3610、イエローキャブ苦境

ニューヨーク名物の黄色いタクシー「イエローキャブ」が苦境に立たされています。
スマートフォンのアプリで指定場所まで送迎してくれるウーバーなどの配車サービスの人気に押され、利用者が減少しています。
タクシー会社もアプリでタクシーを手配できるサービスの提供を始めましたが、客離れに歯止めがかからない状況のようです
タクシーを運転するにはニューヨーク市当局が発行するタクシー営業許可証「メダリオン」が必要です。
メダリオンは高額で購入希望者が多く、取得するのは大変です。
ウーバーの営業許可書はどうなっているのか？
市内に住む女性会社員は「以前はタクシーをよく拾ったが、今はウーバーばかりだ。数分で来てくれるし、料金も安い」と話しています。
乗る前に料金が分かり、支払いがアプリ上で済ませられるのもウーバーの強みのようです。
米メディアによると、ニューヨーク市では昨年７月、ウーバーの１日当たりの利用件数がタクシーを初めて上回りました。
市の規制でタクシーの登録台数は約1万3600台に抑えられていますが、ウーバーだけで既に6万台以上が市内を走行しています。
ウーバーは台数の規制はないのか？