
前にヤフオクでまとめ買いした中に 北村八段著の厳選百図というのがありました。
攻め100%といわれた北村八段の詰将棋集というのはどんなものか覗いてみると この詰将棋集は、7手詰みや9手詰み中心の初中級用といった詰将棋集です。最長でも17手詰みでした。
比較的駒数を少なくして 解く意欲を出させるそんな作品集です。
その解後感のいい作品を1題紹介します。この作品集の一番最後の問題です。一番最後が一番難しいとかいうのではなく気に入った作品なのでしょう。手数も7手なので挑戦してみてください。
前に紹介した 津村常吉さんの残り火と同じような感じのできになっています。
---追加 将棋連盟発行の初級詰将棋教室もいいよとコメントいただきました。
私は、持っていませんが入手した際紹介したいと思います。
ご紹介していただいたその本からの問題を1つ掲載させていただきます。
どこかで 41の金を王手でとってしまいたい衝動にかられますが 毒まんじゅうです。
1手詰や3手詰の本は沢山出版されていますが、詰将棋の奥深さをわかりやすく解説した本も必要ですよね。
私は、北村さんの将棋の棋風とかある程度 知ってましたが詰将棋に関しては、あまり知りませんでした。
昔から塚田、二上、内藤 この3人が有名すぎたせいかもしれません。
北村さんもB級1組に17年在籍しましたがA級に届かなかったのが残念なんでしょうね。
捨て駒、捨て駒ときて最後に金で仕留める。
模範的な詰将棋ですね。
参考までに一題
玉方:1一桂、2一玉、4一金、3二歩、4三歩、
5三竜
攻方:4二歩、1三金、2、四桂
持駒:飛桂
本人も、気に入ってる作品の一つのようです。
よさそうな本ですね。