ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1972、誤報

2013年08月09日 | Weblog
昨日午後テレビを見ていたら突然「地震警報」が発令され、アナウンサーが「身を守ってください!」と、何度も叫んでしました。
携帯も「ブーブー」なっていました。
近畿地方を中心に東海、四国、中国、北陸、甲信、関東、伊豆諸島、九州の各地方を対象として、「震源地でマグニチュード7.8、奈良県で震度7」という緊急地震速報でした。
どんな揺れが来るかと思いながら身を守らずにいたら、全く揺れませんでした。
震源地が奈良で、遠いから揺れなかったのかと思っていたら気象庁の誤報でした。
三重県南東沖の海底地震計のノイズを地震の揺れとして取り込んで計算したため、間違った内容の緊急地震速報が出たようです。

気象庁の誤報会見

緊急地震速報の誤報は、2007年の運用開始以来33回目で、「オオカミ少年」状態です。
次に「地震警報」が発令されても「身を守る人」は少ないでしょう。
「地震警報」は1秒を争う緊急事態で、「ノイズ」を確認している時間はないと思いますが。
「地震予知」、「地震警報」の難しさを改めて感じました。
今は3.11の地震の記憶も新しく、地震に対して敏感になっていますが、震災は忘れたころにやってくるかも?