ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3894、不審物相次ぐ

2018年10月27日 | Weblog

トランプ米大統領に批判的な人物や組織に対し、パイプ爆弾などの不審物が相次いで送付されています。
25日、人気俳優のロバート・デニーロさんが所有するニューヨークのレストランが入るビルで爆発物とみられる不審物が見つかり、警察が撤去しました。
その後、デラウェア州のバイデン前副大統領に宛てた不審物が、2個発見されました。
22日以降、オバマ前大統領クリントン元国務長官、民主党の有力政治家、CNNテレビなどに爆発物が送られていて、これで10個目となりました。
マンハッタンにあるクオモ・ニューヨーク州知事(民主党)の事務所にも送付されています。
富豪でリベラル派献金者のジョージ・ソロス氏のニューヨーク州にある自宅で見つかったのが始まりでした。
FBIの捜査官は「一連の装置は今のところパイプ爆弾とみられる。実行犯は同じタイプの小包を一斉に送付したとみられる。」と語っています。

不審物発見を伝えるabcニュース
これに対し、トランプ大統領はメディアが「怒り」をあおっている、との批判を展開しています。
11月6日の中間選挙まで10日余りとなりましたが、アメリカ社会の分断が深まっています。

追伸:
FBIは26日、南部フロリダ州在住の男を爆発物の所持などの容疑で逮捕したと発表しました。
封筒には差出人にフロリダ州マイアミ近郊の民主党下院議員の名前が印字されていたほか、南部フロリダの消印が残されていました。
このため、FBIがマイアミ近郊の郵便施設などの捜索を進め、容疑者の特定に繋げました。