バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

詰棋精通 清野静男作

2013-06-20 10:16:47 | 将棋

前回と同じくヤフオクで入手したなかに 詰棋精通という写本が入ってました。

作者の清野さんについては、結構 棋歴が長い私でも指し将棋の活躍の方は、あまり知りませんでしたが詰将棋に関しては、才能のあるかただと思ってました。

この詰棋精通は、昭和23年と書かれていましたから活躍された時期は、ずっーとずーと前なんですね。

その作品集ですが最初に懸賞詰将棋が10問並び解答はありません。(懸賞だから当然ですが)

まあ1問目ちょっと挑戦してみるかと取り組んだがなかなか詰まない。1問目なのにね。

うーん ちょっと熱くなって30分ほど考えてようやく詰みました。なかなかの作品です。全然筋が見えずに苦労しました。

13手詰のようです。そう手数も長くないのでチャレンジされてはいかがですか?

残り9問のうち ほかのブログで 3問目が紹介されていました。確かにこの作品もいい作品ですが私は、この筋はどこかで見たような気がしたので個人的には1問目の方が詰ますには苦労しました。

第3問は、次の清野さんの作品を知っていたからなんとなく早く詰みました。

上図の清野作品は、確か将棋世界の付録か何かで見た記憶がありましたがなぜか記憶に残ってました。9手詰みながら鮮やかすぎたので。

 

 

 


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6 コメント

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清野静男さんの作品 (三輪 勝昭)
2013-06-20 20:39:34
1番図
8手目変化の詰上がりは一目ですね。
よって〇〇飛も一目なんですが〇手目桂合に苦戦。
一目手順前後の二者択一だったのですが、二者択一に失敗して解くのに余分に時間がかかってしまいました。
初めから正解を読んでいたら手順前後の細かい綾に気付かなかったかも知れないので、二者択一には正解したのかも?

清野作図(2番目)はかなりの好作ですね。感心するくらいの。

清野さんの作風は実戦型から詰将棋らしいパンチのある手順が特徴的。
比較的駒数が多い傾向がありますが、清野さんの実戦型はいかにも実戦に現れそうなのが良いですよね。
実戦型作品には実戦型を装いながら、実戦に現れる分けないだろうと言う不自然形の作品が結構ありますが、清野さんはリアル実戦型と呼びたいですね。そして手順は超詰将棋的。
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RE (バビル3世)
2013-06-21 15:36:02
そうなんだ。三輪さんはさすがですね。
確かに▲3一角から入ると4手目の桂合いで詰まないですね。 これは全く考えなかったです  なるほどねえ。
やはり 私の場合初手が見えませんでした。 単に飛車を打たさないために桂馬を置いているのかと思ってまして(汗)
初手がわかったときにようやく詰み筋が見えてきて、そこからはわりとすいすいと追い込めたのですが。
2番目の図 非常にうまくできていたので不思議と記憶に残ってました。どこかを参考にするというわけでもなく。
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Unknown (EOG)
2013-06-21 20:15:36
いい本を入手しましたね。
初めの図は角打って飛車打って金打って詰みと思いましたが、しっかり間違っていました。
後の図はここでコメントしたのを思い出しました。
http://d.hatena.ne.jp/saboten716/20120213/1329143342#c
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EOGさんへ (バビル3世)
2013-06-21 21:57:06
ヤフオク最近は、落札のほうが意外とうまくいきますが出品方は、なかなか高く売れませんねえ(笑)

あとの図 昭和48年の付録ですか?
そんなに昔の作品なんですか。
どこで見たのかはっきり思い出せませんがこれは不思議と印象に残っていました。えらくスマートだなと。
やはり他のサイトの人も絶賛していますね。
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もっと古いです (佐原)
2013-06-22 16:12:45
二番目の図は昭和27年発行の「新作詰と必至」に既に収録されていますので, 今から60年以上前の作となります.
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RE 佐原さま (バビル3世)
2013-06-22 17:21:22
そうなんですか
情報ありがとうございます。
こんなシャープな詰将棋そんな昔にあったですね。
感心しました。
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