BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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地球の裂け目・グランドキャニオン

2006-03-24 13:28:00 | のほほん日記
ツアー4日目です。今日もとてもいいお天気。ホテルの部屋からモニュメントバレーの朝日が見れました。とてもキレイ。朝ごはんを食べてグランドキャニオンへ向けて出発です。モニュメントバレーともここで別れでもいつかここはまた自分の車で来たいなぁと思う。
さて、行く途中ナホバの人々がはるかな昔住んでた跡地といわれる遺跡へ行きました。とても辺鄙な場所にあり、高い崖の上から向かい側の崖を見下ろすところにあるのです。切り立った崖にぽっかりと大きな穴が開いていて、そこにへばりつくように四角い家のようなものや階段が見えます。展望台にあった望遠鏡で見てみると、ほんとにちゃんとした家に見えました。窓や扉があってなんとも不思議です。そこはかつて150人ほどの人が住んでた村だったらしいです。崖の穴の奥にあるので夏は涼しく冬は暖かいとのこと。しかし、見てるうちらのそこの展望台はものすごく寒かったです。。。
次にレイクパウエル湖のダムの展望台に連れて行ってもらった。この展望台は地元人しか知らないような場所らしく、ガイドさんも知らないところにある。バスの運転手さんのスティーブのお勧めらしい。たしかに見てる観光客は全然居ないけど、すばらしい眺め!ダムの眺めももすごいが、ダムから流れるコロラド川の色の綺麗なこと!とっても深い緑色、、、ビリジアングリーンっていうのだっけ。。。?ポスターカラーにあったような、そんな色で見とれてしまう。こんなところに連れてきてくれて、ありがとうスティーブ。
その後レイクパウエル湖のそばにあるペイジという街でお昼ご飯。おいしいというサンドイッチ屋さんでハンバーガーを食べる。なるほどとってもおいしいし安いのだ。午後はそこからジープをチャーターして「アンテロープキャニオン」の観光。さて、お昼を食べてからツアーのジープの荷台に乗り込む。荷台に乗るのは、気持ちよいが車は風に吹きっさらしで非常に寒い。それに砂埃がすごいので目に砂が入らないようにつぶったりしなくてはいけなくて大変。コンタクト組みはほんとにみんな辛そうだった。
アンテロープキャニオンはここ最近見つかったばかりという新しい観光名所。ナホバの羊飼いの少女によって偶然発見された場所。だがいまやカメラマンに大人気の場所である。というのも、このアンテロープキャニオンというのは岩肌が局所的な雨による鉄砲水によって作られたという場所で、非常に珍しい形をしてる。巻貝の中にいるような不思議にうねうねした高い岩が洞窟のように続いてる場所。こんな場所があるなんて、、、すごい!
ところがその複雑な形ゆえに昼の限られた時間以外では真っ暗で全く見えないのだ。昼の12時を挟んだ数時間の間しか太陽の光が上から差し込まないので、逆にその時間の予約を取るのがものすごく難しい場所らしい。太陽の光に上から照らされた岩が赤く、ところどころオレンジに輝いてすごく綺麗だ。これを自然の鉄砲水が作り出したとは、自然の力は時としてものすごいものを作り上げるものである。所々にナホバノ人達がいてうまい写真の撮り方を教えてくれるので楽しい。
アンテロープキャニオンのあとはいよいよ最後の国立公園「グランドキャニオン」だ。ついにやってきた!
アンテロープから移動して夕刻に到着。まずはデザートビューというところでご対面!!2億6000年の昔、生まれたての恐竜が歩いていた頃の渓谷が目の前に広がる。さすが有名なだけあって、その裂け目のすごいこと。
あまりに深いためにはるか下にあるというコロラド川はもちろん見えない。ひたすら深い深い谷がうねうねと続く大地の裂け目、地球の裂け目が広がる。はるかな昔から続く地層の景色を眺めると、人がけして入り込めない雰囲気を感じる。しかし寒い、寒い。私の中のグランドキャニオンは砂漠の中にある暑いところ、、、なーんてイメージがあったのだが程遠い。渓谷を渡る風は真冬の風のごとく突き刺す針のように痛いのである。ここの展望台の近くにはウォッチタワーという先住民の遺跡を真似た塔が立っていて、その上から見ると暖かくて見やすい。
宿泊のロッジは谷から徒歩3分のサンダーバードロッジ。部屋が2階側なので眺めがよく部屋からグランドキャニオンが見えてしまう。しかし夜は真っ暗なので意味がないか。夕飯は二つとなりのエルトバ・ホテルで頂く。超高級ホテルで内装も料理もすばらしかった。

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