ieの「ドンガラカー」好きの原点ともいえる、今でも素晴らしいクルマだと思える
「日産マキシマ」です。
それまでブルーバードのV6版だったブルーバード・マキシマ。
初代を910ブルのマキシマとするならば、3代めのマキシマは
ブルーバードから分離し、オリジナルボディを持つに至りました。
ターゲットは最初から北米だったマキシマなので、
造形はシンプル。光ものもなく、車内は広大。
内装も至ってシンプル。
高級に見せようという姿勢はあまりなく、大きなブルのよう。
エンジンもなんのことないVG30のシングルカム。
まさに、何もかもが「これでいいじゃん...」という割り切りと達観。
そんなマキシマから発散される「洗練さ」と、
「上質な雰囲気」は、当時からハイソカーと呼ばれる一連の価値観が
嫌いだった自分に、衝撃を与えました。
そう、大きな実用車というスタンスは、
1988年当時、サイズがヒエラルキーであった時代には斬新だったのです
(...もう20年くらい前なんですね...少しも古くないではないですか)。
当時ieには免許が無かったのですが、しきりに父親をディーラーに
連れて行こうとした記憶があります...。
>>恒例の北米仕様コーナーです(汗
>>ちなみに...
その後マキシマはご存じの通り日本では二代めセフィーロがそのあとを継ぎ、
いまはティアナがその任を担っています。
でも、本国?アメリカには牧島は健在。
現行モデルはだいぶ派手になってしまい過去の実用的なマキシマとは違う車種と
言ってもいいような雰囲気ですが、でもかっこいいからいいや(笑
>>ティアナとマキシマ、セフィーロの関係はややこしくて、ティアナなのにセフィーロやマキシマで売っていたりするので難しいです...。
>>個人的には先代マキシマが究極かな...。
伝統?のビッグキャビン、冴えにさえていたソリッド・日産デザインで
超coolですわ...。
アメリカで代を重ねるごとにアメリカ化していってますね。
現行のようなスポーティなセダンは国産にはない魅力で、
日本でも売ればいいのに・・・・と思います。
かっこよさは「シビレル」レベルですよね。
これ売ればいいのに...
って思うんですが。
4841x1859x1468mmのボディサイズ
ってそんなにいまや大きくないですし...。
タダのVG30でFF,重量わずか1380kg.何もかも
シンプルでしたが,バブルのさなかでは
見向きもされなかった悲運の車ですね.
価格と排気量と見た目のバランスが理解されなかったとか
税制が変わる前で自税が高額だったというのも悲運の理由のひとつと思われますが
(でもシーマは売れてた)
時代に先んじ過ぎた優等生だったんですね
#同時期に同エンジンをキャラバンに積んで
「GT」と名乗ったのには驚きました
いまだに此れを超える国産車はありません
同級生の車好きの誰一人賛同を得られずとも
高校生当時のワタクシはこのマキシマにゾッコン
(S13登場前夜で憧れの主役はいまだハイソカー)
北米仕様との差異云々は知る由もないころ
でしたが、今みたいにおいそれとアメリカ車
なんて乗れない時代、憧れの北米からの
最も手の届きそうな身近な来邦者でした
そして、後年になって当時の親の車T12
(自分がゴリ押しして買わせた)が
北米名スタンザ、日本名オースター
マキシマと同じく北米そのまんまCAR
だったことを知るわけです
(この場合は英国そのまんまでもありますが)
北米セダン好きの魂百まで
buickの次の車はこのマキシマも考えてます
>価格と排気量と見た目のバランスが理解されなかった
ヒエラルキー的な概念がまだ今よりも強かった時代ですからね...。
あのときマキシマを買う人って、すごくセンスがあるなあ、
って生意気にも高校生で思っていました(汗
>「GT」と名乗ったのには驚きました
あれ、どろどろエンジンにぶわんぶわんサスで大味さが結構魅力的でした(^^
いぬのさま>
>いまだに此れを超える国産車はありません
同じく、そう思うです。
>最も手の届きそうな身近な来邦者でした
あの当時からアメリカっぽさを押した宣伝
(でも、デーブスペクター、ケントデリカット、チャックウイルソンなどを並べただけだったw)
も雰囲気ありましたし。
>北米名スタンザ、日本名オースター
あのオースター、名車だと思います。
いまやすっかり見なくなりましたが、あの5ドアは今でも好きです。
>このマキシマも考えてます
中古車が全然ないんですよね...哀しい...
ああ...
前期の単カムエンジン素グレード
色は茶メタなんて個体はもう出ては
来ないんでしょうかね
T12オースターに
ウエルカムバックも考えたんですが
これまた稀過ぎる車になってしまい‥
欲いえば姉妹車スタンザ(ベロアシートの)
乗ってみたいんですが、さらに希少‥
T12を迷車ならぬ名車といっていただき
感謝です、後席の座面の前後が短く
母親には不評でしたが、良い車でした
そのあとも長男のゴリ推しは続き
次の車は初代プリメーラの後期TmのMT
というエアロ無いけどやたら速い車に
なりました、納車の日に試乗させてもらい
180kmだしてみて、そっと親に返しました
ネーミング的にアメリカンで好きなんですがそれすらも見つからない...。
>スタンザ
これもまたほぼ絶滅種ですよね。
>Tm
はうあ、いい選択だ...さすがですね、そのころから審美眼が素晴らしいです!
グレイッシュグリーンでございました
マニュアルの2.0Lでエアロ無しの緑色
県内に同型車は登録無しだったらしいです
ただしその後追突され全損(駐車時で乗員0)
同型車の代車は全国探しても無かったそうです
代わりに車屋が持ってきたのが後継P11の1800MT
色は銀色という、共通項はMTだけ‥ という車
日産がどん底だった時代の銀色の地味なセダン
シートはペラペラ、トランスミッションも
コストダウンされてたのかシフトフィールは
とても渋く乗りづらいと両親は言ってました
その車の印象がとても悪く(個体差かもですが)
結局60年代来からの日産党である父親は
日産を見限りトヨタに乗り換えました‥
P11...嫌いじゃないんですけども
P10の持っていた「張り」というのか
それがなくなってしまって
欧州車が、良くできた国産車、って感じになっちゃったの覚えています...
これ、すごく好きでした~。190E買わなかったら多分買ってました。
P10では車体がちょっと小さい人なので(爆)。
そんなわけで今の車はやっぱり「ドンガラカー」の9-5だったりしますw。
>すごく好き
同志~。このクルマが好きか嫌いかで、ある程度クルマ趣味が測れる一台なような気がします...(^^