7月14日は次女の誕生日。祝いを兼ねて母娘3人一晩泊まりで富士五湖巡りを決行した。今回は始めて私の車での旅、娘二人とも運転は出来るのだが人の車は運転したくない様子、私は一人で運転する覚悟であった。勿論私の体の状態によっては運転を変わってもらう条件で「私は運転するだけよ、ナビはしっかり頼むわよ」という事で出掛けたのである。
往きは調布インターから中央高速に乗り河口湖で下りる筈が間違えて通り超し山中湖インターで普通道路に下りた。一寸後戻りし忍野八海へ。
忍野八海には冬秦野から2回ほど来たことがあり、真っ白な富士山を背景に素晴らしい景色を見たことがある。今回は真夏であり富士山は白くないし晴れていても富士山の周辺は雲に覆われて素晴らしさを感じる事が出来なかった。八つある池の半分くらいを見て回り次は山中湖一周に向かう。
山中湖からの富士山。頂上に雲が掛かって残念でした。
山中湖を一回りし「ホテルマウント富士」に着いたのが3時頃、夕食には時間があったので娘二人はホテル周辺の散策に出掛け私はベットで休み1時間位ぐっすり眠った。
次女の誕生祝い
小さいけれど個室を用意してくれ、美味しい日本料理で楽しい誕生会を持つことが出来ました。
ホテルから撮った
ホテルノの窓から山中湖を見下す。 雲がなくなってくれ頂上が見えた。 散策中の姉妹
翌朝4時半の富士山 太陽が出てきたら富士山は赤く染まり素敵でした。赤富士というそうです。
初めて見た赤富士に感動しました。
ホテルの庭からさまざまな光景です。芝生の上の小鳥は「せきれい」です
二日目の朝素敵な赤富士を見る事が出来気分は上々。この日は残り４湖を見て回る。先ず河口湖へ向かう。河口湖大橋を渡って間もなくの場所にある「久保田一竹美術館」に寄った。染色家として有名な方であり数多く展示された絞りの友禅染の素晴らしさに圧倒された。以前中には入らなかったけれど紅葉の頃この庭に来て素晴らしい景色であったことを思い出した。
紅葉の季節は素晴らしいです。
玉紫陽花
一竹実術館をあとにして河口湖の北の畔を走った。
河口湖からの富士山も雲に覆われ全様を見る事は叶わなかった。ラベンダーが素敵でした。
西湖は面積が小さい。ここで富士山の頂上を一寸見る事が出来た。 精進湖も小さくこの一枚だけ
最後に本栖湖。此処は完全に一回りした。頂上も見え湖面は紺碧とても素晴らしかった。
富士五湖を無事見終えいよいよ帰途に就く。でももう一か所途中にある「白糸の滝」を見に寄り道をした。
滝壺までは相当下らなければならず帰りの上りが私には一寸辛いので半分位の処で断念。
山百合が思わぬ場所に咲いていて嬉しかった。
これで全行程を終わり、帰途に就く。カーナビに従い新富士インターから高速に乗りはじめて第二東名高速道路を走った。第二東名は御殿場まででそこからは昔からある東名高速道路と合流する。毎月通る秦野のインターで長女を下し（婿さんが迎えに来てくれる）次女と二人になった。次女はもう一晩泊まる予定であったが台風が来そうだから今夜のうちに浜松に帰りたいというので西荻窪の駅まで送りそこで別れた。環八道路が混んでいたので７時頃になってしまった。
天気に恵まれ本当に有難かった。母娘３人の珍道中と言っても良いだろう、愉しい賑やかな２日間であった。私一人で３６０キロ運転出来た事自分でも驚いている。クッションを背中に置けば全く腰の痛みも感じず、左足の痛みも左足を使わないで済む車なので助かり、返って運転している方が楽で歩く時の方が足腰の痛みで辛かった。緑多き素晴らしい景色、私は運転しているので殆ど見る事は出来なかったけれど、娘二人が満足してくれたなら私は満足である。
娘たちにはあらゆる点で世話になったことを心から感謝している。有難う。