ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1423、兄を超えたか?

2012年02月07日 | Weblog
5日(日本時間6日朝)、第46回スーパーボウルが、インディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムで行われ、NFCチャンピオンのニューヨーク・ジャイアンツがAFC王者のニューイングランド・ペイトリオッツを21対17で破り通算4度目の優勝を果たしました。
2006年の第42回と同じ因縁の対決でしたが、今回もジャイアンツの勝利でペイトリオッツのリベンジはなりませんでした。
前回の対戦時、ペイトリオッツはレギュラーシーズンを15勝1敗という圧倒的な強さで制し、ペイトリオッツ有利と言われていましたが終了間際に奇跡的なタッチダウンを決め、ジャイアンツが優勝しました。
100、NYジャイアンツ\(^o^)/」を参照

今回もペイトリオッツはレギュラーシーズンを13勝3敗の強さでした。
一方ジャイアンツは9勝6敗で、やっとプレーオフに進出しました。
第42回大会同様、今回もペイトリオッツ有利の下馬評を覆し、第4Q(クオーター)の終了間際での逆転劇でした。
優勝したジャイアンツのQB(クオーターバック)イーライ・マニングはMVPに選ばれ、4年前の第42回スーパーボウルに続く2度目の受賞です。
兄のペイトン・マニングはNFLを代表するクォーターバックで、NFL史上最高のクォーターバックの1人と言われていて、弟のイーライは常に兄と比較され頼りなさが指摘されてきました。
5日の試合でのマニングは冷静な試合運びで正確なパスを通し、司令塔として頼れる存在に成長していました。
兄のペイトンはリーグMVPを歴代最多の4回受賞受賞していますが、スーパーボウル制覇は1回でスーパーボウルMVPも1回です。(第41回)
スーパーボウル制覇2回、スーパーボウルMVP2回の弟は兄を超えたか?
総合力では兄が上か。?
今回のスーパーボウは兄が所属するインディアナポリス・コルツの本拠地ルーカス・オイル・スタジアムで行われ、因縁めいたものを感じます。
上の写真はヴィンス・ロンバルディトロフィーを抱くイーライ・マニング。

QB:クオーターバック(quarterback)はアメリカンフットボールの攻撃の中心で、ボールを投げ(パス)るだけでなく司令塔の役目があります。
野球でいえばピッチャーとキャッチャー、4番を兼ねたような存在。
運動能力、判断力、リーダーシップなど、あらゆる要素が要求される花形ポジション。

因縁と言えばペイトリオッツのベリチック監督とジャイアンツのコフリン監督は、1991年にジャイアンツがスーパーボウル(第25回)を制覇したときのコーチで元同僚同士の対決でした。
このときの監督はビル・パーセル氏で、私の中でのジャイアンツの監督と言えばビル・パーセルです。
*アメリカでは監督のことをヘッド・コーチ(head coach)と呼びます。