・・・
目下頭痛の種である。収穫日、一昨年は11月23日であった。もう随分赤くなっているのでそれまで待っていてくれるだろうか、鳥に食べられてしまわないだろうかと見上げては思い悩んでいる。収穫してくれるのは子や孫達なのだから、きっといい知恵を出してくれるとは思うけれどやはり気になる。

教会では毎年11月の第1日曜日は亡き教会員の記念礼拝をすることになっている。今日はその日。夫は亡くなる前夜病床洗礼を受け私と共に教会員になった。
聖壇に亡き人の写真を飾り、集まった方全員が小さな蝋燭に火を灯し並べて置いて行く。
聖壇はその沢山の蝋燭のゆらめきでなんとも言えず美しく、亡き人を思う気持ちで一杯になった。
平常は私一人の傍で見守ってくれている写真、今日は沢山の方に見守られ記念していただいた夫であった。


冬も間近か

2007-11-02 15:31:24 | 

 

外出先から帰宅して真っ先に目に飛び込んでくるのがこのピラカンサ。これでも充分素晴らしいが、同じ幹からもう一本揃って立っていた枝が、今年の5月に根元からばっさり折れて悲しい思いをした事は既にブログに載せたが、共に二本が育っていたらこの非ではなく見事であった筈である。この真っ赤な実が一夜にして全く姿を消してしまう経験を一昨年味い狐につままれた思いでいた。夜中のうちに何の鳥だかしらないが大挙襲来して食べてしまうのだそうだ。これは次女に聞いた話。多勢とは何と恐ろしいものかとつくづく思わされた。今年は何時そんなめに遭うのだろうか?その場面を見てみたい・・・

今年は暖かった故か椿が早々と咲いた。
約2週間パソコン教室と耳鼻科に行った以外は、一人で家にいたから庭の手入れがはかどった。じっくり庭の隅々まで見て回ると、思わぬ嬉しい事に出会い心が喜びで満たされる。
何の思い煩うこともなく過ごせるこの幸せを感謝の気持ちで迎える日々である。


今年も後2ヶ月

2007-11-01 14:48:46 | 

 

ばらと見まちがうほどに美しく咲いた山茶花の花。木々の下で太陽の光も殆ど受けず、それでもしっかり白い花を咲かせ真っ赤に実がついた十両。家には万両・千両・十両とあるが、お正月の生け花に欠かすことの出来ない千両は、花は咲くのだが落ちてしまい赤い実を付けてくれなくて役立たず。万両は毎年真っ赤な実を付けてくれるが現在はまだ緑色。この万両は庭のあちこちに芽を出し(これは根が這って殖えるのではなく鳥が実をついばんで落とし其処に芽を出すようだ)そのままにしておいたら庭中万両だらけになってしまうから、適当に抜いている。万両は赤い実が奇麗なのでそのままに育て「万両の庭」にしても素敵かなと思ったりして!!

今日から11月、平成20年ももう目の前に近ずいている。年賀状・カレンダー作りを始めねばならない。又お教室で教えてもらい満足のゆくものを作りたいと願っている。