ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2018、マノン・レスコー

2013年09月23日 | Weblog

昨日、東京にオペラ「マノン・レスコー」を観に行ってきました。
プッチーニのオペラとしては「ラ・ボエーム」、「トスカ」、「蝶々夫人」、「トゥーランドット』などが有名です。
「マノン・レスコー」は上演される機会も少なくあまり知られていませんが、プッチーニ35歳の時に発表された出世作と言われています。
私は初めて観ました。(その題名も知らなかった)

18世紀末のフランス。
魔性の女マノンは破滅的な生活を送り、数々の問題を起こしニューオーリンズの植民地に流刑となり、アメリカでも問題を起こし最後は荒地で息絶えます。
18世紀末と言えばアメリカが独立したころで、当時のアメリカは流刑の地でもあったんだ。
ニューオーリンズのフランス植民地、と聞いてフレンチ・クオーターを思い出しました。

来年6月公演予定で今稽古中の「仮面舞踏会」は17世紀末のイギリス植民地ボストンが舞台で、アメリカ独立の約100年前です。
ピルグリム・ファーザーズが新大陸に到着したのはその約50年前。