ウヰスキーのある風景

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変異

2010-08-15 | 雑記
去年と一昨年から感じていたことだが、体調が悪くない。暑いのにだ。

この時期を振り返るに、熱中症だろうか、ひどく吐き気を催していた。実際に吐くことは稀だったが。

きっと適切な栄養が行き届いてないのだろう、足りない分をお茶で補えないだろうか、と考えていた。

推測の域を出てはいないが、これが逆効果だった可能性がある。


コーヒーやお茶に含まれるカフェイン。目覚ましによいという苦味成分。

これが曲者だったようだ。

Wikipediaで「カフェイン中毒」の項目を調べてもらおう。話はそこでもう完結する。


最近はお茶をいれるのが億劫になっているのか、自宅で飲む量がすこし減っている。

それがいいのか去年一昨年悩まされていた吐き気がまったくない。

去年は飲みすぎかと思っていたが、酒ではなくお茶の飲みすぎだったとは。盲点だった。


陳瞬臣が昔、朝日新聞で連載していたお茶に関するコラムがあったのだが、それ曰く
「古来より、酒で滅んだ王朝はなく、茶で滅ぶことがほとんどだった」というようなことがあった。

薬が毒で毒が薬だったとは意外である。過ぎたるは及ばざるが如しとはいう。気を付けたい。では、また。