老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

旅行から帰って3日間

2012-06-29 19:22:26 | 

私の大好きな山百合が今年は6輪も咲きました ゆりの一種です

ばらの蕾が折り重なって花が開くと何と賑やかな事 紫陽花が一輪だけ

北海道から帰った次の夜は前から買ってあったバレーを一人で観に行った。上野の東京文化会館で「白鳥の湖」。もう何回も観ているが一番最初に観たのは34歳の婚約中であった。これから私の娘になる中学・高校の二人を連れて見に行った事を覚えている。もう54年も昔の事である。何度観ても見飽きるる事はない。今回はグルジア国立バレエ団の公演だから全てが外人、主役二人が外人で後は日本人と言うのがお値段的には手頃なのだが、外国のバレエ団ともなるとチケットが高い。だからランクを下げ4階の席であったが一列目だったし充分愉しむ事が出来た。

さて、次の日は何にも予定がないから一日ゆっくり出来るわと思っていた。そしてその次の日は内科診察の日だと。つまり昨日の午前中までは今日は何にもないんだとゆったりした気分で過ごしていたが、午後突然「今日3時半に病院へ行くんだった」と思ってしまい何のためらいもなく急遽支度をして出掛けたのである。病院に着いて診察券を装置に入れると何時も出てくる画面が違っている。何度やっても駄目なので受け付けに行って「こうこうです」と言ったらそこでも何回もやってくれたけれど駄目だったが最後に「今日は木曜日ですよ、予約は明日になっていますけど、如何なさいます?」と言われ日を間違えた事に始めて気が付いた。「そうででしたね、今日は木曜、明日なんでしたね、明日又来ます」と身の縮む思い、ほうほうの体でその場を逃げ去った。今迄こんなへまをやらかした事は一度もなかったのに、如何したんだろうボケが始まったかなとショックは大であった。遠くの病院であったら悔しい思いをしただろうけれど、近いのでそんな思いはせず買い物も沢山あったので用を足して帰っては来たけれど、ボケにならずにすむ様願っている。

そして今日再び病院に行った。甲状腺CTの結果は「大きく腫れていて3か所ばかり一寸固い処はあるけれど大した事ではない様です。甲状腺の専門医と相談して今後半年に一回CTを撮りましょう」と言う主治医のお話しであった。「血圧も136と74すこぶる順調ですね」と喜んで下さった。これでまず一安心、まだまだ元気に何処にでも出掛けられそうである。


北海道旅行

2012-06-28 16:09:47 | 

  
ヴァイオリンを弾く甥           熟年6人のアンサンブル       弟の伴奏をした姪の独奏

今回の北海道旅行の主目的は、小さい頃ヴァイオリンを習っていた甥が、退職一寸前から再び習い始めその教室の発表会を母親に聞いて貰いたいとの思いが実現したものだった。小さい時やったとは言え6年間でこんなに上手になったとは驚きであった。夫々仕事を持ちながら趣味で愉しくヴァイオリンを弾く熟年の方々の演奏はお世辞でも上手とは言えないけれど、皆の真剣に弾く姿を見ながら、娘時代ヴァイオリンを習った事のある私がもう少し若かったらやりたかったな~という思いを抱いた。
とても良い発表会で愉しい時間を過ごす事が出来た。母親に聞いて貰えた甥もきっと嬉しかったであろう。

   
レストラン・アンサンブルでの夕食。この他にスープ・パン・コーヒーも。

その夜、甥は発表会の打ち上げで参加出来なかったが、女性4人は家の近くにあるフランス料理店で夕食をした。前もって年寄りがいる事でお願いしてあったので量的にも少なめだったし、料理がとても美味しく大満足であった。

   
                 甥の家                               バーベキュー風景

千歳空港から車で約30分位の一寸小高い別荘地に甥の家は建っている。友達の建築家が設計したユニークな素敵な家であった。300坪の敷地内には沢山の植物が植わっており、近所の方や知人達が苗をくれたり勝手に植えて行ってくれたりした植物等であるらしく、甥の人柄が分かる様に思えた。何時も太陽が燦燦とふりそそいでいる庭を見て、植物大好きな私にとっては羨ましい限りの庭であった。
最後の夜はベランダでのバーベキュー。ジンギスカン(子ひつじ、ラム肉)は柔らかく美味しかったし、非常に愉しい時を過ごした。

 ルピナスが一杯 
しゃくやく畑 ライラックの木が多く紫色の花が綺麗でした バラ、時期的に一寸早かったようです。少ししか咲いていませんでした
八重のけし、大きな花でした 花の名前は分からないけれど、青が綺麗でした カーネーションです
夕張郡由仁町にある「ゆにガーデン」の植物です。

3日目は「ゆにガーデン」にいった。敷地内はとても広いので姉は車椅子で見て回った。息子が終始押して回ったが久し振りに親孝行が出来嬉しかっのではないかな?空は真っ青だったし、いい空気を吸い綺麗な花を 存分に見る事ができ快適な気分であった。

  
天体。

食卓から上の様な天体が見られる。左は夕日がまさに沈む場面。次は夕焼けがとても綺麗だったので。3番目は着いた日で雲があったけれどこれも夕日が沈む処を撮った。東の窓からは人の家の屋根に太陽が昇るのが見られるらしいが、日の出が早くまだ眠っているから見る事が出来なかった。

  
甥夫婦の住まいは長沼の別荘と海の見える素敵な苫小牧のマンションである。13階であるからその眺めは絶景。
太平洋が眼の前に広がっており常にその雄大な景色を見て生活出来るなんて羨ましい。私は海が大好き、一頃海が見える家に住みたくて湘南あたりを散々探し回った事があった。然し気に入った家が見つからず諦めていた時、秦野の長女から「前の家が売りに出されているがお母さん買わない?「って言われた。海にも近いしと言う。その言葉につられて買ってしまった。海には大分遠いが、現在月に一度長女夫婦と交わう事が出来良かったなとは思っているが、この甥の家を見ていると矢張り海の見える家がいいな~と痛感する。
フェリーが通っていた。日の出は天気さえよければ何の邪魔物もない水平線上に毎日見られるし、夏は花火が素敵に見られるとか、特等席である。何とも言いようのない幸せな暮らしをしている甥夫婦であった。


北海道に来たのは今回で3回目、1回目は1983年だから私が59歳の時、夫と二人で北海道を一周したのだった。2回目は孫の結婚式に行った約12年前である。
今回は姉のお供と言う事では有ったが、姪・甥夫婦と5人で本当に愉しい3泊4日を過ごさせて貰い感謝している。
姉もとても元気で大変な場所では車椅子に乗ったが、その他では結構しゃんしゃん歩いていた。こうして出掛けた後は元気が持続するらしい。一頃このまま駄目になってしまうのではと危惧したが、この状態だとまだまだ大丈夫との感が強くなって来た。今後もなるべく連れ出し刺激を与えたいと姪と話し合っている。

北海道に来て一番思った事は広いと言う事、何処までも何処までも大地が果てしなく続いている。遥か彼方に山が連なっているが石狩平野はとてつもなく広い。夏は短くいっぺんに花が咲くと言う。まさにその夏に行ったのだから花は綺麗であった。然し冬が来れば凄く寒いし雪が多いから困難も一方ならずであろう。世の中いいことばかりではない事を改めて感じた時でもあった・。


  


2カ月振りの眩暈!

2012-06-19 21:40:31 | 

アスチルベ キンシバイ

ハンゲショウ ビヨウヤナギ

ピンクの花はアルストロメリア、黄色は?です ピーマン、新鮮です

嫌な眩暈は如何しても完治しない。この前は3カ月起きなかったのに、今度は2カ月で又!昨日からどうも変だな~と思っていたが、今朝になっても好転せず、23日から3泊4日で北海道に行く予定なのにこれはまずいと思い午後耳鼻科に行った。
左の耳石が飛び出してしまった様だ。「旅行が控えているので何とか治して下さい」とお願いした。診察台の上で右回りで一回転その間先生は頭をトントン叩いて下さる。叩く場所が重要なのであろう、耳石の飛び出す位置によって叩き方が違うらしい。起き上がったら治っていた。大したものだと何時も感心するし有難く思う。
往きはタクシーで行った。帰りは電車で帰ったがもう何ともなかった。今度は何カ月持つだろうか!!

家に帰ったら秦野の長女から留守電が入っていた 。次女から長女に電話があり浜松が台風で大変な事、お母さんに電話しても応答がない、「あちこちに電話して大変だったのよ」との事だった。夜は関東に来るから外出していたら心配と思った様だ。
皆に電話し眩暈で耳鼻科に行っていた事を話し心配掛けた事を詫びた。それにしても長女は「音楽会に行っているかもしれない」と言ったり、長男の嫁は「お母さん北海道ではないの?」とか、今カナダを旅行中で留守宅の孫は「知らない!」とか夫々勝ってな事を言い合っていたようだ。一々出掛ける度に行く先を報告する訳にもゆかず、こうして皆に心配を掛ける私って罪作りな老人である。
今、夜の10時半外はヒユーヒユー騒がしく風雨が荒れ狂っている。もし私が外出中だったらそれこそ大変な事だったであろう。皆に心配を掛けない様心して行動しようとは思うけれど・・・・


紫陽花・菖蒲満喫!

2012-06-15 09:29:59 | 

開成町のあじさい祭りにて

  
  
  
ゼニアオイ フランス小菊 ひまわり

小田原城の紫陽花&菖蒲

  
  
  ハスの池にはもうじき花が咲くでしょう

一ヶ月半振りに秦野に来ている。
梅雨に入ったが早中休み、雨は降らず昨日は晴天であった。紫陽花・菖蒲の季節であったので3人で出掛けた。
足柄上郡開成町では農協の主催で紫陽花祭りが行われていた。農道の脇に延々と綺麗な紫陽花が咲き乱れていた。
ある場所には菖蒲が見事に咲いていた。
次は小田原城へ。去年も行ったと思うが今年は菖蒲は余り綺麗ではなかった。紫陽花は傾斜面一杯に見事な景観であった。

秦野に来れば雨でない限り何処かに連れて行ってくれるので愉しみである。もう行く処がない程方々に行っているし、何回も同じ場所に行く事もある。家にいる時は娘とお喋りし、上げ膳据え膳で家事は何もせず何と有難い事か、長女夫婦に感謝である。今夜東京に帰ります。

 

 


眠れない~~

2012-06-10 16:52:37 | 

レースフラワー  カワラナデシコ

レモンの木に花が咲きそうです。実が出来てくれると嬉しいです  アジサイ

アジサイ  バラももう終わりです

庭の花も真っ盛りは過ぎた様、でも春から夏に向かって次々違った花が開きつつある。蚊が出だし庭に下りる都度蚊取り線香を付けねばならないのが面倒では有るけれど、綺麗な花を愛でるのは心の糧である。

夕べは12時半頃眠りに就いて2時間経ってトイレで目が覚めた。その後終に朝まで眠る事が出来なかった。私にはよくある事だけれど、夜中眠れないのは非常に辛い。そんな時本を読めば眠れる時もあり、自然に眠れる事もある。眠れない時はいろんな事を考えてしまう。何も思うまいとするけれど絶対無理、いろんな事を試みるがそれでも駄目、朝方一寸眠れる事もあるけれど、昨夜は全く眠れなかった。トイレに目覚めなければ朝までぐっすり眠れるのに、一回は必ず2回の時もありでこれは歳の所為で致し方のない事であろう。
何の心配事もないのだから夜くらいぐっすり眠りたいよ~と思う事切である。床に就いたらコトンと眠れる人が羨ましい。
そんな状態で今日は一日中目しょぼしょぼで過ごした。別にしなければならない事がある訳でなし、寝ればいいでしょうと思われるかもしれないけれど、私はお昼寝をする習慣がない。昼間は起きているものと思っているから病気でない限り少々眠くても横にならず過ごしてしまう。
こんな悩みなど取るに足りぬものではあるが・・・・今夜はぐっすり眠らせて欲しい。多分眠れるとは思うけれど!!。


三女とコンサートへ

2012-06-04 19:31:03 | 

キョウガノコ テッセン、紫色が綺麗です

ムラサキツユクサ 去年全く咲かなかったカシワバアジサイが2輪咲いてくれました

ニオイバンマツリ、毎年大きくなります 新鮮なキューリ美味しいです

日曜日だったので午前中は教会へ。教会の愛餐会に出て昼食を頂き東京駅に向かった。三女と待ち合わせる為ではあるが その時間は3時半。1時半には東京に着いたので2時間待たねばならない。新装なった大丸へ行きぶらぶらと食品売り場を見て回ったり、洋服売り場にも行って見た。欲しい物もあったが現在差し迫って買うべき予定はないし、お金の無駄使いは止めようと最近自粛しているので、見て回っただけ。これから遠くに出掛けるし夜遅くまでだから体を休ませておこうと13階の喫茶室に入った。ワインとかお酒類も飲める場所。一人でいる人なんか見当たらない。私は一人クッションが置いてある一寸薄暗い喫茶室ではあったが、ゆったりとした気分でアイスコーヒーとアイスクリームを頼みゆっくりゆっくりと飲んだり食べたりしながら待ち時間をつぶした。そして東京駅八重洲北口改札で三女の来るのを待った。

浜田省吾のコンサートに二人で行く事になったのはもう大分前、この前の教室の日チケットを渡してくれた。代金を払おうとしたら「これは母の日の贈り物ね」って言いくれたのだった。三女は若い時から浜田省吾の歌が好きでもう何回もコンサートに来ている様だ。私は一度も生で聞いた事はないけれど、昔まだCDの無かった頃テープに録音して貰い自動車を運転しながらよく聞いたものである。歌詞も曲も好きになって良く聞いたものであった。まさか私がコンサートに行くとは思わず一度も誘ってくれなかったが、自由の身になった母親を誘ってみたら「行きたいわよ」の一言で今回実現したのだ。前日「おかあさんコンサートの時間3時間よ、大丈夫?」とメールが入った。「はい、大丈夫」と返信した。

コンサートの場所は「埼玉スーパーアリーナ」私はよく音楽会に行くが何時も東京都内である。こんな遠い処に来た事はなく始めてであった。客席数約20000とか、それが殆ど満席である。4・5年に一回しか開催しないのでファンは待ち遠しかったのであろう。やはり若者が多い。演奏は5時から始まった。熱狂的な観衆である。咳一つ出来ない様な静寂な中で聴く音楽会とは正反対、始めから皆立ち上がって手を叩き、手を差出し声を出し演奏者と一体になって盛り上がるのである。どんなに大きな咳をしても平気、自分のした咳すら聞こえない。休憩はないからトイレに何時行っても大丈夫。この様なコンサートを嫌う人も多かろう。私もかつては嫌いな方であったが、娘に連れられて何回か聴きに行く内にこの騒音にも慣れ、こんな熱狂的なコンサートもいいものだと思うようになってきた。プロの音楽家にとっては有難い観衆なのであろう。
私の知っている曲も結構あったし、静かな曲になれば皆座って聴くし「3時間よ」と言ったのが終わって見れば4時間を過ぎていた。疲れる事もなく、たまには三女とこうした処に来るのも愉しいなと演奏と共に満足な気持ちで帰途に就いた。

さいたま新都心駅から赤羽で乗り換え(この構内で蕎麦の夕食を済ます)埼京線で新宿で下車、私は総武線へ三女は京王線に乗るべく別れたのである。三女さん有難う。何時もは忙しい毎日、でも今日は思いっきり羽根を延ばし愉しんだ事でしょう。

今日は甲状腺のCT撮影の為病院に行って来た。甲状腺が鎖骨の下まで腫れているのでエコーでは検査できずCTを撮る破目になった。結果は今月29日に主治医さんから聞くことになっている。たいした心配はしていないが普通でない事は確かなので、良性であって放っておいても大丈夫な結果であって欲しい。


スイスの旅 (3)

2012-06-02 08:43:27 | 

5日目

      
          掲示されていた写真           集合写真を挟んだファイルに載っていた写真左から
                                  アイガー(3970m)メンヒ(4107m)ユングフラウ(4158m)

この日も山へ。登山電車でユングフラウヨッホ駅に向かいスフィンクス展望台へ上った。この駅はメンヒとユングフラウの中間にあり、ヨーロッパで一番高い位置にある駅だそうだ。其処から高速エレベータで一気に上った処に展望台(3573m)がある。この歯車式登山電車はアイガーとメンヒの山の中を掘って作られたものであり、長~いトンネルであった。計り知れない苦労をして作られたものなのであろう。
展望台は雲の中、四方を見渡しても何も見えず、雪が降っていたし風も強く気温は零下4度であった。風景を撮る事叶わず皆は雪の中の人間を撮っていた。私はスカートなので風にあおられ「Tさんスカートが!」と同行の若い方に注意され慌てて室内に駆け戻ってしましまったから写真を一枚も撮る事が出来なかった。外人の男性が上半身まっ裸で万歳した格好で写真を撮って貰っていた。四方が見渡せたなら如何に素晴らしい景観であった事かと思えば残念な気持ちもあるが、でも富士山よりも高い山に上れた事に意義を感じている。

  
から松の松ボックリが一杯      車中から撮った山          こんな綺麗な川も流れていた

この日のホテルは夕べと同じであった。

 

6日目  プリエンツ湖クルーズにてインターラーケンへ

 
 
遊覧船の2等で約1時間ルツェルン湖を見て回る。遠くに見える山並みは綺麗、湖畔に建つ素敵な家、そして水面も飽きずに眺めた気分爽快の時であった。

バスで移動中に撮った風景。スイスでは至る所で牛が草を食べている光景に出合った。昔結婚した当初、夫が自社で作ったコンピュータを持ってパリで行われた展示会に行った時、その余暇にユングフラウに行き手紙をくれた事があった。「牛が草を食んでいる!牛が草を食んでいる~」とその手紙には書いてあった。今回この光景を見て「あ~あの手紙はこの風景だったのだ」と思い至ったのであった。この旅の最中始めて夫を思った時であった。

 
スイスのルツェルンを流れるロイス川に架かる橋で、ヨーロッパで最も古い屋根付きのカペル橋。白鳥が沢山泳いでいた。

 
カベル橋の傍を急な流れが・・・          フランス革命でルイ16世の家族を守って
                              死んでいったスイス傭兵達の悲劇をテーマに
                              扱ったライオンの記念碑。大きな岩に作られてあった。

カペル橋観光を終え約1時間でチューリッヒへ。今夜は「ベストウエスタン モンタナ」というホテルに泊った。

 

7日目   スイスの旅最後の観光

 
名前は?紫色の花が咲いた大きな木   日本とは一寸違う雀、郷愁を感じる

 
                    チューリッヒ湖を遊覧船で。

  
羽根を広げた優雅な白鳥   サルビアに似た花が一面に   マロニエの木とスイス国旗

以上でスイス観光は終わった。最後の夕食はチューリッヒの或るレストランに行った。5月に誕生された3人の方を祝い、この旅の為にご尽力下さったW牧師と長くスイスに住まわれ諸事に通じ全てにお力になって下さったAさんに感謝の意を込めて乾杯。同行16人に一人の落後者もなく元気で仲良く助け合い、愉しい有意義な8日間であった事を心から感謝した。 最高年齢として参加した私も眩暈も起こさず皆と行動を共にする事が出来嬉しさはひとしおであった。一重に皆さまのお助け合っての事と感謝の一語に尽きる思いである。  本当に有難うございました。

                 

            
                        同行16名の集合写真です

3回に亘った長い旅行記をご覧下さった方々に感謝致します。
             
                               

 

 

 


スイスの旅 (2)

2012-06-01 09:40:49 | 

4日目

氷河特急でアンデルマットへ。


ツェルマットのホテルの直ぐ前にある駅からこの氷河鉄道にに乗って再び山にのぼった

 

 
この日も天気は良好、氷河特急2等・パノラマカーに乗る事3時間にて展望台へ 、昨日に優るとも劣らない雄大な山々をたっぷり観賞。往きは電車に座っているので楽に上れたが、さて帰りは一駅電車を降りて歩くことになった。85歳の男性は杖を付いていらっしゃるから電車でそのまま帰られると言う。私は「如何しよう!」と思った。上るのだったら絶対駄目だけれど下るのだから大丈夫と皆と行動を共にすることにした。可愛らしい高山植物を見ながら先頭グループについて元気に下っていたが、相当な下り坂である。中頃より足が重くなり出し目的地まで歩けるかしらと心配になって来た。以前トルコ旅行で同室だったお元気なとても良い方が今回もご夫婦で参加なさっており、旦那さまはホテルが変わるごとに私のトランクを持って下さったし、奥様も何くれと私をサポートして下さっていた。その方が私に手を貸して下さり腕を組んでぶら下がる様にして駅まで何とか歩く事が出来た。1時間半近く本当に良く歩けたものと今思うと無謀だったかな!と思う。すっかり草臥れもう歩くの嫌っとおもった。

 リンドウ クロッカス
小さなタンポポが可愛らしい キンポウゲ サクラソウ?の様でした
蕗のとう、こちらでは食べないそうです から松のまつぼっくり 
苦労して下った山道にはこの様な高山植物が生えていた。低温の所為か植物は一様に背丈が小さい。リンドウの紫色は鮮やかであったし、クロッカスも小さく今年は1カ月遅く咲いたと言う。日本も梅など一カ月遅れでしたね。からまつの松ボックリは大きくて長く見事だった。

疲れたけれど電車に乗ればホッとし、周囲の景色を気分良く眺めながらアンデルマットに帰り着く。此処からは専用バスで2時間半、乗り物に乗って居る時間の方がはるかに長い。今夜のホテルは「ダービーグリンデルワルト」であった。

                                                                 続く