![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b0/184dd65381778a63ec5dec8cb9ec3982.jpg)
基本的にはなんのクルマか、ほぼ100%当てられるieなのですが、
古いクルマ...しかもランプ類で差別化を図るような兄弟車ともなると、
さすがにその違いをもう忘れがちです。
ということで、前回の430型グロリアに続いて、今回はさらにひとつ前の世代、
330型グロリアです。
正直、これ、セドリックか、グロリアか、どっちか迷いました...。
精一杯記憶を辿り、ああ、連続してるランプなので、これはグロリアだ、って思い出しましたけど、
それ以上のこと...これが前期なのか後期なのかを思い出すのは、ちょっと大変でした(汗
ええと、これ前期型であってます?(汗
というわけで、この個体は、330グロリアの4ドアHT、グレードは「SGL-E」。
なお、厳密に言えば4ドアHTモデルは「セダン」ではないのですが、
この「セダン蒐集癖(しゅうしゅうへき)」では、
類型としてのセダンボディや、スバルR2やVWビートルのような「2ドアセダン」まで、
幅広くカバーすることにしています(しかも投稿日前後に撮影して、ナンバー付きのもの)。
なので、4ドアHTも、セダン蒐集癖の対象にしております。
このコーナーでは以前、330の(セドリック)セダンは取り上げておりますが、
それにしても、今見るとずいぶん抑揚のあるデザインですよね...。
バンパーはボディのデザインに溶け込みつつある時期ですが、思い切りメッキ・バンパー。
そしてリアドアのウインドウも、下端部がすごい勢いでキックアップされています。
5ナンバー枠いっぱいの4.7m×1.7m以内のボディですが、
それを感じさせない押しの強さとボリューミィな造形が今見ると新鮮ですよね。
230型の正常進化版ともいえるデザインかもしれません。
ダンツー調の内装、ボッチのついた家具調の、「沈むだけの単に柔らかいシート」に身を預け、
あまり回りたがらない、ひゅるひゅると音立てるL20エンジンのノートに耳を傾け、
窓全部あけてBピラーのない解放感を味わいつつ、
オートマでだらーんと乗るのもかっこいいなあ。
>>なんとなく、いまの「華流デザイン」を持つセドグロの後継車「フーガ(の2代目)」が、
この妙に抑揚のあるデザインを持つ330型を思い出させるんですよね。
>>いつもながらのことなのですが、こういう国産旧車をしれっと流すように乗るのも
かっこいいなーなんて思ってしまいます。
>>330型だと、刑事ものドラマではどれがもっとも「らしい」のかな?
「大都会PART3」?「西部警察」は当然だよねw
つか現存してるのが奇跡。
妙にナットク。。。
330はやっぱり、新車当時放映されていた「大都会Part3」でしょうね。
なかでも「通り魔」で犯人がダンプで検問突破するという(ファンには)有名なシーンは外せません。
[http://www.nicovideo.jp/watch/sm1020366]
やられ役(?)の230前期が予想外にはじかれたせいで、当時新車だった330のパンダPCが破損する、という名(迷)シーンがあるんです。
この、昔の「フルサイズ」って、今ではブルーバードサイズ。ダウンサイズ=エコな今の基準で、車だけはなぜかどんどん大きくなっていきますね。
でも、昔は形や、それこそランプ類で車種が判別できたものですが、今ではそんな区別もできず、個性がなくなってきました。
だから旧車マニアが存在するのですが(笑)
ちなみにこの写真の車、後期セドリックです。
テールランプの意匠が、セドは縦割れ、グロが横割れなんです。
さらに、バンパーコーナーラバーがあるのが後期、ない(厳密には違いますが)のが前期です。なので、私の330は前期顔の後期です。
つまらないウンチク、失礼しましたm(。。)m
意外とわからなかったりしますよね...
自動車アーカイヴでカンニングしてみましたが、
テールに関しては情報がないですね^;
330つながりで「西部警察」のWikiページに
すっかり読みいってしまいました(笑