我が町(といっても人口1万5千人あまりの小さな町だが)の図書館には、詰将棋の本が2冊だけ置いています。1冊は、谷川浩司さんの月下推敲とこの中原さんの本。
中原さんは、詰将棋とはあまりピンとこないが解いてみるとなかなか面白い。
実は、この詰将棋の本 借りるのが3回目 たぶんほかに借りる人は、あまりいないと思うが連続して借りないで間隔をおくようにしている。
5手~9手詰み200題 と11手~15手が10題。ただしこの前の森さんの詰将棋のようにはすいすいは詰まない。そんなわけでたくさん借りているわけでもありますが。
その中で形がよくてすぐ詰みそうだったがなかなかてこずった作品をひとつご紹介。11手詰みです。なかなか気持ちよく詰みます。
ちょっと実戦形でもあり意欲をそそりますがなかなかやっかい(まあ私だけかもしれませんが)
挑戦してみてください。30分くらいかかりました。
今日 amazonから門倉さんの角交換四間飛車の本が届いたが、ネット上では、入門編だとかココセの手を居飛車にささせているとかいろいろ話題になっているので、まあじっくりどこが甘いのか考えてみようかと思っています。
良い問題ですね。
基本的には易しい部類に入りますが、紛れが細かく沢山ある。直ぐには詰まない。
序4手はこんなところですが、とりあえず22金~13角を読んでみる。
足りないから次に33角を読む。3分ほど考えてダメだなと結論を出し作意順に入る。
そこからは詰将棋みたいな綺麗な順で詰みます。
詰将棋だから当たり前か?
だけど詰将棋みたいな綺麗な順(手筋)なら、詰キストは2~3秒で分かります。
ところがこの作品は2~3分掛かってしまいました。
細かい紛れと変化が効いている。
解くのに5分ちょっとも掛かってしまいました。
この作品は紛れは多いものの簡明に切れています。
変化も豊富にありますが複雑ではありません。
解いていて楽しい思考を味わえる本当に良い問題です。
詰将棋の方はやはりすごい!
確かに最後までピタッと着地が決まるような感じを私も受けました。
まあ普通はない初手▲3二馬から読みましたから回り道をしていることは確かだったんですが。。。