アルファ155って、大好きなんです。その後継の156も、もちろん、現行型の159もいいのですが、
155が好きなのって、カクカクアルファの最後を飾る一台だということにも理由がありそう。
FRだったそれまでのアルファベルリーナは、75をもって幕を引き、
その後継は、ついにフィアットのシャーシ（Tipo）を用いたFFになりました。
それが、1992年登場のこのアルファ155。
いまでこそアルファは「FF」で当たり前ですが、あの頃はまだアルファスパイダーが
105系シャーシ（電車にあらずｗ）で残っていたくらいの時代で、
まあ164はFFだったんですけど、
ジュリエッタ、75と続いたトランスアクスルFR自体が終わるということも含めて、
それなりにセンセーショナルに自分は受け止めてたように記憶します。
この個体は後期型のフェンダーがワイドになって２Lツインスパークが
16Vになったころのモデルだと思いますが、
それにしてもスリークで、コンパクトで、それでいてキャビンが大きくて、
ノーズが長くて、という、どこかしらバランスのおかしい
（でも、決して醜くない）
155のデザインは、その前の75、ジュリエッタなどにも通ずる、
「いかにもアルファ・ベルリーナ」らしくて、好きでした。
それと、しかしまあ、いつものことで「ieうるさいな」と思うかもしれませんが、
このころのクルマは、小さくてよかったなあ。
75(ほんとはTSのほうが好き）
ジュリエッタ
乗ってもちゃんとアルファらしいし、エンジンはなにしろ搭載の向きが変わっても
75ゆずりのあの「ザラザラした触感」を伴うツインスパーク＆V6ユニット※だし、
FF自体にはスッドに乗っていた自分にはぜんぜんコダワリは無かったし、
正直なんどか、買おうと思ったことがあります。
※Q4はデルタインテグラーレのエンジンでしたが。
155といえばBTCCやDTMでの活躍が懐かしいですね。
また最近WTCCなどが復活しているようなので、アルファにも159で参戦してほしいものです。
ヘリの事故で腕を切断したあと復帰してステアリングを握ったナンニーニは、この155で
DTMを戦っていましたよね。ニコラ・ラリーニとかも懐かしいね。
BTCC仕様
DTM仕様
>>なお、Tipoの兄弟車はほかにFIATテンプラ、ランチアデドラがありました。
アルファはこのほかにも、Tipoベースで145、GTV/スパイダーなどが作られています。
>>おまけ。164の前身、アルファ６（セイ）。
>>アルファロメオのV6OHCエンジンの最初の搭載車。デビュー当時は、なんと６キャブｗ
だれが調整できるんだｗ
>>おまけ２。カクカクアルファの代表格。アルファ90（ノヴァンタ）。
>>これはアルフェッタのメカニズムを使った後継車種で、
アルファ6が生産終了し、164が出るまではトップレンジでした。
製造期間は２年くらい？日本には無いだろうなあ...。
ナローボディのツインスパークを黒・赤以外のダーク系カラーでひっそり乗りたいです～
→http://blog.goo.ne.jp/shishimaru41/d/20051103
私も一度だけ運転させてもらったのですが、
左ハンドル車のハードルは予想以上に高く、
へロヘロなドライビングに終始してしまいました・・・
今だに乗っております。
当人曰く、まだ10年は乗る！とか。
以前同乗させてもらいましたが、
自分の仏車より乗り心地は良いかも？
と思ってしまったのは内緒です(汗笑）。
むか～し155V6に乗ってました。
官能的なV6サウンドの咆哮に
そのノスタルジィに捕らわれない前衛的なスタイルがぴったりマッチして、
156よりも好きでしたね。
ただし、ハンドリング＆乗り心地はイマイチで、
ハンドリングはクイックに味付けしてあるけど、
あるスピード域を超えると急にどアンダーが出る底の浅いセッティング、
乗り心地はというと、リアに乗る家族には突き上げがきつく不評で、眠れないとクレームも。
維持も大変で、エンジンルームを開けるとそのV6インマニの眩しさに溜息が出ましたがその手入れにも溜息が出ました。
プラグ交換でさえ尋常ではない苦労が・・・(^^;)
んでも、この掌があのステアリングフィールを、
この耳があのアルファV6サウンドを未だにしっかりと憶えてるんですよね。
記憶に残るクルマ、
機会があったらまた乗りたいクルマ
やっぱり忘れられないクルマということですね。
アルフェッタはかつて（15年前くらい）乗っていました。学生の身分で維持しきれず手放した苦い思い出のクルマです。
パワーがつくステアリングや野太い排気音など味のある車でした。結局、リヤのハイドロの故障やATの破損等で走行不能になり廃車でした・・・。今でこそ、ネット社会で必要な情報が手に入りますが、当時はそんなものはなく、こんなマイナーな車の本や雑誌は皆無。イタ・フラ車の店に電話すれば煙たがられ・・・。散々でした。
今になって見れは、もう一度乗りたい車の１台です。
あぁいいなぁ、この頃の欧州車・・Aピラーが立ってて（ソコカヨ！）
写真の155は中期のSuper16Vではないでしょうか？ナローボディに16Vツインスパーク、柔らかい脚回りにウッドのインテリアという当時では全く人気が無くてあっさり消えた仕様です。
おとなしいタイヤ履かせると、しっかりロールして粘るアルファロメオらしい走りなので、今となってはスポルティーバより好印象だったりします。
でして、90年代にアルファ155、初代メガーヌ、
ボルボ、プリメーラ、カリーナE(コロナ)、
BMW、などハコの4ドアのレースは面白いです。
406のツーリングカーレース仕様のミニカーも、
2台持ってたりします。
＞ツインスパークを黒・赤以外のダーク系カラーでひっそり
考えてること同じです^^; 紺色とかいいなあ。
獅子丸さま＞
＞かつて、友人の尾車氏の愛車が、コレ
いろいろほほえましい（汗）エピソードが...さすがラテン車ですね...。
代行ハミちゃんさま＞
＞まだ10年は乗る！とか
おおー、すごい！そのころにはほんとに希少車になってしまうでしょうね！
EVEさま＞
＞官能的なV6サウンドの咆哮
あのV6はほんと、いいですね。アクセル踏むととにかくシュイーンという感じではなく、
ピストンがシリンダーを上下していることを感じさせるような、
いかにも内燃機関なエンジンだったと思います。
＞やっぱり忘れられないクルマということですね
アルファってそういうクルマですよね...（しみじみ
＞アルフェッタはかつて（15年前くらい）乗っていました
おおー！アルフェッタのATですか！リアのトランスアクスルATが地上高さが低いので
車高を上げる機能があったあれですね！
＞当時はそんなものはなく
たしかに、いま思うと乏しい情報をどうやって集めていたのか、と思います。
CGやNAVIがバイブルになっていた理由ですよね。
Guさま＞
＞アルファが拡販計画？の第一弾のようなイメージ
たしかに75よりはあきらかに「ふつう」ですし、
そういう意味ではたしかに敷居を下げたアルファかもです。
＞この頃の欧州車・・Aピラーが立ってて
同感です。太陽光も入らないですし。
海老庵さま＞
＞アルファロメオは75TSを2台続けて乗りました
75いいですよね...いまさら買うってのも...いいかもしれない！
＞しっかりロールして粘るアルファロメオらしい走りなので
個人的にはアルファの足はガチガチよりもこの印象が強いです。
D9L4さま＞
＞90年代にアルファ155、初代メガーヌ、
ボルボ、プリメーラ、カリーナE(コロナ)、
BMW
いやーいい時代でしたね。ラグナも406も戦ってましたね。