1970、ポスト紙も

昨日、「ボストン・グローブ」買収について書きましたが、アメリカで最も権威のある新聞の一つワシントン・ポスト紙（The Washington Post）も身売りです。
「ワシントン・ポストよ、お前もか！」という感じです。
買収したのはインターネット小売り最大手、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者（CEO）で、買収額は2億5000万ドル（約250億円）です。
ベゾス氏個人による買収で、アマゾンは買収には関与していません。

ワシントンポスト紙身売りのニュースが載ったワシントンポスト紙のニュースを告げるCNNニュース。

ワシントン・ポスト紙は1877年に創刊された歴史と権威ある新聞です。
70年代にはウォーターゲート事件をいち早く報じ、ニクソン大統領（当時）を辞任に追い込みました。
しかし、ネットの台頭などにより近年は業績が悪化していました。
ネットの普及で経営難に陥ったワシントン・ポストがインターネット小売り最大手アマゾンのCEOによって買収されました。
これも時代の流れか。
最近はニュースをネットで見る人が増えています。