ツアー最終日。朝5時におきて日の出をツアーのみんなと見に行く。5時20分集合。今回のツアーに日の出の予定も含まれてるのだが、それにしても疲れがたまってきてるのに朝の5時だなんて眠すぎる。しかもものすごく寒いのである。外は真っ暗。朝5時30分初のシャトルバスを予約してるので、バス乗り場まで皆で歩く。とにかく寒い。みんなも雪だるまのように着込んでる人までいる。実は私はそんなに寒くないだろうと思ってたので、ダウンなど持ってきてなかったのだ。しかし添乗員のチエミさんが自分のスキーウェアと、ウィンドブレーカーを貸してくれた。これのおかげでなんとか耐えられた。スパッツにズボンにその上にフリースを足に巻きつけて更に合羽もまきつけて風を防ぐ。上着はセーターの2枚重ね着にスキーウェアで帽子にマフラー・完全装備。チエミさんのスキーウェアがなかったら、私は一帯どうなっていたのだろう?
バスは定刻通りに来て私達は目的の朝日が綺麗に見えるというホピポイントにいく。当然この時刻に私達以外に来てるお客はいない。ものすごく寒い薄暗闇のなか、じっとグランドキャニオンを眺めつつ段々明るくなりつつ夜明けを待つ。このポイントからの眺めは、なるほどチエミさんお勧めだけあって、まさにパノラマ。240度の視界にグランド・キャニオンの景色が広がる。薄暮の中でもあの裂け目だけははっきりとわかる。しかし天気はイマイチ。雲が多いのだ。段々と明るくなってきてるが雲が多いので、日が昇ってきてるのかわからない。そうしてるうちに大きなツアーバスが来て団体客がたくさん降りてきた。みんな凍えそうになりながら日の出を待つ。カナダから家族で着てる子ども達がトロントよりも寒いという。がーん、カナダより寒いのか、この寒さの中凍えそうに待ってる私達って。。。他の団体は朝日がうまく見えないとわかると見切りを付けてまたバスへ戻っていく。いいなぁ、すぐ戻れるバスがあって。足が段々と痛くなってきた。しまったスニーカーだったのだ。布地の靴は空気を通す。みんなではねたりしながら寒さをしのぐ。日の出の時刻を過ぎても空の雲は晴れない。残念。。。と別のツアーの客が雲の隙間から太陽が見えたという。そうか、もう日の出があがったのか。。。残念だったけど、明るくなっていく中でのグランドキャニオンを見ることができた。薄く霧がかかっていて、まるで中国の水墨画の風景だ。添乗員さんもこれは仙人がいてもおかしくないですねぇ、、、と見とれてた。ここは夕暮れでもすばらしい景色の場所だとお思う。体が千切れそうになりながらシャトルバスに乗り込み、ホテルのほうに戻る。と最後に添乗員さんが、グランドキャニオンの谷底に降りられる唯一のトレイルを教えてくれた。その名も「ブライトエンジェル・トレイル」谷に沿ってくねくねとひたすら崖をくだり、そこに行くトレイル。およそ8時間かかるらしい。少し私達も途中まで歩いてみたが、なるほど面白そうだ。少しづつ近づく谷底を見てると、これぞグランドキャニオンの真髄という気がしてならない。
こんな寒い日にそのトレイルを歩いていく人達もいる。すごいなぁ。。。でも私も機会と体力があればチャレンジしてみたいかもしれない。私達は今見てる2億年もの昔の地層よりも更にはるかな昔16億年、18億年前ともいわれる時代の地層が広がる谷底はどうなのだろう。
朝食はそのトレイルの前にあるブライトエンジェル・ロッジでブルーベリーパンケーキとキッシュを頂く。とーってもおいしい。11時のチェックアウトまで自由行動なので、ホテルに戻ってゆっくり休むことに。
さて、その後はグランドキャニオンとも分かれ、ひたすらラスベガスに戻ります。なんと公園を出た頃から雪が揺り始め、ラスベガスの近くまでずーと降ってました。うーん、昨日きておいてよかったかも。これは今日来てたらどうなっていたことか。バスはひたすら走る走る。途中ルート66という歴史のある有名な道のセリグマンという場所でお昼。すごくレトロな雰囲気のある田舎の町といった風情が漂うところでした。
最後にバスの中でこの5日間のツアーでスティーブがいくらの距離を走ったのか?というクイズが出ました。私ははずれましたが、正解は2215マイル(1マイル1、6km)だそうです。東京福岡間往復との距離だそうだ。おつかれさま!!
久々に戻るラスベガスの街。5日間の国立公園を巡るツアーで、おいしい空気をすって、おいしいものを食べて、綺麗な景色をたくさんみて、心をきれいに、肺をきれいに、頭をきれいにした私達に、毒の都、欲望の都、物欲の首都ラスベガスが近づく。もうお母さんなんかは今日の夜は何をする?どこに買い物にいく?などと張り切ってる。うーん、人間ってこういうものよね。自然を美しいと思っても、やはりラスベガスのようなところも十分魅力的。
夕方5時無事本日の宿アラジンホテルに到着。チエミさんともお別れ。なんだか寂しいなぁ。ツアーの人が一人ひとり泊まるホテルで降りていくたびにちょっと寂しい。
チエミさんも、ものすごくおしゃべりでパワフルな人だったけど、こんな人もJTBにいるんだって言うくらい、サービス精神旺盛な添乗員さんでした。説明がとにかく細かくて、他の添乗員のような方通りの説明ではなくて、自分の経験などたくさん色々な体験エピソードを聞かせてくれて、道中ちっとも飽きさせなかった。すばらしいガイドさんです。
今年プラネットハリウッドに生まれ変わるアラビアンナイト風のホテルだけど、内装もまぁまぁでした。なによりここストリップの中心部ってなだけで非常に動くのに便利。すぐにダウンタウンのアーケード街の有名なショーを見に行くことに。6時からのショーで、30分ほどのものでしたがたしかにすばらしかったです。もうこの時点ですっかり現代エンターテイナメントの世界にどっぷりはまった私達。父と自分の分の洋服を買う母。一度ホテルに戻り、ガイドブックに書いてあった日本人の指圧師を呼んでもらう。旅の疲れを取るのだ。そのあとは隣のホテルバリーズの日本料理屋で親子丼を頂き、そのうまさに涙が出そうなほど感動したのでした。
バスは定刻通りに来て私達は目的の朝日が綺麗に見えるというホピポイントにいく。当然この時刻に私達以外に来てるお客はいない。ものすごく寒い薄暗闇のなか、じっとグランドキャニオンを眺めつつ段々明るくなりつつ夜明けを待つ。このポイントからの眺めは、なるほどチエミさんお勧めだけあって、まさにパノラマ。240度の視界にグランド・キャニオンの景色が広がる。薄暮の中でもあの裂け目だけははっきりとわかる。しかし天気はイマイチ。雲が多いのだ。段々と明るくなってきてるが雲が多いので、日が昇ってきてるのかわからない。そうしてるうちに大きなツアーバスが来て団体客がたくさん降りてきた。みんな凍えそうになりながら日の出を待つ。カナダから家族で着てる子ども達がトロントよりも寒いという。がーん、カナダより寒いのか、この寒さの中凍えそうに待ってる私達って。。。他の団体は朝日がうまく見えないとわかると見切りを付けてまたバスへ戻っていく。いいなぁ、すぐ戻れるバスがあって。足が段々と痛くなってきた。しまったスニーカーだったのだ。布地の靴は空気を通す。みんなではねたりしながら寒さをしのぐ。日の出の時刻を過ぎても空の雲は晴れない。残念。。。と別のツアーの客が雲の隙間から太陽が見えたという。そうか、もう日の出があがったのか。。。残念だったけど、明るくなっていく中でのグランドキャニオンを見ることができた。薄く霧がかかっていて、まるで中国の水墨画の風景だ。添乗員さんもこれは仙人がいてもおかしくないですねぇ、、、と見とれてた。ここは夕暮れでもすばらしい景色の場所だとお思う。体が千切れそうになりながらシャトルバスに乗り込み、ホテルのほうに戻る。と最後に添乗員さんが、グランドキャニオンの谷底に降りられる唯一のトレイルを教えてくれた。その名も「ブライトエンジェル・トレイル」谷に沿ってくねくねとひたすら崖をくだり、そこに行くトレイル。およそ8時間かかるらしい。少し私達も途中まで歩いてみたが、なるほど面白そうだ。少しづつ近づく谷底を見てると、これぞグランドキャニオンの真髄という気がしてならない。
こんな寒い日にそのトレイルを歩いていく人達もいる。すごいなぁ。。。でも私も機会と体力があればチャレンジしてみたいかもしれない。私達は今見てる2億年もの昔の地層よりも更にはるかな昔16億年、18億年前ともいわれる時代の地層が広がる谷底はどうなのだろう。
朝食はそのトレイルの前にあるブライトエンジェル・ロッジでブルーベリーパンケーキとキッシュを頂く。とーってもおいしい。11時のチェックアウトまで自由行動なので、ホテルに戻ってゆっくり休むことに。
さて、その後はグランドキャニオンとも分かれ、ひたすらラスベガスに戻ります。なんと公園を出た頃から雪が揺り始め、ラスベガスの近くまでずーと降ってました。うーん、昨日きておいてよかったかも。これは今日来てたらどうなっていたことか。バスはひたすら走る走る。途中ルート66という歴史のある有名な道のセリグマンという場所でお昼。すごくレトロな雰囲気のある田舎の町といった風情が漂うところでした。
最後にバスの中でこの5日間のツアーでスティーブがいくらの距離を走ったのか?というクイズが出ました。私ははずれましたが、正解は2215マイル(1マイル1、6km)だそうです。東京福岡間往復との距離だそうだ。おつかれさま!!
久々に戻るラスベガスの街。5日間の国立公園を巡るツアーで、おいしい空気をすって、おいしいものを食べて、綺麗な景色をたくさんみて、心をきれいに、肺をきれいに、頭をきれいにした私達に、毒の都、欲望の都、物欲の首都ラスベガスが近づく。もうお母さんなんかは今日の夜は何をする?どこに買い物にいく?などと張り切ってる。うーん、人間ってこういうものよね。自然を美しいと思っても、やはりラスベガスのようなところも十分魅力的。
夕方5時無事本日の宿アラジンホテルに到着。チエミさんともお別れ。なんだか寂しいなぁ。ツアーの人が一人ひとり泊まるホテルで降りていくたびにちょっと寂しい。
チエミさんも、ものすごくおしゃべりでパワフルな人だったけど、こんな人もJTBにいるんだって言うくらい、サービス精神旺盛な添乗員さんでした。説明がとにかく細かくて、他の添乗員のような方通りの説明ではなくて、自分の経験などたくさん色々な体験エピソードを聞かせてくれて、道中ちっとも飽きさせなかった。すばらしいガイドさんです。
今年プラネットハリウッドに生まれ変わるアラビアンナイト風のホテルだけど、内装もまぁまぁでした。なによりここストリップの中心部ってなだけで非常に動くのに便利。すぐにダウンタウンのアーケード街の有名なショーを見に行くことに。6時からのショーで、30分ほどのものでしたがたしかにすばらしかったです。もうこの時点ですっかり現代エンターテイナメントの世界にどっぷりはまった私達。父と自分の分の洋服を買う母。一度ホテルに戻り、ガイドブックに書いてあった日本人の指圧師を呼んでもらう。旅の疲れを取るのだ。そのあとは隣のホテルバリーズの日本料理屋で親子丼を頂き、そのうまさに涙が出そうなほど感動したのでした。