昨年の11月より 金園社200題シリーズを詰ましているのも6冊目の二上詰将棋に入りました。
最初は、3手詰みとか5手詰みとかやさしいのが続くのですいすい詰みます。切れのいい問題もあるので少し紹介します。
5手詰み2題です。初級者用です。マニアは一目と思う。
短手数ながら切れがあるように思います。まあ詰将棋の名手二上さんですから。このあと長手数の詰将棋が楽しみです。
ここから 前々回のテーマのところで 三輪さんから課題をいただいたので、ここに紹介してみなさんで考えましょう。
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課題
次の図は、9手詰みですがこれを推敲してください。
(推敲:練り直しして仕上げる)
(注):推敲とは配置の改善です。
余詰消しに41馬、42龍は酷すぎます。
減らすか軽くする事です。
手順を改善出来れば尚良いですが。(by 三輪)
初級者の私から見たら、これでも結構 収束うまくいってるように思うんですが これをもっと改善せよいうことです。
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まず トップバッターは、素人の私から
平凡すぎますかね。
そのあと 風太郎さんからの回答。
こちらは、難しい。ヒントはどこかで課題に関係のある▲1五桂が入ります。
余詰消しに41馬、42龍は酷すぎます。
減らすか軽くする事です。
手順を改善出来れば尚良いですが。
課題があちこちに山積していてどれから手をつけたらいいかわかりませんがとりあえずここもとりあえず。
しかし、創作入門者にありふれた手順はあり得ないのだから、これだけ配置も手順も綺麗にまとめる事が出来るのはもう入門段階はとうに過ぎています。
2手目13玉で変同かと思ったら切っての変化処理もピタリです。
欲を言えば短手数物は作意の駒取りゼロを心掛けましょう。
これでよかったんですか。まあすなおに喜ぶことにします。
ここで1三歩を利かしてからとか 駒取りをなくしてからとか書くと課題が早速とんできそうなので、このテーマは、これ以上深く突っ込むのはストップしましょう(笑)
テーマをかえたときに
まあ全般的にわかってきたのは、三輪さんが重視するのは、途中の妙手もさることながら収束がポイントなんですよね。
攻め方 2五歩、3一飛
玉方 1四歩、2二銀、2三玉、3三金、3五歩、4二歩、4四角
持ち駒 金、金、金、銀、桂
17手詰。
歩頭の桂馬が入ればいいのですね。
金の翻弄、移動合、大駒消去が曲がりなりにも実現できたかな。
この他、その筋で7手詰を副産物的にできてしまいました。こちらは初心者向けの教材に使うこととします。
上級進級ですね。
ところで玉方4二の歩はなくてもいいような気がするんですが。
原図のまま玉が2六になるよう縦移動し、1八桂、1六玉、1五金と同一作意を成立させようとしたのですが。いきなり1八同歩成となって愕然。
さらば、1九桂を2九にして、玉方3六金形。3七金、同金、2七歩、同金、3六金、同銀、1六金の筋は玉の後ろが広すぎて追及を断念。
だが、後ろが狭ければと元の位置へ。
不詰、余詰の関門を幾つも潜り抜けて完成図に到達。
その過程で4二歩を必要としていたのです。
残骸の処分費用が予算化できずご迷惑を。
<見つけた
あっいたたた(笑)
修正しました。いかんなあ 直らない(苦笑)
よって失格とします(笑)。
短評「24金の形で15桂と打つので感触が良い。11金も妙手です。
収束流れた感もありますが飛も消えまずまずのまとまり。」
文句を言うならこれは改作でなく全くの別の作品で、難易度もあり普通に投稿しても良かったのでは?
僕は人の事は言えないですがね(笑)。