ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1391、8票差

2012年01月06日 | Weblog
11月の米大統領選に向けた共和党の候補者レースがスタートしました。
開幕戦の中西部アイオワ州党員集会が3日(日本時間4日)行われ、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が勝利しました。
保守派が強い中西部アイオワ州では穏健派のロムニー候補は苦戦が予想されていましたが、8票差で勝利しました。
ロムニー氏30015票(24.6%)、2位のサントラム氏30007票(24.5%)で、CNNテレビは「共和党史上最も僅差の勝利」と報じています。
僅差とはいえ勝利したことによって候補者レースを1歩リードしました。
初戦のアイオワ州の結果は今後の指名争いレースに大きな影響を与えます。
前回(2008年)共和党の大統領選候補で、オバマ大統領と戦ったマケイン氏はいち早くロムニー氏支持を表明しました。

第2戦は10日に東部ニューハンプシャー州で行われ、21日のサウスカロライナ州、31日のフロリダ州へと続きます。
ニューハンプシャー州はロムニー氏の基盤が強いので、2連勝して一気に流れを作るか注目されていますが、選挙戦は始まったばかりで今後の展開は不透明です。
本命不在の共和党ではサバイバルレースが熾烈で、6位と惨敗したバックマン候補は選挙戦から撤退しました。

民主党はオバマ大統領で決りですが景気低迷、高い失業率などで支持率が低下しているので、共和党にとっては政権奪還のチャンスです。
実業家として実績があるロムニー氏は米経済立て直しを期待されていますが、現職のオバマ大統領に勝つためにはどこまで無党派層の支持が得られるかです。

米大統領選については
1303、本命不在」などを参照