今日は、朝日アマの関西ブロックに日でした。
家から遠いので前日は、大阪の妹の家に宿泊してましたが、ジュンク堂やブックオフをはしごし 将棋とは縁遠い一日を過ごしました。
今日は、電車時間が読めなくて結構早めに会場についたのですが、時間があったので周りを散歩して戻ると抽選も最後の1枚をのこすだけで
自動的に対戦相手が決まりました。
元アマ名人の浅田拓史さん。まあ誰と当たっても胸を借りることになるのですがいろいろ勉強になりました。
その完敗の将棋を振り返ります。
▲浅田さん
△バビル3世
序盤は、予定通りの展開で1図を迎えます。
ここで先手の指し手は、▲77桂
こう跳ばれると△32金あたりを予定していたのだがいつでも▲65桂と跳ばれる手が利かしになりすぐに△32金とは上がりづらく
はたまた△52金左の持久戦の展開も考えて迷いましたが結局 いったん△64歩としてその後△32金を狙いましたが
この△64歩があとあとの禍になりました。
このあと数手進んで次図を迎えます。
実は、先手の▲24歩を誘ってるのですが15分以上の長考で、先手は、▲24歩を残念し玉形を固めます。
▲24歩の展開は、△34銀▲23角△43金▲34角成△同金▲23歩成△25桂▲24と△同金▲33銀の時に△27歩が利いて後手がやれると思います。
この後 駒組が続き △14歩と1手待ったところ、この手では、△63銀と上がって6筋を確保するところだったかもしれません
1歩手にすると△26歩▲同歩△27歩▲同飛△38角▲28飛△49角成があるので先手は動きづらいと見ていました。
これが大きな大局観の誤り。 ここで事態の重要性に気がつくべきでした。
▲65歩△同歩▲同銀とされ 先述の攻めは、▲74歩とされて結構うるさいことに気がつき とっさに打った△64歩が大落手。まだしも飛車をいじめに行くところでしたか?
▲64同銀は、△54金でいくところがないから引く一手と思ってたら▲65歩と平凡につながれる手をうっかり。銀を殺す歩がない。こういうところ時間を使わないといけないが
手拍子で指して取り返しがつかなくなった。さらに落手が続く
45歩と歩を求めていったが▲74歩と突かれてひょいと△同歩と取ってしまい。▲56歩あたりだと思いきや▲53銀成で終わってるやん
浅田さんは、残り3分までじっくり考えているのにこっちは残り25分以上もあるのに時間の使い方が勉強になりました。
6図以下 △44金▲64歩△62歩▲66角△43銀▲45歩まで先手の勝ち
内容がひどすぎましたが大局観の悪さと時間の使い方に課題を残しました。
浅田さんはこのあとも勝ち 代表に残られました。おめでとうございます。
一緒に行った もう一人の和歌山代表の楠本君(中学2年)は、中さんを相手に大接戦を演じてましたがわずかに届かず惜敗しました。
関西ブロックの壁が厚いのがようくわかりました(笑)
来週は、西日本対抗団体戦があるので、それに向けて気を取り直して頑張りたいと思います。
なお帰りの電車の中で 詰パラ本誌を持っていることに気がつき 挑戦してましたが 表紙の馬屋原さんの作品 素晴らしいですね
30分くらいかかってしまいました。拍手