ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

今日のウヰスキー

2008-07-10 | 雑記

グレンフィディックがなくなったので、ボーナス入るまで自重しよう、そう考えていた。
だがしかし、つい買ってきてしまった。

  

ヤツの名は「グランドアーマー」。京晴(きょうばれ)という会社の銘柄である。
といっても、酒を造ってるのではなく輸入業者であるが、スコットランドの酒蔵で
買い付けたものに、「アーマー」の名を冠して販売しているようだ。
面白いことに、ちょっとした添加物を足すことによって酒税法上、ウヰスキーに
ならないらしく(無味無臭の、たしか食物繊維)、安くなるのだとか。
「本場のスコッチが半額で!」とか謳ってる昔の新聞の切り抜きも貼ってたぞ。

飲み口は、ちょうどサントリーの角瓶のようなすっきりした感じがするのだが、
その直後、独特の苦味が襲ってくる。悪く聞こえるようだが別に悪くない。
香りは少し薬くさいというのかな、熟成が8年のせいか浅いといったところか。
スモーキーフレーバーといった感じでもなかった。
喉を通った直後の鼻に突き抜ける感じは、ツンとするが心地よい。
そして何より、お値段が1300円程度。本場のスコッチを試すには実に悪くない。