老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

連続7日間の外出!

2015-09-28 11:11:17 | 

  
曼珠沙華もそろそろ終わりです       はなとらのお               みずひきそう

連続外出の始まり。
21日(月)
                       

次女の誘いで「東京プロムナード・フィルハーモニカー定期演奏会」に行って来た。場所はタワーホール船橋の大ホール、シベリウス生誕150年記念の交響曲演奏であった。私はこの作曲者の曲は殆どと言ってよいくらい聴いていない。余り期待せず行ったし、勿論曲は全く知らなかったけれどその重厚さ技巧の難しさ等居眠りすることなく熱心に聴き入った。

22日(火)

                   

昨夜泊まった次女と秦野から2時間かけて来てくれた長女と3人で私の運転で多磨墓地に向かった。別行動で三女が娘と二人でやはり車で来ることになっていた。途中渋滞でお互い携帯電話で状況を把握しながら走っていたら東八道路で私の車の直ぐ後ろからついてくる三女親子の姿を発見びっくりした。年二回必ずここに来るが春は草取りはさほど大変ではないけれど秋は凄く大変なのである。でも数日前に長男夫婦が来てくれ大体綺麗にしてくれたので私達は楽だった。三男も来ると言っていたが風邪を引いたらしくそれどころではない様子、三女と様子見に行こうかと思うほど皆で心配したけれど「大丈夫!」との連絡にホッとした。昼食を皆でしそれぞれに別れた。

23日(水)

この日一日だけ出掛ける予定がなかったが、ある事情で長女と買い物に行くことになり、新宿の高島屋に行った。私の好みのバッグを買ってくれた。長女さん有難う。買い終えて喫茶室に入り長い時間おしゃべりし別れた。

24日(木)

この日は一年一回の区の健康診断の日であった。私は毎回高円寺駅近くにある「河北健康クリニック」に行っている。いろいろオプションも受けられるけれど、もうこの歳になってやる必要もないと規定のものだけを無料で受けている。受付で順番の番号札を貰うのだが皆はカードだけ渡されるのに私のカードは首から下げる紐がついている。どうして?って思ったので聞いてみた。はっきりは言わないけれどどうやら高年齢の人に渡されるらしい。耳が聞こえなかったり番号を把握できなかったりした時にお世話する方が直ぐ見られるようにとの事だろうと思った。92歳だから仕方のない事とは思ったけれど私一人だけだったので何だか嫌で首に吊るさずポケットに入れておいた。こんなことで超老人である事を今更思い知らされた。 
結果は2・3週間経って郵送される。それを持って主治医さんに見て頂き自分の健康状態を知ることが出来る。

25日(金)

PC教室の日。 お一人の生徒さんがアイフォンに買い変えられたし、お一人はお休みだったので 二人でアイフォンの使い方など教えて貰った。
今回は三女の旦那さんは帰ってこなかったので孫娘と3人で夕食をし、例によって12時近くまで娘と話が弾んだ。

26日(土)

                       

私と同じ教室の生徒さんで、三女のお義母様の通われる合唱団のコンサートが杉並公会堂で催され聴きに行った。三女はお義父様を車でお連れしお義母様が出られた前半だけで帰ってしまったが、私は最後まで聴いた。
指揮者の方はもうじき88歳になられる方、とてもお元気で3か所の合唱団そして最後は全員の合唱と指揮棒を振られた。
最後に米寿をお祝いし会場全員でお誕生日の歌を歌ったり「故郷」も歌いとても良い雰囲気で会は閉じられた。

27日(日)

                  

八王子にある富士見台霊園に眠る実家の父母と兄の墓参りをしてきた。夫がいた頃二人で2・3回行ったことが有るけれど以後20年ほど行ったことが無かった。今回は施設にいる97歳の私の姉を娘が連れて行きたいという事から話が始まり、兄の娘も行きたいと朝7時前に彦根をでて私が可愛がった姪も参加し4人での墓参りとなった。
私の車で、でも姪が92歳の叔母さんに運転させるわけにはゆかないと全部運転してくれた。この霊園は斜面にあって父母の墓は上の方にあり景色も良く気持ちよかった。暫く振りで父母・兄に思いを馳せたひと時であった。

これで7日間の外出は終わり。

この夜6時頃風邪でお墓参りできなかった次男が殆ど良くなったからとやって来た。然も彼女を連れてである。以前から此のことに就いては話を聞かされていたが二人の気持ちも大体決まったようで私を訪ねてくれたのだと思う。二人とも50歳を越えてはいるけれど彼女は34人もいるT家に溶け込めるような気さくで仕事熱心な好ましい女性と私は感じた。11時頃まで話は弾み二人で帰って行った。どうか無事ゴールインしT家の一員となることが出来る様心から願っている。

                       

 

                                

 

                   

                                   

                   

 


久し振りに音楽会へ

2015-09-15 11:15:43 | 

  

 

お彼岸が近ずいて庭には黄色、白、赤の順に曼珠沙華が咲きだしました。食べられるニラの白い花は綺麗です。
さるすべりはあまり多くの花を付けておらず寂しいです。

昨日暫く振りにクラシックの音楽会に行って来た。先月のシニアサロンでこの音楽界の事を知りチケットを購入し次男と一緒に行った。吉岡次郎とスイス人のフェリックス・レングリのディユオ、フルートコンサートであった。大して期待していなかったがお二人の演奏は本当に素晴らしかった。精巧なテクニックから醸し出される素晴らしいフルートの音色に感動した。曲の途中でお一人が金のフルートから銀色のフルートに変えられ吹かれたその音色はこれまた素晴らしく心に響いた。

この音楽会に行く前の夕食で外国旅行から帰ったばかりの次女が私の誕生祝をしてくれた。奇しくもこの日は亡き夫の104歳の誕生日であり次男と三人で新宿の駅隣りのビルのある店で懐石料理を美味しく頂きながら夫・父を思いつつ楽しい時を過ごさせてもらった。

音楽会が7時開演であったので一寸時間を気にしつつも、5時から6時半まで食事は掛かってしまい、会場が東西線の神楽坂近辺だったが電車では間に合わないとタクシーに乗った。運転手さんがいい人で間に合うよういろいろ心を配って下さり間一発開演に間に合った。次女とは店で急いで別れてしまったが、お父さんまで祝ってくれて本当に有難う。感謝しています。

演奏会が終って会場の音楽之友社ホールを出たら目の前にコーヒーレストランがあり吸い込まれるように二人で入ってしまった。私はココアフロート、次男はコーヒーフロート、アイスクリームが載っていてすっかり体が冷えてしまったが美味しかった。フルートの素晴らしい音色に余韻を残しながらゆっくり話し合いひと時を過ごした。
帰りは東西線一本で帰ってくることが出来西荻窪駅で次男と別れた。心温まる気持ち豊な一日であった。


92歳になりました!

2015-09-06 20:03:32 | 

家の花

 
                   たますだれ                      曼珠沙華の仲間

私の庭は現在足の踏み場もないほど草ぼうぼう、大きな木は枝が伸び放題で如何しょうもない状態になっている。私の足腰が悪いし、暑かったため夏中庭に下りる事もなく全く手入れをしなかったせいである。此のすごい庭を植木屋さんに頼むには相当な物入りなのであるがやはり綺麗な庭を見たい思いに駆られ頼むことにした。雨がおさまったら来てくれることになっている。早く綺麗な庭を見たい。現在上の花以外には百日紅・あぶちろんしか咲いていない。

秦野の戸川公園

  
風の吊橋、この下を水無川が流れています。 こんな碑が立っています。  山ぼうしの木とすすきです

9月5日は私の誕生日、とうとう92歳になってしまった。認知症にもならず体の上半分は至って元気であるが、去年の夏頃から昔痛めた股関節が痛み出し腰もだんだん痛くなりはじめ、やはり何時までも元気でいるわけにはいかないのだと思い知らされたのである。 そんなに辛いほどの痛みではないから自分でいいと思う治療をしながら出来得る限り動くようにしている。痛みの良い日もあるし、悪い日もありでその症状によって臨機応変な生活をしている状態、92歳にもなれば致し方のないことかもしれないけれど足腰さえ何ともなければどんなに良いだろうと思うことしきりの毎日である。

9月1日は92年前10万余の人々の命を奪った関東大震災の日、そして5日目に生まれた私である。市川に住んでいたので直接被害にあったわけではないが大きな揺れ返しの来る中での出産であり母は大変な思いをしたそうだ。8人家族が92年経った今生き残っているのは97歳の姉と二人っきり、その姉も普通の状態ではないから昔の話をする相手がいないという事は非常に寂しい事である。でも34人の親族を与えられている私は何と幸せ者だろうと何時も感謝している。これからの老後がどうなってゆくのか全く分からないけれど、命ある限り最善を尽くし皆に支えてもらいながら精一杯生きて行きたいと思っている。