goo blog サービス終了のお知らせ 

Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.209 エレガントという言葉の重み  ランチアテーマ

2009-12-19 | セダン蒐集癖。




ランチアっていいですよねえ。

今でこそフィアットの一部門ですが、創業は1906年ですでに100年を越す名門。
高級かつ高品質、それでいて新技術の開発を怠らず、
世界初の技術も多数投入した前進的な精神をも持っていました。

高級と言ってもロールスロイスなどのような超高級車を少数生産、という存在ではなく、
高品質・高級・でしかもスポーティな高性能車をそこそこの生産規模で量産するというメーカーでした。


日本で言うプリンスのようなイメージもあります。
技術偏向で経営難になってしまうあたりとかも、似ていませんか?



とはいえ、ランチアがすごいのは、フィアットに吸収合併された後もネームバリューや存在感、
そしていちばん大切なキャラクターを大きく損なうことなく現在まで「存在」していることではないでしょうか。



このテーマも、そんなランチアらしい一台に思えます。
ジウジアーロの端正なデザインは今見てもまったく古さを感じさせず、
メッキギラギラでもなくデザイン的に豪華に、高級に見せようとはしていないのに
漂う雰囲気やオーラに、「高級」な感じがします。

そして内装もアルカンターラとウッドを多用(グレードによってはシートの表皮がゼニアだったように覚えています)していて、
日本やアメリカ的な「豪華さ」とは違うベクトル。
華美ではないのに、華があるとでもいうのでしょうか。

「エレガント」「高級」という言葉はよくつかわれますが、本当にエレガントとは何か、高級とは何か、
というとまだまだ日本車でそれらをあてはめていい内外装を持つクルマはそれほどいないように思います。

値段が高ければ高級というわけでは決してないのですものね。




>>このクルマ2.0のターボか、V6のLSかわかりませんでした。
フェイズでいえば最終型なのでエンジンはアルファのV6になっていると思うんですが
ランチアのブランド+ジウジアーロのデザイン+アルファのV6エンジン(マジでいい)というすんごいタッグ。
正直なところ、欲しかったりもします。

>>もう乗ってもいいころだよね...年齢がランチアをしれっと乗れる頃にようやくなったと思うんです...。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.208 GT-Rはセダンに限る!? スカイラインR33GT-Rセダン

2009-12-07 | セダン蒐集癖。




ieのいちばん好きなGT-Rは、ハコスカです。
スカイラインといえばクーペですが、ie的にはセダンのほうが好きです。


なので、たとえオーテックが出したものであったにせよ、
GT-Rが4ドアで復活すると聞き、実際出た時は「おおー」って思いました。


それがこのR33 GT-Rの4ドアバージョンです。
正式名称は「GT-R オーテックバージョン 40thアニバーサリー」。
2ドアのGT-Rをベースに4ドア化。
リアのフェンダーはノーマルの4ドアのままとはいかないので、
ドア~リアフェンダーまで専用で再設計!
派手なリアスポイラーもなく、エレガントな雰囲気さえあります。
和製M5的なイメージ。でも中身は寧猛なGT-Rそのもの...うーんイイ。
まさに羊の皮を被ったおかみ、じゃない、狼。

生産台数も400台+という希少性や、
ちゃんとメーカーから販売された車なのに形式名が「BCNR33改」ってのもかっこいい。



>>速いハコっていうのはいつの世にも常に需要があって、
パナメーラなども次々と生まれています。
現行のGT-Rももう少し内外装をおとなしくシックにした4ドア版を販売したらどうだろう?
売れるような気がするんですけれども。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.207 あふれ出すスバルらしさ 3代目レオーネ(AA系)

2009-12-02 | セダン蒐集癖。

いやあ、ついに見つけちゃった...レオーネ(AA型)。


レオーネらしさの残る「インプレッサ・アネシス」、
初代レガシィの素セダンなど
いくつかレオーネに絡むクルマを出してきましたが、ついに本物です!








渋すぎる...この「オーラのなさ」というオーラのすごさは何だ(汗



しかもフェンダーミラーだよん!色もソリッドブルー。
まるで北国から出てきたかのような姿...。
かなりツボをつく仕様なのです!


ほんとに見かけなくなりましたね、レオーネ。

ひとむかしまえはレガシィなみに?走っていましたよね。

四角いながらも味わいのあるデザイン。
クリーンな6ライト・ボディに、妙に高めの地上高。

車内は意外なほど広く、ダッシュボードのデザインがこれまたいいんだ(^^;


エンジンもいまのレガシィやインプに比べて、
明らかにフラット4ですってサウンドを放つ!


さすがに日本の外車メーカーといわれるだけあって(要出典w)、
時間がたっても味が出ますね。
何しろ、市販末期のマイアのころにもう味わいたっぷりでしたからねえ...。

何にも飾り付けもせず、洗車もせず、ゴムのカーペットのままで
雪国で乗られていた「正しい姿?」で乗ってみたい...。


これこそまさに実用車というのですねえ。



>>このレオーネはエアサス仕様とかありましたよね。
ソアラよりも前に搭載されたんです、実は日本初の量産車搭載だったとか(^^;
シトロエンのハイドロも顔負けのセルフレベリングまで
やってのけたってんですから(任意で車高の上げ下げもできた!)すごい。





>>でも皮肉にもこのセルフレベリングがおかしくなって斜めになってるレオーネを
よく見かけたものです(涙
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.206 スタイリッシュ国民車 VWパサートCC

2009-11-30 | セダン蒐集癖。



昨年出たばかりのモデルではありますが、パサートCC、はじめて見ました。
とくにVWは、他の車種が多くみられる(現行ジェッタ、パサートも結構見かける)こともあり、その珍しさが際立ちますね。


結構抑揚のあるデザインで、質感はさすがにドイチェって感じですし、素直にかっこいいクルマですよね!



丸い肩、Cピラーからなめらかに落ちるテールへの流れ、
派手すぎないサイドのキャラクターライン、艶やかなフェンダー。

でもどうしてもウインドウグラフィックあたりにメルセデスCLSの影がちらほらしちゃいます...(涙





内装も結構好きです。クラシックな感じがいい。




>>クラスの違う乗り物なのですけれど、
日本でCLSが思いのほか大成功したことを考えると
このCCももう少し売れないものかと思います。
2.0LのTSIで500万なのでリーズナブルなんですよねえ。
CLSは3.5Lですが900万近くしますので...。


>>ちなみにCCは、コンフォートクーペの略だそうで。
ED=エキサイティング・ドレッシーとか、
Exiv=Extra Impressive(際立って印象的な)を略した造語(@wiki)
みたいな感じなのかしら(汗

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.205 スカイラインらしいスカイライン? 6代目・R30型

2009-11-25 | セダン蒐集癖。



前期型。カラードバンパーなのにちょっとだけ黒モールがかっこいい。
千葉58ナンバーから察するにワンオーナー?



最近さすがに見なくないましたね、R30。
残っていてもRS系ばかりですから、前期のノーマルGTなんて
ほんとに久しぶりに見ました。


1981年にデビュー。ジャパンの後、7thの前ということで、ie的には
スカイラインがスカイラインらしかった時代じゃなかろうか、と思います。
R32のスカイラインらしさとはまたちょっと違う、
スカイラインという伝統を背負った名前を持つスポーティなファミリーカー、
というキャラクターが色濃かった時代...という感じなのです。



そういえば17、18年くらい前に、後輩がこれの後期型のGTの旦那仕様に乗っていて
それがフル装備なのを思い出した...。
エンジンもL20特有のひゅるひゅるとした音でこれまたあまり回らなくて
だけどいろいろなところに行って、楽しかったなあ。





なつかしいなあ。
R30っていいデザインだと思うんですよね。プレーンかつ丸みもあって、
面もきれい。
キャビンが小さすぎる気もしますが(^^;






RS系はR30系の象徴的存在。
GT-Rの再来とまで言われたのですが、エンジンが4気筒なので「GT」を名乗らなかったその心意気に、
小学生ながらに感銘を受けました(やな小学生だなw)。

2ドアだけど、RSといえば西部警察仕様はあまりにも有名。



個人的にはGT系はこのRS系ほど過激ではないごくごく普通のサルーンだった記憶があります。
それがまた、実はファミリーカーでもあったスカイラインらしさだと思ったりするわけです。



>>この代といえば「5ドアハッチバック」の存在。
なんであったんだろう?今思うとなかなかのエンスー的な一台。
5ドアハッチで直6...ううむ、いいかもね...。
そういえば同じようなクルマで、
同じく売れなかったけど、アルテッツァ・ジータってのがありましたね。


>>エステート(バン)も懐かしい。しかもこれは90年代の頭まで生き延びてました。
この後継が初代アベ二ールバンなんですよ~。
コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.204 ある意味正しいアメ車の乗り方...トヨタ(シボレー)キャバリエ

2009-11-17 | セダン蒐集癖。




トヨタで売られていた、まんまアメリカ製のクルマです。

一台でも多くアメ車を日本に...ということで、ウインカーレバーまで日本仕様にして、
トヨタの販売網で売ろうとしたキャバリエ。
エンジンは2.4Lもあるのに価格は150万円台から!というお買い得さと、
所ジョージのCMも手伝ってそれなりのセールスをしたのではないでしょうか。
でも年間2万台の目標には届かなかったようですね...
って目標ずいぶん多いなあ(汗


もう10年以上前にデビューしたクルマですが、いまでも見かけます。
で、あの当時から思うのが、キャバリエもまたひとつの正しいアメ車の姿で、これをしれっと乗るのもまた、
ひとつの正しいアメ車の乗り方だよなあ、ってことです。


アメ車に対するステレオイメージって確かにあって、
でもそれはやはり大事です。
V8、水平線ダッシュ、銀メッキ、大きな車体、大きなエンジン、ピックアップ、
マッスルカー、ホワイトリボンタイヤ、ベンコラ。

それらのキーワードは、どれもとても魅力的。
アメ車も大好きなie、アメ車は今でも買ってもいいと思ってるほどです。


で、このキャバリエもまた、アメ車なんですよね。
ステレオタイプには属さないかもしれないけど、
向こうの人がふつうに足クルマで買うクラスとして、キャバリエはかなりの台数を
売ったと聞きます。
キャバリエに限らず、このクラスで敗退したサターンもまた、日本人の思う
アメ車像とはかけ離れていますが、でも、向こうでは普通に走っていて、
景色のひとつになっていると思うんです。





だから、キャバリエをさらっと乗るのはカッコいい。
で、せっかくならアメリカ仕様にはしたいですよね。
ボータイのエンブレム、本国仕様のウインカーとかに替えて。
本国のミラーは非可倒でしたっけ?こぶらん先生~!




>>小さく見えて意外と大きい...全長4.6mもあるのね。
これでコンパクト扱いになるのかな...アメ車(^^;

>>ちなみに初代キャバリエ、GM初のFFコンパクトと言うことで開発は
GM系グローバル戦略の「Jプラットフォーム」を採用。
え...Jプラットフォームって、いすゞアスカ(むろんいすゞオリジナルのねw)
と一緒なんです!そーなんですよ。

>>ってことはJカーっていったい何車種あったんだろうね...。
オペルアスコナ、キャデラックシマロン、オールズモビルオメガ、
ビュイックスカイホーク、ポンティアックサンバード、
いすゞアスカ、ホールデンカミーラ...って他にありましたっけ、nek先生~!


>>あのアスカ/アスコナも見事なまでにアメ車(号泣
ってかボロい...こういう乗り方したい!
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.203 世界戦略車でも生まれは隠せない...初代シルフィ(G10型)

2009-11-11 | セダン蒐集癖。
個人的に好きな一台、初代シルフィですね。



ブルーバード・シルフィという名前が正式名称ですけど、
これはもはやブルーバードが借りネームみたいなもので、事実上「シルフィ」
というクルマだと思っています。

というのも、このクルマ、ブルと言うのは名前だけで、シャーシ的にはサニー/パルサー系に属するのです。


セダン斜陽時代ともいえる2000年に登場したこのクルマ、
日産の車種統合とも重なって、
ブルーバードの後継、パルサーの後継、プレセアの後継という
さまざまなキャラクターとサイズのクルマを継いだのですが、
車的にはアルメーラ(欧州版パルサー。仕向地によってはサニーの名称になる)
の日本仕様といった設計です。





欧州シルフィ=アルメーラ
やっぱり黒モールが無いと車って引き締まらないよねえ...。


ちなみに、このシルフィのベースになったアルメーラは、パルサー直系の形式、
N16なのですが、初代シルフィはG10型で、違う形式になりました。

そうそう初代シルフィはルノーサムスンSM3でもありましたものね。





ちなみに、このSM3、新型はなんとメガーヌ3ベルリン=フルーエンス
になったのですが、現在でもSM3=N16は「アルメーラクラシック」という名前で、
しかも形式名もN17に進んだモデルとしてロシアなどで売られていたりして...。






となると。ドメスティックなイメージのあるシルフィですが、
実はとっても重要なワールドカーである側面が見えてきます♪


といいつつ、やはり生まれは隠せない。
ieの撮ったトップの写真は東大寺の二月堂の前、という
あまりにも日本的な風景の中ですが、こういう景色にシルフィのデザインは
良くマッチしますよね。やはり、生まれは日本なんですね。



>>個人的にはN16アルメーラって、相当カッコイイ日本車だと思います。

特にハッチバック...シャープさとエッジの融合。
なかなかのgood designではないでしょうか。

>>日本でもパルサーで売ってほしかったですよね。
パルサーって歴代どれもいいデザインで、好きなんですよね...。



コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.202 いま見てもスタイリッシュ...3代目ギャラン(ギャランシグマ)

2009-11-01 | セダン蒐集癖。

こんな写真ですみません


久しぶりに...いやもう何年ぶりかに見た、ギャランΣです。
あまりに急だったのでケータイデジカメで追いかけるのがやっとでした。


デビューは1976年。ってそんな前なんですね。
この3代目、かなり売れたんであの当時は結構見かけましたっけ。


それにしてもいまでも十分スタイリッシュ。
古さを感じさせませんし、「ヨーロッパ調」と評されるのも納得がいきます。


あんまりにieの写真では全貌がつかめないので外観はこちらを参照




この代になって、いかにもアメリカン!な2ドア、ギャランラムダが追加され、
新設なったカープラザ店用には角目2灯が特徴的な「シグマ・エテルナ」とか
いろいろありましたよねえ...(遠い目




>>今日はFBMだったんですよね...。
でも今年はなんとか行ける算段で臨んだものの
風邪がひどく出かけられないという状況に(涙
来年は必ず行くぞおおお!
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.201 サブネームの是非 カローラ アクシオ(E140 系)

2009-10-20 | セダン蒐集癖。

現行カローラのお話です。


カローラ三昧w


最新モデルはセダン=アクシオ、ワゴン=フィールダーと命名されています。
なんでまあ、わざわざセダンにもサブネームをつけたのでしょうね。
新鮮さを出したかったのかな。


サブネームと言えば、ブルーバード・シルフィ、
プレーリージョイ、古くはコロナ・マーク2、セリカ・カムリなど
枚挙にいとまがないですが、
サブネームの意味もいろいろあって、
バネットとバネットラルゴ、
パッソとパッソセッテのように「車種が別で明確に分けるためのネーム」だったり、
キューブとキューブ3、ボンゴとボンゴブローニィ、などのように
「ロングボディなので名称わけ」って意味だったり、
シルフィにようにブルーバードとは別の車種を強調するためだったり。
プレーリージョイ、プレーリーリバティも然りですね。

ハッチバックやクーペにつけるのは、まあこれも理解できるんですよね。
パルサーエクサ。カローラFX。カローラレビン。サニーRZ-1。
これらは、明らかに、スペシャリティ感を出すため。



でも、先日のインプレッサアネシスのように、単にセダンを区別するために
わざわざサブネームをつけるのって何でだろ?
ああ、これはベースがハッチだから、後付けセダン命名系なのかな。
シャレード・ソシアル、カルタス・エスティームとか。
ティーダ・ラティオもそうだなあ。もとがハッチ、なのでティーダセダンに
別ネームがつくのは違和感が無いのだな。




って書いてたら、まあカローラのサブネームのこと、どうでもよくなってきたw
ほとんど独り言みたいな記事ですみません(汗

ということで独り言続けちゃえwww



そういえばスプリンターもカローラスプリンターじゃなかったけ。
スプリンターの5ドアってシエロって名前だったよね。
コロナExivとか、カローラEDとか、コロナSFとか。

よく考えたらカローラはいっぱいあるねえ。
スパシオ、セレス、ランクス、ルミオンって
全部思い出せる自分が悲しいw

サニーエクセレントも懐かしい。
ローレルスピリットなんてのもいたねえ。
スタンザFXとか、バイオレットリベルタとか、
あ、エルグランドももとはキャラバン/ホーミーエルグランドだっけ。
シーマもセド/グロシーマだったものねえ。
キリがないw



>>ちなみに現行カローラは先代モデルのキャリーオーバ車種です。
ところが海外版は、日本名オーリスがベースなので、日本のカローラと違うんですな。

>>海外版カローラセダンは日本、韓国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア
以外で導入されている(それらの国以外には5ドアハッチのオーリスを売っている)
ようです。まあ、さらにいうとオーリスをカローラって名前で売っている国も
あるようで、ややこしい限り...。

>>ということで北米仕様コーナー(パチパチパチ
北米仕様カローラ!なんでこんなにかっこいいんだ!!




>>さらに...オーリスの形式はE150系なのですが、北米にはE150Wという形式を持つ
「マトリックス」なる車種もあります。これもカローラファミリーになるのでしょうね。ちなみに、キャバリエの後継というポジションらしいです。



>>いちばんマイナーなサブネームってなんだろう?
テリオスルキアか、アプローズθ(シータ)か...ってダイハツばっかり!
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.200 いよいよ200回! 記念の一台は「甦ったハコスカ」!?

2009-10-16 | セダン蒐集癖。
いやあ、ついに、ついに200回を迎えることができました!
この「セダン蒐集癖(しゅうしゅうへき)」のコーナー!



飽きっぽい自分が、よくここまで続いたなあと思うのですが
これはひとえに、ずっと見てくださっている皆さんのおかげです。

ほんとうに、ほんとうにありがとうございました(感涙





ということで、200回記念。


50回は軽自動車なのにノッチ付きセダン(しかもサッシュレス)という異端さでで選んだオプティの2代目。


100回は好きなセダンをそのまま、という気持ちでJ.フェリー。


150回は究極のセダンということでメルセデスのW123。


では200回目は...
思い入れの強い一台、いまでも「ちょっと買ってもいい」国産珠玉のスポーツセダン...




それが




スカイライン 8代目(R32型)。


200回記念だってのにこんな写真www だって走ってないんだもん(涙



古くならないですよね。エクステリア。
クラスタースイッチがメーターナセルに並ぶスパルタンなインテリアも然り。


サーフィンラインを思わせるフロントのホイールアーチから立ち上がる
キャラクターラインと、リアのブリスターフェンダー。
スカイラインらしさをアピールする4灯テールランプ。




どうにも狭くて不評だったキャビンだけど、
そのかわりにボンネット=キャビン=トランクの黄金比のようなバランスを手に入れています。

キャビン自体も、その造形になだらかさはあまりなく、
唐突に立ち上がり唐突にトランクに落ちる、古典的なプロファイル。
ロングノーズ。直6。銀色が似合う。そしてGT-R。
「甦ったハコスカ」と言ってもいいようなクルマだと思います。



このクルマが出た時...時は1989年。
ie、高校3年生です。

クルマの免許が取れる歳になり、より一層身近な存在になっていた頃。
荻窪にあったアプリーテに、学ランのままいったい何度このクルマを見に行ったことか...。

カタログを穴のあくほど眺めながら、欲しい欲しいと思っていましたっけ。



>>個人的には、ひねくれてるのでL6ながらもOHCの「GTE」が好きでした。
次は、ノンターボのGTS。155馬力のRB20DE。
いやいや、後期型の2.5も捨てがたいぞ...。
BGMは、もちろん山下達郎で!!

>>いやいやいや、GXiってのがいるぞw
1.8L L4のスカイライン!気分はTI!

>>ってんでカーセンサー見てたけどGTS-tのTypeMばっかりだなあ。
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.199 現行型アウディ100・・・アウディA6 (C6)

2009-10-06 | セダン蒐集癖。


現行アウディ100、じゃない、A6でございます。
初代100から数えて、A6に名前を変えたのを含めて、6代目になります。


個人的にはこの前のカタチが好きなのですが、現行もいいですねえ。
デカイけど、でもあの内装のクオリティの高さ、ハンパねえっす。

現行A4が、フロントオーバーハングが短くなってしまったいま、
ロングノースな「アウディルック」の生き残りとしてなんだか貴重な気もします。
6ライトであることも含め、いかにもアウディというスタイリングですよね。





実はアウディLOVEでもあるie、アウディ100には妙な思い入れがあります。
というのも、小学校時代、家の車が2代目アウディ100(C2)だったので...。


なつかしい...。子供ながらに、がっちりしていて上質なものなのだと
ぼんやりとは理解していたと思います。





このあとの3代目アウディ100(C3)が、俗に言う「空力世代」のスタートですね。
Cd値はなんとあの当時で0.30。空力性能を謳い始めた時代の先駆車です。
そういえば我が国の初代エクサとか、アウトバーンの旋風(かぜ)型ローレル(C31)は、
Cd=0.37あたりでえばってた時代w





今見ても、スリークで斬新。現行のアウディA6もかなりの体躯ですが、
すでにC3で全長4.8m×全幅1.8m超のビッグボディだったんですね。



>>全然現行A6の話をしてないですね(汗
ちなみに現行型、もう出てから5年だそうで...早いなあー!
次はどんな形になるのだろう?

>>ところで...このアウディA6が出た時、車内が広くなったって評価されてましたけど、
全長4.9m以上もあるのだから、広くて当たりまえな気が...。
ちなみに、4.7m程度しかなかったC2アウディ100も、相当車内広いです。
記憶の限りですが、このC6にも劣らないと思います。

>>そう思うと、デザインのためにボディが大きくなってどうするんだ、
って思っちゃいます...。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.198  いまなお残るレオーネっぽさ インプレッサ・アネシス

2009-10-05 | セダン蒐集癖。

スバルのセダンが大好きなieです(^^;


レオーネの後継としてサイズアップしたレガシィが登場し、
その後まさにレオーネサイズのボディをまとい、
レオーネの真の後継として登場したインプレッサ。

3代目(現行)では、ワゴンもなく、セダンもなく、
ハッチバックボディに趣旨変えをしてしまったのですが、
セダン需要が大きい北米などでは、セダンボディが用意されていました。

で、日本でも晴れて販売されることになり、
「現行インプレッサ・セダン」は「アネシス」なるペットネームを貰って登場しました。





はっきりいって、かっこいい!
ハッチバックボディもそうなんですが、このインプレッサ、
当時のデザイナー・サバティナスの影響か、面の張りがとても美しく、
よく練りこまれたデザインだと思うのですが、
このアネシスのセダンスタイルも、「後付けセダン」とは思えない完成度。



6ライトもレオーネっぽいし、スバルっぽいですね。
スバルと言えば、昨今ではワゴン。
むろん、それもレオーネから始まったスバルらしさ。

でも、やっぱり、スバルのセダンには、、
わざわざワゴンがある中でそれを選ばない「美学」のような
スバルにしかない独特の世界感があるように思います。
B4があんなに大きくなったいま、レオーネセダンの持っていた「味」を
いまなお残す唯一の存在かも?





>>webCGでも絶賛。
骨太さや実用性の高さ、飽きずに付き合えそうなところなどが評価されてます。
さすがスバルです。いい仕事します。

>>1.5Lの5MT、4WDとか乗ったら、いいんだろうなあ...。
和製欧州車の名にふさわしい、足がボディより早い車なのだろうし...。
国産車なのに新車を選ぶだけででここまでエンスーになれる車も珍しい!
何しろ、エンジンがフラット4ってだけで反則だもん!
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.197  その名はセダン(乗用車)の証 スズキ・フロンテ(SS30/40型)

2009-09-29 | セダン蒐集癖。



いやあー、懐かしい1台です。

47万アルトとも言われる(ieだけ?)初代アルトの兄弟車として登場した、
5代目フロンテですね。


フロンテの名前はスズキの歴史でも古くからあり、1979年に登場したこの代で
なんと5代目(^^;
スズライトバンの乗用車版だった初代(なんとあの当時...1962年でFF)、
コークボトルラインのボディを持ちRRになった2代目、
フロンテ・クーペの印象が強い3代目、丸っこい4代目(RR。これ好き)、
そしてこの5代目、6代目、7代目と続きますが、一時期存在したフロンテバン以外は
今で言う「乗用」ナンバー(昔の小さな軽ナンバー【小板二桁】では8ナンバー)
なんですね、フロンテは。

5代目の兄弟車アルトは4ナンバー、すなわち商用登録でした。
それに比べてフロンテは装備の豪華さをアピール。
ドアも4枚のセダンスタイルで、利便性も向上していました。

エンジンはそれまでのスズキ軽自動車の標準ともいえる
白煙モクモクの2ストローク3気筒エンジンと、
4ストロークエンジンの二種類があったのですが、
この個体がどちらなのか、ieには判断がつきませんでした。
リアのエンブレムとか見るとわかったのかな...。


>>プレーンなボディラインは今見てもグッドデザインですね。
たまにこの代のアルトとかヤフオクに出てくるので、ついついポチっと
落札してしまいそうな自分が怖いです(^^;

>>ところでこのフロンテ、リアハッチドアがなくて、
ガラスだけが開くようになっていた気がします。
なんでだろ?剛性保持?

>>参考。スズキのHPにあるミュージアム
もご覧下さいねー(ってこのフロンテは出てないのだけどw)。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.196  よみがえったマッチョセダン クライスラー300C

2009-09-27 | セダン蒐集癖。

クライスラー続きになりますが、今日は先日の300Mの後継、300Cを取り上げます。




流麗で、アメリカ車らしさの中にもどこか欧州なイメージもあった300Mにくらべて、
300Cは「わかりやすいほどのアメリカ車」の雰囲気を持っています。

欧米の車を買うからには、その地域のステレオタイプなイメージが商品に必要となる日本に限らず
(かくいう自分も、なんだかんだでイメージ派なのでステレオタイプな乗り物が好きです)、
本国アメリカでもかなりの大ヒット車となりました。



ところで、実はこの車、名前は「300C」ではなく、「300」。
どういことかというと、「300C」は「300」の一グレード名なのです。

日本では、300Cはセダンに「3.5」「5.7HEMI」「SRT8」の3種類が、
ワゴンボディとして「ツーリング」がカタログモデルとして用意されているんですが、
本国では3.5L V6OHC登載車は「ツーリンググレード」といい、
そして5.8L V8OHV「HEMI」搭載車が「300C」なのです。
つまり、「ツーリング」は、本来なら「300」の3.5L登載車になるわけですね。

ちなみに、アメ車でありならが、日本で売られる「300C」の一部と
「300Cツーリング」は、なんでもオーストリア製だそうで...欧州製アメ車なんですね(@o@;



ところでこの日本名300C、前任の300MがFFだったのに時代に逆行してFRになったのも面白いところなのですが、
それが功を奏して、マッチョアメ車の象徴ともいえる大排気量V8が搭載できるようになったこともまた、
アメ車らしさを強めることに成功しましたね。

この後輪駆動化の陰には、当時提携していたダイムラーの力も大きく、
この300Cの足回りやATなどは先々代のメルセデスE(W210)からの流用だったりします。
このころのクライスラーには結構メルセデスとの兄弟車的な車種が多いのですが
(SLKベースのクロスファイアなど)
こんなにマッチョアメリカンな300Cが
実は欧州製があったり欧州車の部品が多かったりというのも
なんだか面白いところではあります(^^



>>ちなみに気になるサイズは全長5m×幅1.9m...ってでけー(涙

>>5.7HEMIで約630万...これって安いのか、高いのか...。
でもベースともいえるEクラスがW210のときで直4のE240が600万くらいしたわけで
そう考えると安い感じはしますねー。

>>でももし買うならやっぱりV8だなあ。このご時世でOHVのV8...たまんねえ(涙
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セダン蒐集癖】Vol.195  こういう乗り方してみたい...プリマス ベルベディア(1968)

2009-09-21 | セダン蒐集癖。




クライスラーのインターミディエート、プリマス・ベルベディアです。

インターミディエートと言っても、全長5m、全幅1.9mを超えていて、
日本の基準からすれば全然中間クラスじゃない(涙


個人的にこのあたりの量販クラスがスキで、
とくにこのベルベディアみたいに、
こんなに大きいのに当時のアメ車ではふつうのファミリー・サルーン。
大げさに言えばコロナとか、スカイラインとか、そのあたりの感覚?
なのでトリムレベルが低いとすっからかんになってしまう感じとか、
もうホントにたまらないですね。


ちなみに、ベルベディアの上級版がサテライト、
ダッジ版がコロネットですね。
高性能版(プリムスGTXやロードランナー)、2ドアセダン、ステーションワゴン、
コンバーチブルが用意されるなど、バリエーションも豊富で、
クライスラーの当時の販売の中心だった車種たちです。


アメリカ映画で破壊されるパトカーっていうイメージが強くって、
そんなところも好きですねえ(^^;


このオーナーさんみたいに、ゲタっぽく乗りこなしたらかっこいいぞ。


しかしまあ、フェンスの似合う車だなあw
このフェンスは自衛隊のなんですけどもねwww

実家が米軍基地の街なので、なんだかもう、こんな風に
「その当時の普通のアメ車」で、コテコテの風景を作りだしたいかも(^^;




>>色もいい。黒ホイルにキャップなのにあえてホワイトリボンじゃないのもいいね。

>>ちなみにieは、ここまできれいに乗らないで、
1年くらい洗車しないと思います(爆
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする