明日は、和歌山市で将棋フェスティバルという将棋大会があるので、なんとか出てみようと思います。仕事が詰まっていて無理かなと思ったのですが、なんとかやりくり出来そうになったので。
最近 詰将棋ばかりやってるので、指し将棋のほうは、あまり結果が伴わないでしょうけど。
現在取り組んでいる五十嵐詰将棋200題 169問まで詰めましたが170問で、苦戦。
考えられる筋をあらゆる読んだが詰まない。
そこでしかたなく解答を見てみると えっそれは引かれて詰まないでしょうと思い。ソフトを引っ張ってきて挑戦したが詰まない。やはり不詰のようだ。無駄に30分くらい費やした。
その作品がこれ
本に載っている解答を書きます。
どこが間違っているかお考え下さい。
▲2二飛成△同王▲3四桂△1二王▲1三香△同王▲2四金△同歩▲3一角成△2三王▲2二馬・・・11手詰
この作品 構想そのものを修正は、難しかったのでちょっとだけ手を加えて自作を創りました,
詰将棋というより詰む将棋かもしれません。手筋らしい手が1手だけしかない冴えないものですが、まあ実戦的な手順なので実戦のつもりで詰ましてみてください。17手と手数だけ、長い作品です。
追加: この五十嵐不詰作の改作は、難しいと思われましたが 三輪さんから改作図 および 作意改作図をいただきました。
まず五十嵐作の改作図 11手詰
そして作意を生かした改作図(五十嵐編) こちらは13手詰
私の作に関しても 収束部分をスマートに改作していただきました。19手詰め
▲2二銀△1二王▲2一銀不成△同王▲1三桂△1一王▲4一飛成△1二王▲2四桂・・・・・・以下19手詰め
その後 さわやか風太郎さんからコメントをいただきまして ちょっと悩みましたが その解答にはならないかもしれませんが(風太郎さんのいう局面図はひらめきませんでした)
それでも私も今になって 五十嵐不詰作 風太郎さんのコメントでちょっとひらめきまして、改作しました。(その後 EOGさんのコメントで風太郎さんの言ってる意味がわかりました)
▲1二金から入って 11手詰。 5三馬にしたのは、3一に飛び込むとき不成と成の非限定を避けたものです。
さらにさわやか風太郎さんからのコメントの意味がイマイチわかりませんでしたが三輪さんの助言で5手目の変化だということが
わかりましたので、きっと風太郎さんは、桂馬を1枚 1一に加えると別の詰筋で13手詰になるということなのだと思いました。
その図がこれです。私の自作に玉方 1一に桂馬を加えてだけです。
▲2二銀△1二王▲2一銀不成△同王▲1三桂△3一王▲1二飛成△4一王▲3一角成△同王▲2一桂成△4一王▲5三桂・・・まで13手詰め
どうでしょうか?
持駒 金桂香
玉方 11香、13玉、14歩、15銀、21桂、23歩、26龍
詰方 31龍、35桂、42馬以上11手詰。
24金が紐付きでは意味がない気がします。
それにはアレンジが必要。
持駒 金桂香
玉方 11香、13玉、14銀、15馬、23歩、35飛、37と
詰方 33歩、42飛、43銀、46銀、53馬、55桂以上13手詰。
かなり無理造りの気がしますが、12玉の不詰筋を消すのは無理が生じますね。
玉方 13玉、14角、16歩、21桂、23歩、41桂、43歩、51銀、54飛
詰方 42飛、45金、53角以上19手詰。
バビル3世さんは収束さえ工夫出来ればかなり、作家のセンス十分です。
手数は2手短くなるが、敢えて入れなければならないという一手でもなさそうに思える。
53角も馬にすれば43歩は省けますね。
まだ工夫が出来そうな気もします。
収束部分は、やはりもうちょっと訓練しないとなかなかうまくいきません。
まあ 頑張ってみます。ありがとうございました。
さすが詰キストの人達は、こんな言葉ですぐにわかっちゃううんですね。
初手に12金捨てが入るのですね。これが一番スマートな修正図と言えるでしょう。
さっとそれに気付くのは詰将棋作家のセンス十分です。
いよいよ収束のまとめ方だけですね。
ぜひこちらを本筋に。
改作図ができたあとも EOGさんにいわれるまで意味がわからなかったくらいですから